ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書)杉本 裕明,服部 美佐子幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
本としてはちょっとまとまりがないっていうか、読みづらい構成です。週刊誌の連載みたいに全国各地のゴミ分別の実態を紹介しながら、かつ、ひたすら批判している印象の本で、結局どうしたらいいかが明確に伝わってこないように感じました。
私も仕事の関係で産業廃棄物などの最終処理場を見させてもらったことがありますが、確かに「なんでも細かく分別すりゃいいってもんじゃない」ことは現場の方も言っておられましたし、特に「容器包装プラスチック」の回収は、結局それをさらに処分場で手作業で仕分けざるを得なくてたいへんな労力とお金がかかっているそうです。
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