木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

transNonFiction‐臨場する不在‐

2006年02月13日 22時02分24秒 | Weblog
横浜みなとみらいのバンカートスタジオで多摩美のサウンド&メディア芸術研究室が「トランス・ノンフィクション展」やってます。どれもなかなか面白い作品ばかり、皆さん是非足をお運びください。
詳しい内容はホームページをご覧ください。
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黄砂?

2006年02月12日 23時58分12秒 | Weblog
今日はスンゴイ風でしたが私の地元では砂嵐状態で信号も見えないほどでした。(東板橋交差点にて赤信号…だと思う、で停車したとき撮影)

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「人と違った生き方」それが「ろう」-清水千広さん講演

2006年02月12日 02時27分06秒 | Weblog
「人と違った生き方」それが「ろう」、清水さん(聴者)の講演はこんな言葉でまとめられました。いい講演でした。

イギリスに留学し、デフ・スタディーズを学んできた彼女ですが、その本質は「ろうとして生きるポジティブさを学んできた」「ろうを誇りとして生きることを学んできた。」のだそうです。とってもキュートで素敵な女性でしたが、おっしゃる内容はむしろ「静かな情熱を心に秘めた勉強家」という印象でした。

ポール・スコットさんの『ファイブ・センス』という手話詩を紹介してくれました。”これが僕なんだよ”といってスコットさんが右手で指さしたのは、小指と薬指をくっつけたまま広げた左の手のひら。それは5感(触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚)を表す5本の指のうち「視覚と聴覚が一体化」していることを表しているのだそうです。

つまりろうであるスコットさんにとっては、視覚のみならず聴覚も一体的に受け止めている、それが「ろう」なのだと言うのです。

ろうとは「何が欠けているか」ではなく、「何が存在しているか」が大切なことなのだと、スコットさんは訴えかけていたのです。そしてその「何か」が「手話とろうコミュニティー」なんだと…。

このお話しは彼女の卒論のテーマにもつながるものだそうで、英語で書かれた彼女の卒論も読んでみたくなってしまいました。(つづく)
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トリノオリンピック開会式(その2)

2006年02月11日 23時25分44秒 | Weblog
再放送でようやくピーター・ゲイブリエルの映像をゲット。かなり嬉しいかも…。(^O^)/

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トリノオリンピック開会式

2006年02月11日 09時50分35秒 | Weblog
なんと、オノ・ヨーコのメッセージにピーター・ゲイブリエルの歌「イマジン」、思いのほか感激しました!そして最後はパバロッティ。

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books54「日本語-手話同時通訳の評価に関する研究」(白澤麻弓著)風間書房

2006年02月10日 01時48分58秒 | books
でました!白澤さんの本。
まだ70ページちょっとしか読んでないので詳細は後日紹介します。
とりあえず目次を紹介しておきます。

目 次

■第1部 序 論

第1章 研究の背景
 第1節 手話通訳に関わる社会的背景
 第2節 手話および手話通訳に関する基本的問題

第2章 本研究の前提となる先行研究
 第1節 手話言語に関する研究の概観
 第2節 音声同時通訳に関する研究
 第3節 手話通訳に関する研究
 第4節 手話通訳の評価に関する研究

第3章 研究の目的と論文の構成
 第1節 本研究の目的
 第2節 本論文の構成
 第3節 用語の定義

■第2部 本 論

第4章 手話通訳の記述分析と客観的指標の抽出
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 訳出の量的側面
 第4節 訳出の時間的側面
 第5節 日本語から手話への変換
 第6節 訳出された手話表現
 第7節 音声同時通訳に比較した手話通訳の特徴
 第8節 通訳事例ごとの手話通訳作業の特徴
 第9節 手話通訳作業の客観的評価指標の抽出

第5章 聴覚障害者の手話通訳に対する期待
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 手話通訳の期待に関するインタビュー調査
 第4節 手話通訳の期待に関する質問紙調査
 第5節 手話通訳に対する期待の内容

第6章 期待充足度尺度による手話通訳評価と客観的指標の関係
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 手話通訳に対する期待充足度尺度の構成
 第4節 手話通訳に対する期待充足度の測定
 第5節 期待充足度と通訳作業の客観的評価の関係

■第3部  結 論

 第1節 客観的指標による手話通訳作業の記述と評価
 第2節 聴覚障害者の手話通訳への期待
 第3節 聴覚障害者の期待の客観的指標による表現
 第4節 手話通訳の養成に対する示唆
 第5節 今後の課題

引用文献
参考文献
資料1:手話通訳の期待に関する質問紙調査質問紙
資料2:手話通訳に対する期待充足度の測定質問紙
謝辞

日本語-手話同時通訳の評価に関する研究

風間書房

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books53「日本の手話いろいろ1」全通研編(文理閣)

2006年02月09日 00時17分11秒 | books
「てんとう虫」の手話表現が分からなくて、あちこち聞きまくって、調べまくったのですが、どうしても分からなくて池袋のジュンク堂まで出掛けていって、やっとこの本に掲載されているのを発見しました。

この本は、全国手話通訳問題研究会(全通研)が「全国各地に今なお生き続ける手話を研究・保存するという立場から、各地に残る手話を、研究誌『手話通訳問題研究』に「日本の手話いろいろ」という題名で連載し、収集・保存してきた」ものを一冊の本としてまとめたものです。

全通研の長年の研究の積み重ねがこうした大勢の方に読んでもらえる単行本の形で発行されたことはとても素晴らしいことだと思います。
また、地域で手話を学ぶ私たちにとっても「地元の聞こえない方の手話」を積極的に保存していこうという気運を盛り上げてくれるものだと思います。

単語は、7分野に分かれて整理されています。私も「そういえば研究誌で地方の手話を連載していたの、確か昆虫の名前なんかが載ってたんじゃなかったかなぁ~」という感じでこの本に行き当たったので、「分野別」というのは使い勝手が良いのではないでしょうか。

<収録されている言葉>
1.野菜 
 【根菜】     9単語
 【実のなる野菜】 4単語
 【豆類】     4単語
 【葉野菜】    3単語
 【キノコ】    2単語
 【山菜】     4単語
2.魚貝
 【魚類】    12単語
 【貝類】     6単語
3.植物
 【樹木】    15単語
 【草花】     9単語
4.生き物
 【昆虫】    13単語
 【干支】    12単語
 【その他の生き物】6単語 
5.乗り物
6.教育や文化
7.時や季節

2005年9月9日発行
1600円(税込み)

日本の手話いろいろ〈1〉イラストで見る全国各地の手話

文理閣

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受験生のための飲み物「ダルマサイダー」

2006年02月07日 20時44分10秒 | Weblog
これぞ究極の合格祈願グッズ「ダルマサイダー」。
側面には「まずは、こちらに願掛けをして片目を入れてください。」との指示。願掛け記入欄に目指す学校名などを書き込めるようになっております。
また、「祈願映像配信中」とのことですので、こちらも必ずチェケラッ!

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books52「医療現場で働く聞こえない人々」(現代書館)

2006年02月06日 21時05分22秒 | books
医療現場で働く聞こえない人々―社会参加を阻む欠格条項

現代書館

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友人の薬剤師・真島昭彦さんから「共著だけど本を出しました」とのFAXをいただいた。本人に注文すると振込手数料&送料がかかるのでアマゾンで早速注文。
【内容】
 第一部 体験談
 第二部 聴覚障害をもつ医療従事者の実態調査結果
 第三部 パネルディスカッション
 資料編 「主な法律の『欠格条項設置』と新旧条文
      国会付帯決議
      聴覚障害をもつ医療従事者の会 概要
 となっています。

【感想】
三つのことを感じました。

一つ目は、第一部の体験談におけるそれぞれの執筆者の大変厳しい教育環境や労働環境についてです。昔「音から隔てられて」という聴覚障害をもった方の手記集が岩波新書から出ていましたが、その時に感じた「こんなに大変なんだなぁ」という重さと同じようなシンドさを感じました。是非多くの方に知っていただきたい事実だと思います。

二つ目は、医療場面での手話通訳を考える上でもいろいろな示唆を受けることができる本だということです。この本で体験談を書かれているのは医療を提供する側の聴覚障害者ですが、そこには医療現場でのコミュニケーションの難しさを痛感する状況がいくつも書かれていました。医療スタッフの一人としてその場の専門的な情報に長けている聴覚障害者でさえ、このようなコミュニケーション上の困難さを感じるわけですから、医療を受ける側の聞こえない方への情報の届き方はそれ以上に困難なものであることが容易に想像されます。そうした意味で手話通訳者にとっても必読の書と言えるのではないでしょうか。

三つ目に感じたことは、この本の趣旨とはそれるのですが、書かれている体験談の多くが友人の真島さんととてもよく似た文体というか、極めて淡々とした文章で書かれているということです。これは私の穿った見方なのかもしれませんが、逆にその淡々とした語り口の背景には、自分の感情を押さえることが当たり前になってしまっている聴覚障害者の苦悩みたいなものがあるのではないでしょうか。
真島さんはとても紳士的な方で、いつも冷静沈着、会議の司会をお願いすればきっちり時間通り進行をこなしてくださる方です。また、列車を使った旅がお好きでサークルの機関誌にいつも楽しい旅行記を書いてくださっていた方なんですが、そんな真島さんのいつも通りの文章を読んで、「ここまで来るにはいろいろあったんだなぁ~」などと今さらながらにそんな感想を思ってしまいました。

手話を学ぶ方々、手話通訳を目指す方々にも広くお読みいただきたい本です。
(1600円+税、アマゾンなら1500円以上なんで送料無料。)
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サッカーベストシーン1「ロベルト・バッジョ」(コスミックムック)

2006年02月06日 00時23分37秒 | Weblog
今朝、隣町のろう協ボウリング交流会に参加して時間調整で入ったコンビニで発見。
あのロベルト・バッジョのゴールシーン満載のDVD付き雑誌がなんと980円。
かなり細切れな映像ではありますが、デビューからブレシア移籍までの125のゴールシーンが収録されています。
本体は30ページの写真入り解説雑誌になっていて、風間八宏さんやジローラモさんなんかも記事を書いています。そのうえ読者プレゼントもあってなかなかのお買い得感です。
ちなみに次号は4月5日発売予定で「ジネディーヌ・ジダン」です。こっちも必読ですね。

<詳細情報>
書籍名;サッカーベストシーン1 ロベルト・バッジョ(COSMIC MOOK 81)
出版社;コスミック出版
発行年月;2006年2月
ISBNコード;4-7747-0981-6
価格(税込);980円

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