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木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

books35「政見放送における手話通訳~聴覚障害者の参政権」山田京子(日本手話通訳士協会)

2005年08月15日 23時00分52秒 | books
総選挙を前に手話通訳者必読の書。日本手話通訳士協会2004年度研修会における山田京子理事の講座記録です。理論編、実践技術編に分かれており、レジュメや関係資料もきっちり収録されています。
手話通訳を担当する方は必携ですね。

■政見放送手話通訳実践技術
 1.実技練習
  ◆速さについていく修正技術(タイムラグ、リアルタイムキープ)
  ◆フレームに収まる手話表現
  ◆単独、複数、対談の形式の違いによる表現のポイント
  ◆新しい手話表現(時事単語の統一など)
 2.ケーススタディ(手話通訳環境の整備など)
  ◆収録関係者との交渉
 3.政見放送手話通訳のシステム(依頼から収録までの流れ)

■収録されている主な資料
・世界人権宣言第1条、第21条
・国際人権B規約「市民的及び政治的権利に関する国際規約」第25条、第26条
・日本国憲法第1条、第14条、第15条
・公職選挙法第150条
・政見放送収録状況★
・3分間の通訳種類別手話単語数★
・政党名の手話表現★

■巻末資料
1.参政権保障運動の歴史(1967年~2004年)
2.朝日新聞投稿記事「立会演説会の全廃は困る」(森本行雄氏)1983.10.30
3.政見放送研究会報告 平成6年6月20日
 (参考)政見放送に手話通訳等を導入するにあたっての問題点とそれへの対応
 ・政見放送研究会の報告に対する大臣コメント
 ・参議院比例代表選出議員選挙における政見放送への手話通訳の導入について【制度の概要】
 ・「政見放送研究会の報告」についての要望(全日本ろうあ連盟)H6.6.23
 ・政見放送研究会中間報告 1962.2月
4.手話通訳士倫理綱領 1997.5.4
 ・政見放送にかかる手話通訳士の倫理綱領 1995.5.5
 ・政見放送の手話通訳にかかる日本手話通訳士協会の基本的立場 1995.5.5
 ・政見放送の手話通訳に関する細則 1995.5.5
5.実技演習レジュメ(過去2回(1995.1998)の成果と今回の課題から)2001.7
6.政見放送時事単語(日本聴力障害新聞2001.7月号)
 ・IT、構造改革、非拘束名簿式比例代表制、漏洩、機密、聖域、虐待、規制緩和、更迭、無党派、、光ファイバー、NPO、不良債権、性同一性障害、過半数、伏魔殿、既得権
7.政見放送時事単語(日本聴力障害新聞2004.7月号)
 ・三位一体、緊縮財政、年金未納、未加入、年金一元化、就任、留任、公的資金、貸し渋り、貸しはがし、多重債務、住基ネット、政権B、マニュフェスト、拷問
8.参議院選挙区・衆議院小選挙区 都道府県別収録数(2001年山田京子)
9.総務省自治行政局選挙部管理課長への要望書 H16.3.15
 ・総務大臣への要望書 H14.8.28
 ・民主党への要望書  H13.9.20
 ・各党首への要望書  H13.9.20
10.三団体政見放送検討委員会
11.三団体共同アピール 2000.5.22
12.第20回参議院比例代表選挙 政見放送手話通訳ご報告(山田京子)
13.2004年参議院比例代表選挙 士協会の取り組み
14.2004年依頼から収録までの流れ
15.収録状況
16.担当した通訳士へのアンケート
17.政見放送手話通訳 専門研修カリキュラム(日本手話通訳士協会)
18.政見放送の仕組み(自治省選挙部管理課 1999年)
 ・公営による選挙運動
 ・衆議院議員選挙の政見放送について
 ・参議院議員選挙の政見放送について
 ・実費弁償及び報酬の額
19.第20回参議院比例代表選挙 政見放送のご案内(NHK配付資料)
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