木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

会話翻訳をメガネ型装置に表示できるならメガネ型字幕も可能だね

2009年10月26日 23時20分12秒 | Weblog
10月24日(土)の読売新聞夕刊に「会話翻訳 視界に表示」というタイトルの記事が掲載された。相手が話す内容を外国語に翻訳して、メガネ型ディスプレイに表示してくれるというNECの機器紹介の記事だ。
翻訳ができるなら翻訳する前の英語なり日本語をそのメガネ型ディスプレイに表示するなんてわけないんじゃないだろうか。ぜひ、聴覚障害学生のためのメガネ型字幕システムもついでに製品化していただきたいところだ。
授業を見ながらメガネの端っこで先生の話す内容の字幕を見られるなんてドラえもんの世界だ!

会話翻訳、"メガネ"の視界に表示…NEC

 NECは、相手が話す外国語を翻訳し、視界の隅に文字で映し出すメガネ型ディスプレー装置を開発した。通訳を介さずに、相手の顔を見ながら自国語で自然な会話が可能になる。翻訳の精度が高まれば、国際会議や外国企業との商談など、様々な分野での活用が期待できそうだ。

メガネ型装置を開発

 装置は、眼鏡に取り付けられたマイクと投射機、利用者の腰などにも取り付けることができる小型コンピューターで構成される。
 装置を付けた2人がそれぞれの自国語でしゃべると、自国語と相手国語の表現の両方が文字で表示される仕組みだ。

 表示法は、光を目の網膜に直接当てて画像を映す方式を世界で初めて採用した。表示された文字情報に目の焦点を合わせる必要がなく、長時間使っても目が疲れにくいという。視界の端に文字が見えるので、相手の表情を見ながら会話ができるという。

 NECは2010年中に、このシステムを製品化する計画だ。ただ、翻訳の精度など改良の余地もあるため、当初は翻訳機としてではなく、工場や店舗の従業員向けディスプレーとして販売する方向だ。
 作業手順や図面を表示することで手を休めてマニュアルを見る手間が省け、作業効率の向上とミス防止などの効果が期待できるという。

 将来的には、カーナビゲーションシステムやゲーム用にも応用できる。眼鏡に小型カメラを取り付け、視界に入った自動車のナンバープレートを識別し、盗難車かどうか判断するといった使い方も可能になるという。

 11月5日に東京・有楽町で開くNECの展示会で発表する。
(2009年10月24日 読売新聞)
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books150「ゴミ分別の異常な世界」杉本裕明・服部美佐子(幻冬舎新書)

2009年10月25日 01時37分38秒 | books
ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書)
杉本 裕明,服部 美佐子
幻冬舎

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本としてはちょっとまとまりがないっていうか、読みづらい構成です。週刊誌の連載みたいに全国各地のゴミ分別の実態を紹介しながら、かつ、ひたすら批判している印象の本で、結局どうしたらいいかが明確に伝わってこないように感じました。
私も仕事の関係で産業廃棄物などの最終処理場を見させてもらったことがありますが、確かに「なんでも細かく分別すりゃいいってもんじゃない」ことは現場の方も言っておられましたし、特に「容器包装プラスチック」の回収は、結局それをさらに処分場で手作業で仕分けざるを得なくてたいへんな労力とお金がかかっているそうです。
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books149「日本語とはどういう言語か」三浦つとむ(講談社学術文庫)

2009年10月25日 01時25分43秒 | books
日本語はどういう言語か (講談社学術文庫 43)
三浦 つとむ
講談社

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たまたま立ち寄った古本屋さんで買って読み始めたのですが、これがなかなか面白いのです。僕が買ったのは昭和51年の初版本なんで何か古くさい論理なのかなぁ~と思っていたら「平成8年以降自然言語処理の分野で認められるようになっている」とウィキに書いてありました。
 「彼は言語を絵画や彫刻などと同じ表現の一種であると規定した上で、「対象-認識-表現」という言語表現の客観的生成過程が、その結果である言語形式に関係として保存されたものが内容であるとした。」なんだそうで、これだけじゃ何がなにやらさっぱりわからないけど、僕は手話のロールシフトを考えるのにこの本はとても参考になるんじゃないかと感じました。
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books148「傷つきやすくなった世界で」石田衣良(日経プレミアシリーズ・新書)

2009年10月25日 00時28分35秒 | books
傷つきやすくなった世界で (日経プレミアシリーズ 2)
石田 衣良
日本経済新聞出版社

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去年の7月にR25の「自分に貼られたシールに負けるな」という石田衣良さんの文章を紹介したのですが、それが一冊の本になったものです。
素敵な文章ばかりです。
「『迷う』力の素晴らしさ」27頁・・・ちかごろはネットで検索すれば瞬時に何でも簡単に「答え」を手に入れることができるけれど・・・
・・・けれども便利さを得れば、同時に必ず失うものがある。ぼくは雑誌の取材を受けるたびに、不思議に思うことがある。
 求められるのはいつも、無駄のない正解ばかりなのだ。どんな本を読んだらいいですか。どんな音楽がおすすめですか。あげくの果てには、失敗しない恋愛をするには、どこに気をつければいいでしょうか。どうしてそこまで、ほんのわずかな寄り道を恐れるのだろうか。生きることは○×をつければすむ問題でも、損得だけでもないはずなのに。
 きっと今は誰も失敗したくない時代なのだろう。正しいこたえを一秒でも早く得たくて必死なのである。だけど、みんな、決して損しない、間違いもしない人生なんて、つまらなくて貧しいじゃないか。

 僕も近頃、そろそろ40代ともお別れだから「これからどんなことしようかな」「50代はどんなこと起きるんだろうか」とぼんやり考えることが多かったけど、まだまだ丸くなっちゃいけないなぁ~とちょっとだけ吹っ切れた気がします。
 私はこんな時、ミスチルの「終わりなき旅」の歌詞を思い浮かべて自分を励ましたりします。
 「生きる為のレシピなんてない ないさ
  息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ」ってフレーズがとっても好きです。

 労働組合の書記長をやってたころ、落ち込むと
「閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
 きっときっとって 君を動かしてる
 いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう」ってこの歌を思い出して自分を励ましてました。

 40代がもうすぐ終わるなんて考えずにとにかく目の前の現実を突っ走っていかなきゃね。

「終わりなき旅」
・・・難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
そっとそっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ

時代は混乱し続け その代償を探す
人はつじつまを合わす様に 型にはまってく
誰の真似もすんな 君は君でいい
生きる為のレシピなんてない ないさ

息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ
ただ未来へと夢を乗せて

閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっときっとって 君を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して

胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
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アオキ秋葉原店開店!

2009年10月24日 00時35分14秒 | Weblog
昨日はWindows7発売日で行列だったのですが今日の行列は、なんとアオキ秋葉原店開店セール。ネクタイどれでも一本525円、四本買ったって2100円だったぜ!
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books147「異文化をこえる英語」鳥飼玖美子著(丸善ライブラリー)

2009年10月20日 23時25分12秒 | books
異文化をこえる英語―日本人はなぜ話せないか (丸善ライブラリー)
鳥飼 玖美子
丸善

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昨日まで読売新聞の「時代の証言者」シリーズを書かれていた鳥飼玖美子さんの11年前の著書です。久しぶりに読み直して改めていい本だなと感じました。とってもお薦めです。
もくじ
1章 日本人であるがゆえの壁
2章 心理的な壁
3章 文化の壁
4章 社会の壁
5章 異文化コミュニケーションという壁
6章 英語好きの英語下手
7章 英語を話すためのストラテジー
8章 読むことは、すべての出発点
9章 暗記は有効か?
10章 リスニング攻略法
11章 発音は大事か?
12章 情報過多時代の英語学習法
13章 何のために英語を学ぶのか


手話を学ぶ私にとっても参考になるお話がいっぱい詰まっています。
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読売新聞10月13日(火)夕刊記事より「医療通訳」普及進まず

2009年10月13日 23時31分37秒 | sign language
10月13日(火)の読売新聞夕刊に医療通訳の現状についての記事が載りました。手話通訳者の組織もこうした組織と有機的なつながりが持てるといいですよね。

「医療通訳」普及進まず
民間団体の育成頼み

 日本語が不自由な外国人が医療機関で受診する際に、医師との意思疎通を助けるのが医療通訳だ。日本で暮らす外国人の増加とともにニーズも高まっているが、なかなか普及が進まない。(飯田祐子、写真も)

■ポルトガル語を通訳
 「何か、ほかに気になることはありますか?」。愛知県西尾市の診療所「山田産婦人科」を、子宮がん検診のために訪れたブラジル人女性に、日本人の医師が語りかけた。「いま34歳で、出産経験がありません。来年、出産したいと考えているのですが、何か検査を受けておいた方がいいですか?」という質問に、「今のところは、特に検査などは必要ありませんよ」と答えると、女性はほっとした表情でうなずいた。
 日本語、ポルトガル語の会話を取り持っていたのは、医療通訳の鈴木マーガレッチ若子さん(47)。ブラジル育ちの日系3世で、日本語とポルトガル語、スペイン語を使いこなす。
 同市周辺には、日系ブラジル人を中心に、自動車部品などの製造業で働く若い外国人が数多く住んでいる。鈴木さんが同診療所で最初の医療通訳として働き始めた16年前は、外国人の出産は年に数人だった。医療通訳の存在が知られるようになると、他県からも訪れるようになり、昨年は150人ほどの外国人が出産。現在は、4人の医療通訳が、英語、ベトナム語にも対応している。
 先月末、長男を出産したブラジル出身のハラ・セレステ・カオルさん(27)は、「初めての出産で分からないことばかりだったが、鈴木さんが分娩(ぶんべん)にも付き添い、『赤ちゃんの頭が見えてきたから、あと少し』などとポルトガル語で状況を説明してくれたので、パニックに陥らずに済んだ」と話す。

■理解と支援が課題
 「言葉の壁」は、誤診や医療事故にもつながりかねず、通訳によって診療がスムーズになれば、医師の負担も軽減される。日本で暮らす外国人は220万人を超え(2008年末現在)、医療通訳の必要性は増す一方だ。
 医療通訳を求める声に応じ、NPO法人「多言語社会リソースかながわ」(横浜市)は、神奈川県などと協力し、10言語の医療通訳を医療機関に派遣している。京都市などでも、自治体と民間団体による派遣事業が行われているほか、病院が職員やボランティアとして採用するケースもあるが、まだ少数派だ。
 公的な資格制度はなく、人材育成には、民間団体などが独自に取り組んでいる。鈴木さんは、「専門用語や医療倫理、各国の文化など、幅広い知識が必要だが、研さんは、ほとんど自主努力に任されている。患者から金銭面の相談を受けるなど、対処に困ることが起きても、周囲の理解が乏しく、一人で悩んでしまう人も少なくない」と、支援の必要性を訴える。
 今年2月には、医療関係者や民間団体のメンバーらが、初の全国組織となる「医療通訳士協議会」を設立した。会長の中村安秀・大阪大教授(国際保健学)は、「医療通訳は高い専門性を求められ、人命にかかわる責任を負う。その役割をボランティアのみで担うのは難しい。報酬と身分を保障し、プロフェッショナルを育成する必要がある」と話している。

◇NPO法人「AMDA国際医療情報センター」(センター東京(電)03・5285・8088、センター関西(電)06・4395・0555)では、電話による医療通訳を7言語(関西は4言語)で実施しているほか、外国語が通じる医療機関の紹介も行っている。

◇NPO法人「多言語社会リソースかながわ」((電)045・314・3368)http://mickanagawa.web.fc2.com/

◇医療通訳士協議会 http://jami.hus.osaka-u.ac.jp/

(2009年10月13日 読売新聞)
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映画「ゆずり葉」メイキング写真展10月14日から(新宿コニカミノルタ)

2009年10月13日 01時13分03秒 | Weblog
映画「ゆずり葉」のメイキング写真展 -製作の現場より-が東京・新宿のコニカミノルタプラザで始まります。
映画は来年1月の通研の上映会までお預け中なんですが、とりあえず写真展見に行きたいです。

映画「ゆずり葉」のメイキング写真展 -製作の現場より-
<写真: 林 義勝、石島邦彦、海老塚一浩>
【日時】2009年10月14日(水)~10月23日(金)10:30~19:00(最終日のみ15:00まで)
【会場】コニカミノルタプラザギャラリーB(JR新宿駅東口 徒歩1分)
    入場無料

●写真家や早監督、メインキャストらによるトークショー
 「映像は共通言語」
【日時】2009年10月18日(日)14:00~15:30
   早憲太郎(監督)、林 義勝・海老塚一浩(写真家)、
   津田絵理奈・岩崎聡子(キャスト)
【会場】コニカミノルタプラザギャラリーB(JR新宿駅東口 徒歩1分)
【定員】着席40名、立見20名
【お申込み】先着順(参加費無料)※当日12:30より会場にて整理券を配布
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ワンダプルバックカーコレクション第2弾全5車種01ロータス97Tルノー

2009年10月06日 08時58分35秒 | Weblog
ワンダプルバックカーコレクション第2弾全5車種が始まりました。一台目はロータス97Tルノー。
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豊橋の路面電車

2009年10月05日 14時12分11秒 | Weblog
新幹線の乗り継ぎ待ち時間に豊橋駅前を散策。まだ路面電車が走っています。
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