でたぁ~、ってまだ読んでないのですが…。
編著・長南浩人「手話の心理学入門」東峰書房1900円
私の友人である筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター白澤麻弓(しらさわまゆみ)さんも書いている「手話の心理学入門」が刊行されました。
手話の科学的研究『宣言書』。わが国は今手話ブームといわれ、
手話講習会や手話サークルには大勢の人々が参加しています。
しかし手話の心理学的研究は、そのほとんどをアメリカの研究に負っているのが現状です。
本書はわが国の新進気鋭の研究者が、手話の心理学的研究に新たな地平線を拓いた待望の一冊です。
(中野善達「推薦の言葉」より)
なんだそうです。う~ん、読んでみないとよく分からない。なんですが、ともかく皆さん、買って、読んで、勉強しましょう。
主な内容は、
第1章 手話の表現と理解 長南浩人
第2章 聴覚障害者の言語記憶と手話 長南浩人・井上智義・清水寛之
第3章 手話はどのように獲得されるのか 武井渡
第4章 手話と聴覚障害者のアイデンティティ 岩田吉生
第5章 第二言語としての手話の学習心理 松見法男
第6章 手話通訳の技法と心理言語学的過程 白澤麻弓
第7章 手話言語環境にないろう者のホームサイン 武井渡
編著・長南浩人「手話の心理学入門」東峰書房1900円
私の友人である筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター白澤麻弓(しらさわまゆみ)さんも書いている「手話の心理学入門」が刊行されました。
手話の科学的研究『宣言書』。わが国は今手話ブームといわれ、
手話講習会や手話サークルには大勢の人々が参加しています。
しかし手話の心理学的研究は、そのほとんどをアメリカの研究に負っているのが現状です。
本書はわが国の新進気鋭の研究者が、手話の心理学的研究に新たな地平線を拓いた待望の一冊です。
(中野善達「推薦の言葉」より)
なんだそうです。う~ん、読んでみないとよく分からない。なんですが、ともかく皆さん、買って、読んで、勉強しましょう。
主な内容は、
第1章 手話の表現と理解 長南浩人
第2章 聴覚障害者の言語記憶と手話 長南浩人・井上智義・清水寛之
第3章 手話はどのように獲得されるのか 武井渡
第4章 手話と聴覚障害者のアイデンティティ 岩田吉生
第5章 第二言語としての手話の学習心理 松見法男
第6章 手話通訳の技法と心理言語学的過程 白澤麻弓
第7章 手話言語環境にないろう者のホームサイン 武井渡
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今頃なんですが、10月末に廉価版が出た草薙剛・竹内結子の「黄泉がえり」を昨夜見て「大泣き」しました。
7年前に40歳で亡くなった姉にもう一度会えたらなぁっていう想いにかられました。
7年前に40歳で亡くなった姉にもう一度会えたらなぁっていう想いにかられました。
黄泉がえり スタンダード・エディション東宝このアイテムの詳細を見る |
以前に書いた日本パブリックサービス通訳翻訳学会のシンポジウム「医療通訳を考える全国会議」が2006年1月28日(土)に横浜の石川町で開かれるそうです。ちと遠いですが、是非参加してみたいです。会場が石川町とのことだから帰りは中華街だな。
日本パブリックサービス通訳翻訳学会とは、webサイトにこんな風に書かれています。
1.趣旨
定住外国人等(日本語に通じない人)が一市民として日本人と同じように安心して生活ができるよう通訳・翻訳の日常化が求められている。実生活のなかの通訳・翻訳、即ちパブリック通訳をライフラインとして確保できるよう、パブリックサービス通訳・翻訳者の養成や認定制度を確立し、通訳翻訳者を育成していくものとする。生活のなかの通訳として現在必要不可欠なものは司法、医療、行政などの分野である。この3分野を中心としたパブリックサービス通訳翻訳体制の整備、確立に努め、定住外国人等との共存、共生社会の形成を図るものとする。
2.会の名称
日本パブリックサービス通訳・翻訳学会(略称 PSIT学会)
3.事業概要
(1)コミュニティ通訳は主として3分野を中心とする。
司法通訳
医療通訳
行政通訳
他
(2)上記通訳者育成のみならず、通訳者を必要とする利用者の理解向上のため、各分野の専門家を交えた養成講座、研修会等の事業を行う。
(3)通訳者の通訳技術の質を確保するため、パブリックサービス通訳翻訳認定制度を開発、設置する。
(4)研究発表、研修会や講座、その他文献を集約し、「研究紀要」を作成する。
(5)財政基盤を確保するため、自冶体や各種企業、各種財団等への働きかけを行う。
また、第1回日本パブリックサービス通訳翻訳学会が平成18年3月26日に開催されることも決定したとのことです。
日本パブリックサービス通訳翻訳学会とは、webサイトにこんな風に書かれています。
1.趣旨
定住外国人等(日本語に通じない人)が一市民として日本人と同じように安心して生活ができるよう通訳・翻訳の日常化が求められている。実生活のなかの通訳・翻訳、即ちパブリック通訳をライフラインとして確保できるよう、パブリックサービス通訳・翻訳者の養成や認定制度を確立し、通訳翻訳者を育成していくものとする。生活のなかの通訳として現在必要不可欠なものは司法、医療、行政などの分野である。この3分野を中心としたパブリックサービス通訳翻訳体制の整備、確立に努め、定住外国人等との共存、共生社会の形成を図るものとする。
2.会の名称
日本パブリックサービス通訳・翻訳学会(略称 PSIT学会)
3.事業概要
(1)コミュニティ通訳は主として3分野を中心とする。
司法通訳
医療通訳
行政通訳
他
(2)上記通訳者育成のみならず、通訳者を必要とする利用者の理解向上のため、各分野の専門家を交えた養成講座、研修会等の事業を行う。
(3)通訳者の通訳技術の質を確保するため、パブリックサービス通訳翻訳認定制度を開発、設置する。
(4)研究発表、研修会や講座、その他文献を集約し、「研究紀要」を作成する。
(5)財政基盤を確保するため、自冶体や各種企業、各種財団等への働きかけを行う。
また、第1回日本パブリックサービス通訳翻訳学会が平成18年3月26日に開催されることも決定したとのことです。
「社団法人の作り方」を勉強する必要があって、たまたま出かけた霞ヶ関の政府刊行物サービスセンターで見つけた本。発行は「財団法人 公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/)」
【主な内容】
1.公益法人制度の概要
1. 公益法人の定義等
2. 公益法人の権利能力等
3. 公益法人に対する指導監督等の仕組み
2.公益法人の設立
1. 設立相談
2. 設立申請及び必要書類
3. 審査及び許可
3.公益法人の管理運営
1. 法人の発足
2. 法人の管理、事務処理
3. 公益法人の会計
4. 事業計画及び収支予算
5. 事業報告及び決算報告
4.公益法人の指導監督
1. 公益法人の設立許可及び指導監督基準
2. 法人の実態の把握等
3. 年次報告書等の審査
4. 立入検査
5. 命令及び罰則
5.公益法人に関する税制
1. 公益法人に対する税制
2. 公益法人に対する寄付に対する税制
そして、巻末に「資料」として1.関係法令、2.公益法人指導監督等関係資料、3.設立許可申請関係書類、調査票等の例、4.公益法人の内部規制・規定等の例がごっそり付いています。本の半分はこの資料です。これで2,572円+税は高いッス。まあ、逆にこうしたひな型が欲しくて購入するという動機もあるので足元を見られても仕方ない面もありますね。
先日NPOを立ち上げた会社の先輩に聞いたところ「とにかく社団法人は面倒くさいぞ」と脅されましたが、まったくその通りです。まあ、行政のお墨付きをもらうわけですから、安易な団体ではいけないのですが、設立許可申請書類も多いし、会計関係書類もボリュームがあるので、こうした事務処理をこなせるだけの事務スタッフを抱えていないと、社団を取るのはとても無理だと思いました。
しかも今は「公益法人のディスクロージャー」も義務づけられているので、そうした準備も乗っかってきます。私も会社のディスクロ資料の作成とホームページへのアップをやったことがありますが、通常の財務諸表以外にまた似たような資料を作らなければならず、なかなかの仕事量でした。
ネットで見ると「日本社会福祉士会(http://www.jacsw.or.jp/)」や「日本介護福祉士会(http://www.jaccw.or.jp/)」「日本精神保健福祉士協会(http://www.japsw.or.jp/)」なども社団法人なので、手話関係でも社団を取ること自体はそれほど難しくないように思いますが、やはり問題は事務処理能力というか事務スタッフの力量にかかっているように感じました。
【主な内容】
1.公益法人制度の概要
1. 公益法人の定義等
2. 公益法人の権利能力等
3. 公益法人に対する指導監督等の仕組み
2.公益法人の設立
1. 設立相談
2. 設立申請及び必要書類
3. 審査及び許可
3.公益法人の管理運営
1. 法人の発足
2. 法人の管理、事務処理
3. 公益法人の会計
4. 事業計画及び収支予算
5. 事業報告及び決算報告
4.公益法人の指導監督
1. 公益法人の設立許可及び指導監督基準
2. 法人の実態の把握等
3. 年次報告書等の審査
4. 立入検査
5. 命令及び罰則
5.公益法人に関する税制
1. 公益法人に対する税制
2. 公益法人に対する寄付に対する税制
そして、巻末に「資料」として1.関係法令、2.公益法人指導監督等関係資料、3.設立許可申請関係書類、調査票等の例、4.公益法人の内部規制・規定等の例がごっそり付いています。本の半分はこの資料です。これで2,572円+税は高いッス。まあ、逆にこうしたひな型が欲しくて購入するという動機もあるので足元を見られても仕方ない面もありますね。
先日NPOを立ち上げた会社の先輩に聞いたところ「とにかく社団法人は面倒くさいぞ」と脅されましたが、まったくその通りです。まあ、行政のお墨付きをもらうわけですから、安易な団体ではいけないのですが、設立許可申請書類も多いし、会計関係書類もボリュームがあるので、こうした事務処理をこなせるだけの事務スタッフを抱えていないと、社団を取るのはとても無理だと思いました。
しかも今は「公益法人のディスクロージャー」も義務づけられているので、そうした準備も乗っかってきます。私も会社のディスクロ資料の作成とホームページへのアップをやったことがありますが、通常の財務諸表以外にまた似たような資料を作らなければならず、なかなかの仕事量でした。
ネットで見ると「日本社会福祉士会(http://www.jacsw.or.jp/)」や「日本介護福祉士会(http://www.jaccw.or.jp/)」「日本精神保健福祉士協会(http://www.japsw.or.jp/)」なども社団法人なので、手話関係でも社団を取ること自体はそれほど難しくないように思いますが、やはり問題は事務処理能力というか事務スタッフの力量にかかっているように感じました。
昨日何気なくNHKの手話ニュース845を見ていたら、見慣れぬ男性キャスターが・・・。体型は谷千春さんですが、明らかに顔が違う!って大変失礼しました。
けっこう若い方では? 国リハの木村晴美さんのブログによれば小野さんというろう者とのこと。素晴らしいですね。那須さん以降、早く次のろうキャスターが登場して欲しいなぁ~と思っていたので感激です。
やっぱ手話ニュースなんですから、毎日ろうキャスターが登場してこそ「本物」と言えるのではないでしょうか。”ろう者のろう者によるろう者のための手話ニュース”にまた一歩近づいたってことで「祝」NHK手話ニュース845です。
さあ、次は「NHKみんなの手話」ですね。
けっこう若い方では? 国リハの木村晴美さんのブログによれば小野さんというろう者とのこと。素晴らしいですね。那須さん以降、早く次のろうキャスターが登場して欲しいなぁ~と思っていたので感激です。
やっぱ手話ニュースなんですから、毎日ろうキャスターが登場してこそ「本物」と言えるのではないでしょうか。”ろう者のろう者によるろう者のための手話ニュース”にまた一歩近づいたってことで「祝」NHK手話ニュース845です。
さあ、次は「NHKみんなの手話」ですね。
何年か前、住んでいる地域の自治会の役員が回ってきました。くじ引きで「総務部長」ってことになって、とても大変でした。
その任期中に、「○○防犯パトロール委員会」というのを立ち上げました。地区内で空き巣や車上ねらいが頻繁に発生したり、学校帰りの小中学生が痴漢の被害に遭ったりして、なんとか地域の防犯意識を高めたいという要望に応えたものです。
すでに小学校のPTAで、その手の巡回活動が行われていたので、実際に定期的なパトロールなどはしなかったのですが、対外的に、つまり泥棒さんたちに「この街は空き巣に入りにくいぞ」「犯罪に対してチェック機能が高いぞ」というアピールするために地元の警察署の協力を得て、「防犯パトロール委員」の選任を行い、あたかも「この地区はいつもパトロールしてるぞ」というような「演出」をしたわけです。
その後、どの程度効果があったかは分かりません。やっぱ1年任期の役員を降りてしまうと関心がなくなってしまいますね。
警察の話しによれば「窃盗団は必ずその地区・家の人の出入りなどを下見しているので、ずっと止まっている車や不審車を見かけた場合は、遠慮なくすぐ警察署に情報を寄せて欲しい」ということでした。私は自分の方がよっぽど「不審者」っぽいので、どうも「通報」は苦手だよなぁ~と思ってしまいます。
そんなことですっかり防犯意識も薄れていた私ですが、先日、毎日インタラクティブでこんなニュースを見かけたので、「そうそう防犯ボランティアっつうか、地域の防犯意識の高揚が大切なんだよ」と偉そうに思って、ここに掲載するものです。
防犯ボランティア 活動紹介の支援サイト開設
防犯パトロールなどの自主防犯活動を行う地域住民・ボランティア団体(防犯ボランティア団体)が、05年6月末で1万3968団体と、03年末の3056団体の約4.6倍に増加していることが警察庁の調べで分かった。同庁は定着し始めた各地域の防犯活動の連携を強化するため、11日に約3500団体の活動などを紹介した支援サイト(http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki55/index.html)の公開を始める。
同庁の調べでは、全団体のうち町内会・自治会員による団体が約半数を占め、子供の保護者による団体が1969団体と03年末の約18倍と目立って増えている。構成員総数は80万317人に上り、約8割の団体が徒歩によるパトロールを実施している。
一方、昨年6月に警察庁と国土交通省が道路運送車両法の使用基準を緩和し、防犯ボランティア団体に使用を認めた青色回転灯装着車でのパトロール実施団体は、04年末の102団体から609団体に増加。運用車両も120台から1460台と10倍以上になった。当初は専用車に固定する場合に限って認められていたが、昨年9月には各警察本部長が証明書を発行した団体に対して、取り外しできる脱着式の使用も認められ、自家用車の持ち込みが可能になったことが増加の要因とみられる。
同庁が11日に始める支援サイトでは、承諾を得た約3500団体の活動のほか、青色回転灯装着車を使用したパトロール活動を実践している39団体の事例紹介などを掲載。自主防犯ボランティア団体相互の情報交換の場として提供される。【河嶋浩司】
毎日新聞 2005年11月10日 11時59分
その任期中に、「○○防犯パトロール委員会」というのを立ち上げました。地区内で空き巣や車上ねらいが頻繁に発生したり、学校帰りの小中学生が痴漢の被害に遭ったりして、なんとか地域の防犯意識を高めたいという要望に応えたものです。
すでに小学校のPTAで、その手の巡回活動が行われていたので、実際に定期的なパトロールなどはしなかったのですが、対外的に、つまり泥棒さんたちに「この街は空き巣に入りにくいぞ」「犯罪に対してチェック機能が高いぞ」というアピールするために地元の警察署の協力を得て、「防犯パトロール委員」の選任を行い、あたかも「この地区はいつもパトロールしてるぞ」というような「演出」をしたわけです。
その後、どの程度効果があったかは分かりません。やっぱ1年任期の役員を降りてしまうと関心がなくなってしまいますね。
警察の話しによれば「窃盗団は必ずその地区・家の人の出入りなどを下見しているので、ずっと止まっている車や不審車を見かけた場合は、遠慮なくすぐ警察署に情報を寄せて欲しい」ということでした。私は自分の方がよっぽど「不審者」っぽいので、どうも「通報」は苦手だよなぁ~と思ってしまいます。
そんなことですっかり防犯意識も薄れていた私ですが、先日、毎日インタラクティブでこんなニュースを見かけたので、「そうそう防犯ボランティアっつうか、地域の防犯意識の高揚が大切なんだよ」と偉そうに思って、ここに掲載するものです。
防犯ボランティア 活動紹介の支援サイト開設
防犯パトロールなどの自主防犯活動を行う地域住民・ボランティア団体(防犯ボランティア団体)が、05年6月末で1万3968団体と、03年末の3056団体の約4.6倍に増加していることが警察庁の調べで分かった。同庁は定着し始めた各地域の防犯活動の連携を強化するため、11日に約3500団体の活動などを紹介した支援サイト(http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki55/index.html)の公開を始める。
同庁の調べでは、全団体のうち町内会・自治会員による団体が約半数を占め、子供の保護者による団体が1969団体と03年末の約18倍と目立って増えている。構成員総数は80万317人に上り、約8割の団体が徒歩によるパトロールを実施している。
一方、昨年6月に警察庁と国土交通省が道路運送車両法の使用基準を緩和し、防犯ボランティア団体に使用を認めた青色回転灯装着車でのパトロール実施団体は、04年末の102団体から609団体に増加。運用車両も120台から1460台と10倍以上になった。当初は専用車に固定する場合に限って認められていたが、昨年9月には各警察本部長が証明書を発行した団体に対して、取り外しできる脱着式の使用も認められ、自家用車の持ち込みが可能になったことが増加の要因とみられる。
同庁が11日に始める支援サイトでは、承諾を得た約3500団体の活動のほか、青色回転灯装着車を使用したパトロール活動を実践している39団体の事例紹介などを掲載。自主防犯ボランティア団体相互の情報交換の場として提供される。【河嶋浩司】
毎日新聞 2005年11月10日 11時59分
2002年6月に発行された時にすごく読みたかったのですが、先日もう文庫になってるのを発見し早速購入しました。
糸井重里との対談なんですが、なんか勇気づけられることがたくさんあります。
実生活に結びつけた論理的な思考は、30歳を超えてから伸びる。〔57頁〕
これって嬉しいですよね。
「暗記メモリー(意味記憶)」よりも「経験メモリー(方法記憶)」の方を重視しています。…「脳が経験メモリーどうしの似た点を探すと、『つながりの発見』が起こって、急に爆発的に頭の働きがよくなっていく」〔120頁〕
そうか、そうなんだ、僕もあきらめずに勉強を続けていけば、少しは進歩すんだ、って思える気がしてきました。
方法を学んでいく学び方の進行が「べき乗」で起こり、やればやるほど飛躍的に経験メモリーのつながりが緊密になっていく
確かに、「あっ、そういうことなのか」って気づくことは、年齢に関係ない気がします。「やればやるほど」っていうのが大切ですね。
大きな目標を持つことは大切なのですが、「今日はここまでやろう」とか「一時間でこれをやろう」と、実行可能な目標を立てると、目標を達成するたびに快楽物質が出て、やる気を維持できます。〔226頁〕
これもなかなか名言ですね。名言じゃなくて事実なのか…。仕事なんかもそうですね。今週中にやろうって思うより、午前中に片付けようとか短時間に設定したスケジュールの方が集中できて遙かに効率がいい気がします。
糸井;ゆとり、余裕、遊ぶかぁ。
池谷;つまり、新しい認識方法を受け入れるためのスペースが必要ですよね。〔254頁〕
これは実に痛いとこ突いてるなって感じです。余裕という意味での「遊び」って大切ですよね。手話講習会の講師なんかでも、準備ばっちりでガチガチに考えちゃうとろくな結果が出ないのに、大した準備できなくても受講生のことを余裕持って見つめられると意外といい講習会ができたりする。
「脳は使い尽くすことができる」と気づきさえすれば、どんな年齢であっても、脳を使い尽くす方に枝分かれできる。…ある時にふと、「これ面白いなぁ」と思って、自分の視点にひとつ新しいものが加われば、脳の中のパターン認識が飛躍的に増える…。それを繰り返せば、人の考えというのは驚くほど面白いものに発展するんです。〔275頁〕
そうかぁ~そうなのかぁ~。「おもしろい」って思えることって大切なんだなぁ~。
いっぺんに解決しようとしたら、手もつけられない。それが一個ずつだと、ひとつずつ解決の喜びがプレゼントされていくなんですね。〔286頁〕
さすが糸井さんもいいこというなぁ~。僕も「手をつけられないな」って思うことがしばしばある。でも、
「まず、やってみろよ」っていうことって、ほんとうに大事。
なんですねぇ~。そんでもって、
「俺は馬鹿だから」っていう演歌みたいなセリフを言ったとたんに、すべての可能性が終わっちゃうんですね。〔294頁〕
そうなんだな、そうなんだな、
言葉によって、自分をそこに固定したことになりますから。そう考えると、言葉ってすごく厄介なものでもあると思う。
言葉で自分をあきらめちゃいけないよね。どうかすると「俺は読み取り苦手だから」って決めつけちゃう自分がいるんだけど、そうじゃないんだよなぁ~。まず、やってみる、トライし続ける自分を大切にしなきゃね。
人生においてやりかけのことだけが募ってくると、当然、誇りは生まれないだろうと思います。誇りを生むためには、ちょっとでも完成したものを残していくというか、そうしないと、自信って出てこないですよね。〔298頁〕
このブログもそんな気持ちあるなぁ~。なんか東京にいた頃みたいに手話サークルのスケジュールに乗っかって必ず毎年なんか「成果」があるっていう毎日じゃないから、どんどん自分に自信がなくなってる。だからなんか感じたこと、考えたことを断片でもいいから書き残しておきたいっていう焦りみたいな気持ちがある。
なんかホント不思議な本です。人生指南書だね。
走らされているよりも、気持ちいいから走ってるほうが、おもしろいじゃないですか。〔333頁〕
「気持ちいいから走る」ってか、そうだよなぁ~。
それから、「専門家を自覚してつまらなくなっていくという過程」〔175頁〕の説明で糸井さんが「今まで安定して「自分の取り柄」にしていたものが全部台無しになって、存在意義がなくなってしま」った時にどんな風に振る舞えるかで、クリエイティブな仕事ができるかどうか分かれるみたいな話しをしていてすごく共感しました。共感っていうか、それ自分ジャン!みたいな感じです。昔からの中間型手話で育ってきた人にとって、日本手話って「「自分の取り柄」にしていたものが全部台無し」状態だと思うんですね。そういう時に、「自分の正当性を主張」しちゃったり、開き直ったり、めげたり、逃げたりする自分にならないようにしたいなと思いました。
それから×2、最後にもう一つだけ勉強になったこと。
(神経細胞)Aが情報の出し手、Bが受け手。そういう組み合わせでは、情報の受け手のほうが重要なんです。海馬の神経細胞に限っての実験なんですけど。…イニシアチブは、受け手が持ってるんですよね。〔243頁〕
この二人のやりとりもとてもおもしろかったです。手話通訳士の養成講座もそうだよなぁ~。講師がなんて指導するかとか、どんな風に工夫して進めるかっていうことより、受講生がどう受け止めたかってことがすべてなんだよねぇ~。このことを肝に銘じて講座準備に戻りたいと思います。
糸井重里との対談なんですが、なんか勇気づけられることがたくさんあります。
実生活に結びつけた論理的な思考は、30歳を超えてから伸びる。〔57頁〕
これって嬉しいですよね。
「暗記メモリー(意味記憶)」よりも「経験メモリー(方法記憶)」の方を重視しています。…「脳が経験メモリーどうしの似た点を探すと、『つながりの発見』が起こって、急に爆発的に頭の働きがよくなっていく」〔120頁〕
そうか、そうなんだ、僕もあきらめずに勉強を続けていけば、少しは進歩すんだ、って思える気がしてきました。
方法を学んでいく学び方の進行が「べき乗」で起こり、やればやるほど飛躍的に経験メモリーのつながりが緊密になっていく
確かに、「あっ、そういうことなのか」って気づくことは、年齢に関係ない気がします。「やればやるほど」っていうのが大切ですね。
大きな目標を持つことは大切なのですが、「今日はここまでやろう」とか「一時間でこれをやろう」と、実行可能な目標を立てると、目標を達成するたびに快楽物質が出て、やる気を維持できます。〔226頁〕
これもなかなか名言ですね。名言じゃなくて事実なのか…。仕事なんかもそうですね。今週中にやろうって思うより、午前中に片付けようとか短時間に設定したスケジュールの方が集中できて遙かに効率がいい気がします。
糸井;ゆとり、余裕、遊ぶかぁ。
池谷;つまり、新しい認識方法を受け入れるためのスペースが必要ですよね。〔254頁〕
これは実に痛いとこ突いてるなって感じです。余裕という意味での「遊び」って大切ですよね。手話講習会の講師なんかでも、準備ばっちりでガチガチに考えちゃうとろくな結果が出ないのに、大した準備できなくても受講生のことを余裕持って見つめられると意外といい講習会ができたりする。
「脳は使い尽くすことができる」と気づきさえすれば、どんな年齢であっても、脳を使い尽くす方に枝分かれできる。…ある時にふと、「これ面白いなぁ」と思って、自分の視点にひとつ新しいものが加われば、脳の中のパターン認識が飛躍的に増える…。それを繰り返せば、人の考えというのは驚くほど面白いものに発展するんです。〔275頁〕
そうかぁ~そうなのかぁ~。「おもしろい」って思えることって大切なんだなぁ~。
いっぺんに解決しようとしたら、手もつけられない。それが一個ずつだと、ひとつずつ解決の喜びがプレゼントされていくなんですね。〔286頁〕
さすが糸井さんもいいこというなぁ~。僕も「手をつけられないな」って思うことがしばしばある。でも、
「まず、やってみろよ」っていうことって、ほんとうに大事。
なんですねぇ~。そんでもって、
「俺は馬鹿だから」っていう演歌みたいなセリフを言ったとたんに、すべての可能性が終わっちゃうんですね。〔294頁〕
そうなんだな、そうなんだな、
言葉によって、自分をそこに固定したことになりますから。そう考えると、言葉ってすごく厄介なものでもあると思う。
言葉で自分をあきらめちゃいけないよね。どうかすると「俺は読み取り苦手だから」って決めつけちゃう自分がいるんだけど、そうじゃないんだよなぁ~。まず、やってみる、トライし続ける自分を大切にしなきゃね。
人生においてやりかけのことだけが募ってくると、当然、誇りは生まれないだろうと思います。誇りを生むためには、ちょっとでも完成したものを残していくというか、そうしないと、自信って出てこないですよね。〔298頁〕
このブログもそんな気持ちあるなぁ~。なんか東京にいた頃みたいに手話サークルのスケジュールに乗っかって必ず毎年なんか「成果」があるっていう毎日じゃないから、どんどん自分に自信がなくなってる。だからなんか感じたこと、考えたことを断片でもいいから書き残しておきたいっていう焦りみたいな気持ちがある。
なんかホント不思議な本です。人生指南書だね。
走らされているよりも、気持ちいいから走ってるほうが、おもしろいじゃないですか。〔333頁〕
「気持ちいいから走る」ってか、そうだよなぁ~。
それから、「専門家を自覚してつまらなくなっていくという過程」〔175頁〕の説明で糸井さんが「今まで安定して「自分の取り柄」にしていたものが全部台無しになって、存在意義がなくなってしま」った時にどんな風に振る舞えるかで、クリエイティブな仕事ができるかどうか分かれるみたいな話しをしていてすごく共感しました。共感っていうか、それ自分ジャン!みたいな感じです。昔からの中間型手話で育ってきた人にとって、日本手話って「「自分の取り柄」にしていたものが全部台無し」状態だと思うんですね。そういう時に、「自分の正当性を主張」しちゃったり、開き直ったり、めげたり、逃げたりする自分にならないようにしたいなと思いました。
それから×2、最後にもう一つだけ勉強になったこと。
(神経細胞)Aが情報の出し手、Bが受け手。そういう組み合わせでは、情報の受け手のほうが重要なんです。海馬の神経細胞に限っての実験なんですけど。…イニシアチブは、受け手が持ってるんですよね。〔243頁〕
この二人のやりとりもとてもおもしろかったです。手話通訳士の養成講座もそうだよなぁ~。講師がなんて指導するかとか、どんな風に工夫して進めるかっていうことより、受講生がどう受け止めたかってことがすべてなんだよねぇ~。このことを肝に銘じて講座準備に戻りたいと思います。
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