手話とは直接関係ないのですが、京都の絵本作家きしら まゆこさんの「うさぎくんのぼうし」がとっても良かったので、皆様にお勧めします。ただし、残念ながら字幕はついていません。
<2006.7.6.追記1>
「字幕はついていません」と言い切っていたのですが、制作者の方から「本商品には字幕機能がついております。普通に見て頂くと何も出てこないのですがリモコンなどの設定で出てくるようになっております。」とのコメントをいただきました。
なるほど、確かに家のDVDレコーダーで見て字幕ボタンを押したら字幕でました。とりあえずパソコンでちゃちゃっと見ただけだったので、字幕のオン・オフに思い至りませんでした。お詫びして訂正します。
<追記2>
ついでなんで、少し書き足しておくと…。
このDVDを見た後、「こりゃ原作の絵本も絶対読んでみたいな」と思って探しました。縁あって手に入れることができ、読んでみたら…これがメチャ面白い絵本でした。DVD制作の方には申し訳ないけど”数段面白かった”です。
ページ割りっていうのかコマ割り?の面白さが際だっているし、文字と絵とのバランスも「高さ」を感じさせてくれたし(だから「画面下側に横書きで字幕がつけばいい」ってわけでもないのかも…)、カンガルーのジャンプやキリンの背伸びなんかも動いているDVDよりも動かない絵本の方が躍動感があった。そしてラストのリスさんが帽子を取ってくれるシーンにおける「みんなの表情の変化」もなぜか絵本の方が「リアル」なんだよね。
それと吹き替えの声なんだけど、僕自身の感想としては、一人の読み手が絵本を読み聞かせるように読んでくれた方が良かったかなぁ~と感じた。DVDでは、登場人物ごとに別々の声が貼り付けられていたけど、絵本のイメージとして、一人の人がいろいろな役を演じ分けるところに面白さがあるんではないかな、などと思ってしまった。
などとちょっと批判気味のことを書きながらも、このDVDはなかなか面白いと思います。ってフォローになってないな…。