木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

books229「蛇を踏む」川上弘美(文春文庫)

2012年08月04日 16時10分40秒 | books
蛇を踏む (文春文庫)
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文藝春秋

前にきっこさんが薦めていた気がして西荻の古本屋さんでゲット。芥川龍之介のような読後感。よく分からん。
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books228「FCバルセロナ」西部謙司著(ちくま新書)

2012年08月04日 15時06分41秒 | books
FCバルセロナ (ちくま新書)
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筑摩書房

UEFA EURO 2012を見てバルセロナの「強さ」って何なんだろうなと思って買った本。
でも、「戦術」の解説としては平凡に思うし、「技術」については例えば僕は「ファーストタッチの正確さ」(112ページ)が一番のキーポイントなんじゃないかと思っているけど、その技術の「肝」は何なのか、あるいはどんな練習の積み重ねによって身につけられたものなのかなどが書かれていなければ意味がないように思った。
オリンピック男子サッカーのモロッコ戦、永井くんのトップスピードからキーパーをかわしてのループシュートなんて、以前の日本人選手にはぜったいマネのできない技術だったのにあの「タッチ」を生み出したのはやっぱストイコビッチ監督の指導なんだろうなぁ~などと勝手に思ってる。
※先日から「ブクログ」で本を整理しようと初めてみたんだけど、やっぱ「書評」はこっちでじっくり(?)だらだらと書いた方が楽しいな。
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books227「巨匠に学ぶ 構図の基本」(視覚デザイン研究所)

2012年08月04日 14時06分47秒 | books
巨匠に学ぶ構図の基本―名画はなぜ名画なのか?
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視覚デザイン研究所

わぁ~めちゃめちゃ久しぶりにブログを更新。
絵のことなんか全然分からない私が何故に「構図の基本」なのか? まぁ~何となく読んでみたくなったっつうことです。
でも、素人には面白い本です。
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books226「ウィーン・オーストリアを知るための57章【第2版】」広瀬佳一・今井顕編著(明石書店)

2012年02月26日 22時37分28秒 | books
ウィーン・オーストリアを知るための57章【第2版】 (エリア・スタディーズ 19)
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明石書店

ドイツ語勉強していつかウィーン・オーストリアに行きたい!と思ってるけど、すっかり勉強サボってしまって全然実現に近づいてない。
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books225「わが家の母はビョーキです」中村ユキ(サンマーク出版)

2012年02月26日 22時20分42秒 | books
わが家の母はビョーキです
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サンマーク出版

私はこの本を読む前は「やはり当事者本人の言葉と家族と言えど第三者とは違うのだな。」と考えていたけど、読み終わったら「子どもの立場って、微妙に「当事者性」を帯びているんだな」って思うようになった。
これまでコーダって自分と同じ「聴者」だって思っていたけど「コーダは聴者だけどコーダ」なのかもなぁ~って思うようになった。
「当事者性」って自分とろう者の間に横たわる「橋のない川」だよなってずっと思ってきたけど、コーダはその川に浮かび流れている小舟なのかな?それとも「渡し舟」?
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books224「ジャーナリズム崩壊」上杉隆(幻冬舎新書)

2012年02月26日 21時43分17秒 | books
ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
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幻冬舎

いまテレビで「運命の人」をやってるけど(一度も見てませんが)、ジャーナリストっていう職業についてなんか自分はけっこう誤解していたなとこの本を読んで知りました。なんとなく「そういうもんか」と思っていたことがこの本を読んで「世界(と決めつけるのは正確じゃないけど)の非常識」だってことを学べたように思います。
例えば
(1)取材現場に並ぶ「ハイヤー」の列。・・・来日したニューヨーク・タイムズのフレンチ支局長(当時)「あんなことで本当の取材ができるのか?あれでは一般市民の目線から乖離してしまうのではないか。」
(2)都庁記者クラブの経費を都が持っていたことの問題性(談合体質になる)を追求した岩瀬達哉氏。・・・最近では大阪市労組が事務所やり玉にあげられてますね。根は同じと思います。私の会社でも5年くらい前から労組事務室が「賃料」を徴収されるようになりました。
(3)日本の新聞社は色を嫌う。どちらかといえば、即戦力よりも無色透明な人材を求める傾向にある。・・・民間企業と同じと思っていたけど、「これでは公権力などの取材対象への健全な会議主義など望むべくもない。おとなしく上司の意向に従い、どこまでも政府の作った規則を守り続けて日々の生活を送る、そうした「優秀な」記者クラブの記者たちが大量生産されるだけ。」
(4)無署名の記事が基本・・・ニューヨーク・タイムズとの契約では「記事を書く場合は、必ず自らの署名を明記すること。匿名での執筆は一切認めない。」
(5)日本での「キャスター」は海外ではまったく通用しない概念だ。「キャスター」「アンカーパーソン」という言葉が示すとおり、それは編修における「錨(いかり)」の役割を果たすものであり、編修全般への責任を持つ者のみが許される肩書きだ。資格としては相応の取材経験、編修経験が求められる。つまり、単に番組を進行するだけの日本のアナウンサーや司会者は、海外では決して「キャスター」「アンカーパーソン」とは呼ばれないのだ。
(6)1970年代以降、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストは「訂正(correction)欄」を確立、同欄を充実させてきた。他の海外の新聞の多くもそれを見習って採用しているが、残念ながら、日本では一切見当たらない。訂正欄は、日本の新聞の小さなそれと違って、毎日約1ページにもわたって、過去の記事の誤報について仔細に検証するスタイルだ。
う~ん、次は同著者の「記者クラブ崩壊」を読んでみよう。
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books223「官邸崩壊」上杉隆(幻冬舎文庫)

2012年02月26日 21時24分47秒 | books
官邸崩壊 (幻冬舎文庫)
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幻冬舎

この本は2007年8月に刊行された「官邸崩壊-安倍政権迷走の一年」を改題して最終章および文庫版まえがきが加筆されたものですが、現在の民主党政権の混迷ぶりを理解するのにも大いに役立ちます。
また、この本を読んで「政治家と官僚」について勉強しておくこともお奨めです。
すなわち政治家って「私たちが選んだ国民の代表」ですけど、庶民にはとうてい理解できないくらい「権力」好きで何より「メンツ」を重視して行動するということ、そして「運動側」の私たちもそのことを踏まえて政治家に接することがキモだってことを勉強すべきだと思うのです。
また「官僚」がどんな形で政治家に影響を与えるのか、そもそも「官僚」って誰のことかを学んでおかないと「運動」とか「国会要請」なんてまるで相手にされないことを知っておく必要があると思うのです。
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books222「孤独のグルメ」久住昌之原作・谷口ジロー作画(扶桑社文庫)

2012年02月26日 21時12分02秒 | books
孤独のグルメ (扶桑社文庫)
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扶桑社

ゾロ目好きの私としては「222冊目」に達したのはちょっと嬉しいです。それが普段読まないマンガだなんて・・・。
「孤独のグルメ」いいです!僕も他の地方へ出張とか大会参加で行った時には「孤独のグルメ」を楽しむのが好きです。「あとがきにかえて」で久住さんが書かれていますが、僕も「野武士」のようには振る舞えない質です。なんかお店の人に気を遣って「早く頼まなきゃ」とか思って慌てて注文入れて、あとからもっと食べたいものが見つかったりしてしょげることがしばしばあります。優柔不断でメニューをなかなか決められないっていうのも影響してますし。
「孤独のグルメ」は「なんでこんなん頼んじゃったんだろ」とか「あちゃ~トンデもない店入っちゃった」という場合も「自己責任」ですから、それはそれなりに楽しめます。時に今は「ツイッター」なんて便利なものがあるので、その場で「発信」することができるようになりました。でも僕は「ガックシきた」時にはその気持ちは書かないようにしています。なんかあとからお店の人に追いかけられたら嫌だなとか想像しちゃうんですよね。
僕は誰かと食事するの苦手。会社のお昼も一人です。最近は金がなくて金がなくて「神田の街にぶらっ」と出掛けられなくて寂しい思いをしていますが、基本的に「孤独の非グルメ」なんですな。
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books221「料理の四面体」玉村豊男著(中公文庫)

2012年02月14日 00時01分56秒 | books
料理の四面体 (中公文庫)
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中央公論新社

お金がなくて、私は毎日お弁当を作って持参し会社のお昼に食べています。ハムと卵焼きだけのお弁当ですが会社の食堂だとご飯をつい盛り過ぎてしまうので健康にも良いです。お米は140~150グラムくらいで大森屋のしらすふりかけを愛用しています。
その話と特に関係もないのですが、料理の本面白かったです。これでなんか作れるようになるわけでもないですけど、妙なうんちくを語るには楽しいと思います。「火・水・空気・油」の四要素から、全ての料理の基本を語り尽くした名著とのこと。
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books220「ロードムービー」辻村美月著(講談社文庫)

2012年02月12日 23時57分57秒 | books
ロードムービー (講談社文庫)
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講談社

久しぶりの辻村美月さん。良かったぁ~。短編集なのに不思議につながっている。それがまたいいのだ。
「だから、安心していいんだよ」っていうメッセージ。こんな風に表現できる人って素敵だなぁ~。
僕は常に人を緊張させる方だからなぁ~。もっと大人になりたいなぁ~。
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