木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

豚丼の「ぶたはげ」

2007年01月29日 18時54分59秒 | Weblog
北海道に出張に来ています。現地の方が「夕飯に」と移動の電車に乗る時に持たせてくれたのがこれ。帯広といったら豚丼なんだそうですが、これがめっちゃ美味い!元祖は「ぱんちょう(飯場)」とのことだったんですが月曜定休で、帯広駅のこの「ぶたはげ」のを買ってくれました。タレ・タクアン付きで、炭火焼の苦味と甘いタレが良くマッチ。思わず微笑んでしまいました。
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手話通訳者の情報収集力

2007年01月09日 23時55分28秒 | sign language
手話通訳において事前準備の重要性は言うまでもないことだけれど、特に近年はインターネットの活用力がその情報収集力に大きく影響する。

最近の私の経験でも「障害児教育論」の講義通訳において「今後の特別支援教育のあり方について」(最終報告)(2004年12月)がベースになっていたので、私はグーグルで検索し、該当報告の一部(29ページ)をプリントアウトして目を通しておいた。また、派遣依頼文にも「資料が見づらい場合には」というコメント付きで、事前資料の掲載先URLが記載されていた。これについても私はアクセスして当該資料をプリントアウトしておいた。その資料は中学校の英語のテキストの一部だったが、事前に目を通しておく(と言っても英語なので、漠然と意味が分かったというレベルだが)ことによって、実際の通訳上たいへん助けられた資料だった。

今回は、最終報告全てを読んでおくことはできなかったが、報告書の中に書かれた用語の意味をウィキペディアで確認したり、あるいは関連する教育関係サイトの記述を読んだりすることによって、特別支援教育についてどのような議論があるのかを事前知識として頭に入れておくことができた。

手話通訳者には、こうした事前準備での情報収集力が要求されるが、インターネットを活用してそうした事前準備ができる手話通訳者は私の周りではまだまだ少ないように感じる。

私は手話通訳者養成カリキュラムの中にインターネットを活用した情報収集スキルの習得を盛り込むべきではないかと考えている。また現任手話通訳者研修においても大手パソコンメーカーなどの協力を得てインターネット活用の普及を図るべきではないだろうか。こんなことも日本手話通訳士協会がやってくれたらいいのになぁ~。
(写真は、ボーナスをはたいて手話文化村で買った手話関係DVD・ビデオの数々)
 (1)手話の極意(入門編3)
 (2)手話口型の役割No.1
 (3)手話翻訳第3章手話語彙「見る」
 (4)手話翻訳第4章手話語彙「言う」
 (5)手話翻訳第5章手話語彙「理由・意味/つまらない」
 (6)第16回手話通訳技能認定試験 聞き取り表現参考ビデオ
(自己投資といえば聞こえがいいですが、これらのビデオをちゃんと見ることができていないので、投資を全然回収できずに相変わらずへたくそなままでいます。)
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遠隔地手話通訳

2007年01月09日 23時27分40秒 | sign language
筑波技術大学のコミュニケーション支援グループが遠隔情報保障実験を行っています。
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/el/csg/
高等教育における情報保障の1ツールとして、是非高めて欲しい技術だと思います。人的な資源の偏在をこうしたシステムによって克服し、その分野の専門的な知識を持った手話通訳者が少ない地域でも、こうした方法で高度な手話通訳保障を受けられる日が一日も早く来て欲しいと思います。
また、「高度な手話通訳」を保障できるだけの「手話通訳者の養成」も筑波技術大学に課せられるべき課題ではないかと私は考えています。その理由付けや、意義あるいは、基本構想をキチンと理論づけていく作業が必要なのではないでしょうか。
(写真は、私の好きな利根川と鬼怒川の合流地点)
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帰省して来ました。

2007年01月06日 22時17分16秒 | Weblog
久しぶりにお正月に田舎へ帰りました。年老いた両親が心配になり急遽29日の夜行バスで帰省しました。父の物忘れが進んで、母の耳がさらに遠くなっていました。3人でしゃべってるとわけの分からない会話になって、高齢社会なんだなぁと実感して来ました。もっと親と連絡取らなきゃなと思い、携帯電話を買って宅急便で送りました。これからはまめに写メを送ることにしようと思っている次第です。
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今年はできるだけマメに更新したいと思います。

2007年01月04日 21時54分48秒 | Weblog
朝日新聞の朝刊で「ロストジェネレーション」なる連載が始まっている。25歳から35歳の世代、景気が低迷した1990年代に就職難だった世代を描いている。大勢の若者が就職ができなかったり、契約社員の待遇に甘んじなければならなかった世代だ。
第1回はくったくなく転職を続ける若い女性を、第2回は高齢者ばかりになった古い商店街にフリーターが住み着いて客が戻ってきたという話題を、そして今日の第3回は就職難の末にたどり着いたのが悪徳訪問販売のセールスの仕事だったという若者を紹介している。
姉貴の娘たちはまだ10代だけれども、長女は職探しを始めている。23歳まで学生だった私には理解できない世代だ。「大学へ行ってその後はどうなるの?」と聞かれて、まともに答えられなかった。いい学校へ行けばいい会社に入れていい暮らしができるという図式がすでに崩壊していることは、彼女たちにも分かっている。いったいこれからの世代はどんな人生を歩むのだろうか?
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あけましておめでとうございます。

2007年01月02日 21時14分12秒 | Weblog
いやはやすっかりご無沙汰してしまった。3ヶ月ぶりです。今日の箱根駅伝5区の山登りの今井さんはすごかったですね。「テレビ見てる場合じゃない」僕もついつい最後まで見てしまいました。
さて、今年最初の記事は「教育問題」っつうか、1月1日の朝日新聞社会面の「先生に夢を」というシリーズ記事にあった一節を紹介したいと思います。
歌手(今は俳優なのかな?)武田鉄矢が、郷里の同級生・高木先生に向けて話した言葉。
「教育に対して色々な人が意見や批判をする時代。でも、教育に必要なのは批判ではなくて、『子どもを見つめる能力、成長を待てる能力』。待てる力があるのは、親と教師だけ。健闘を祈ります。」
僕も最近、親として同じようなことを痛感する事件がありました。『待てる力』ってすんごく大切なんだと思いました。子どもたちに対してついつい評論家気取りになって「こうしたらいい」とか「こうすべきだ」と考えがちな自分なんですが、今年は『子どもの成長をじっくり待てる』親になれるよう努力したいと思っています。
そうそう平成18年度は手話通訳者の養成にもかかわっているんですが、そこでも同じかも知れません。「受講生の成長を待てる」力を身につけられたらいいなと思います。
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