木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

ラーメン54_刀削麺「パイコー麺(排骨麺)」900円

2010年08月31日 12時36分22秒 | food
西安(シーアン)刀削麺(とうしょうめん)、どれが店名なのかよく判りませんが、先日お昼に行列ができているのを見かけたので本日入って見ました。パイコー麺を注文。ラーメンというよりうどんですね。

オーダーすると「パクチー(香菜)は大丈夫か?」と聞かれました。トッピングされています。パイコー麺はお肉もしっかり3切れ入っていてなかなか美味しかったです。ハーフ麺とご飯物のセット750円が人気ある感じでした。
自分としては次は「サンラー(酸辣)麺」を食べてみたいなと思いました。

ちなみにレジの前の調理場で麺を刀で削っている様子が見られます。
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砂田アトム氏講演会

2010年08月29日 00時30分10秒 | sign language
地元の手話通訳者協会県南支部の定例会でアトム氏をお招きしました。
お芝居などでは拝見したことがあったのですが、単独での「講演」はナント私は初めて!
すごいパワーですね。人を惹きつけて止まない。
ろう者も聴者も(まあ今日参加した聴者は読み取り通訳不要だったからとも言えますが)腹の底から笑える方ですね。ろうと聴がこんなにも「笑い」を共有できる時間って、なんか幸せな気持ちでした。
手話通訳者に苦言を呈しているのに、楽しく学べて私はちょっと「松竹新喜劇」のノリに似てるなと感じました。
ずばり厳しい指摘をされているのに、聞いてるろうも聴もゲラゲラ腹を抱えながら学べる講師って、お芝居で鍛えているからあんなに魅力的なんでしょうか。
今夜はテレビで映画ハリーポッター見てて遅くなっちゃったんで講演の内容については後日補足したいと思います。
【追記;講演メモ】
1.手話通訳者を見ているろう者が、本人がいると「うまい」って「拍手」してくれるけど、その通訳者が交代して退くと「ところで今どんな話だったんだ?」ってお互いにしゃべってることがある。その通訳者はいったい何を手話「通訳」していたんだ? 「意味」を伝え「理解」してもらうことが手話「通訳」であることを考える必要がある。
2.読み取り通訳で「日本語」に翻訳できていない通訳がいる。一般に「私の名前は」とわざわざ「名前」を入れて自己紹介する人はいないはず。なのに手話通訳者には「私の名前は」とやる人がいる。ろう者が「わざわざ/来た」というのを「わざわざ来ました」と読み取ったらそれは日本語に「通訳」しているとは言えないでしょう?
3.ろう者の「固有名詞などの漢字の読み間違い」を指摘する場合には、もっと配慮が必要だ。「あなたは間違っている」というんじゃなくて「ひらがなで書く場合には○○○というよ」みたいな配慮があって欲しい。例「あさくさでら」→「せんそうじ(浅草寺)」
4.様々な世代のろう者が広くつきあうことが大切だ。今の若い人の手話も読み取れるようになるには若い人との交流に積極的に参加することも必要だ。例「『タ』折る」=タオル、「『バス』『タ』折る」=バスタオル、「『キ』ムチ打つ」=キムチ、「『メ』『(麻雀の)ロン』『そうだ!』=メロンソーダ、ジンジャエール、メタボリックシンドローム、などなど。でも僕らも先輩たちから指文字を使った手話に対して「おかしい!」「ホントはこういう手話だ」って言われてきたから同じことだ。例「意見」「アンケート」。だから若い人から年配の人、未就学の人から高学歴の人、いろいろな地域の人など広範囲に交流を持つことが大切だ。
5.「場(TPO)」に合った手話表現をして欲しい。例;「(その他の祝電は)お時間の都合で割愛させていただきます。」→「はぶく」「捨てる」という手話では、失礼だ。「保留(保管)する」など工夫が必要。
6.手話通訳者が話者に過度に感情移入してしまってはダメ。例;葬儀の手話通訳で故人に親しい手話通訳者がぼろぼろに泣きながら通訳していては参列者に情報が伝わらない。
7.どんなろう者であってもろう者に面と向かって読み取り通訳するぞという姿勢を持って欲しい。自分は基本的に原稿を用意しない。事前の原稿がないとふくれてしまったり態度が変わってしまう通訳者、陰で通訳者同士で講演者の悪口言ったりする通訳者がいる。年配の口話の全くないろう者だって頑張って読み取る姿勢が大切だ。
8.口型には文法的な意味があることを学んで欲しい。「ぱ~ぽ」「あ~お」「ん」などそれぞれ勝手につけているんじゃない。大まかな意味の傾向として「ぱ」;過去や後悔、「ぴ」;(? 自分がメモした文字が読めませんでした。)、「ぷ」;いらない、「ぺ」;少ない、「ぽ」;方法、できた、「ん」;疑い、「あ」;納得、「い」;いい、苦しい、「う」;問題ない、「え」;うらやましい、「お」;驚き、
9.敬語のように年配の人に向かっては使わない手話がある。例「朝飯前(できる)」→「できます」という手話を使うべき、「なるほど」→「へぇ~」を使うべき
10.手話を学ぶ人たちに「やめて欲しいこと」;①経験年数の多寡で「上下」を決めつけること。自分の方が経験年数が長いと威張って、短いとへりくだる人がいる。聴者にとって「手話は、永遠に勉強する必要のある言葉。」「手話の勉強は一生(天国まで)終わることがない。」。②「士」「登録」など資格のあるなしで「上下」を決めつける人がいる。
11.ろう者に向かって「ろう者は表情が豊かねぇ」「うまいねぇ」という人がいるけど、そうじゃなくてろう者(手話)にとって表情が付くことは当たり前のことだと理解して欲しい。逆にいうと表情のない「手話」ってあり得ないのだ。それは「手話」じゃないことを学んで欲しい。ただし、お芝居の手話は別。歌手の歌がうまかったら誉めるのと同じように芝居の手話(せりふ)に対して「素晴らしかったよ」と誉められたら嬉しいです。
12.手話通訳の対象や手話指導の対象者を「好き・嫌い」で特定の人に絞り込んではダメです。手話通訳の会場で大きく頷いてくれる特定のろう者に向かってばかり手話通訳している人がいる。反応のある人に向かって手話通訳したくなる気持ちはわかるけど、あなたはその会場全体の手話通訳なんだってことを忘れないで欲しい。手話指導の場合も同じ。自分の気に入った聴者にばかり指導するような態度はダメ。なかなか覚えられない人や気の合わない人にも平等に指導の努力をする必要がある。
13.この会場にいるようなすでに手話を学んできた聴者の皆さんたちは「ろう者と聴者の橋渡し」の役割を果たしていくんだと自覚を持って今後も頑張って欲しい。
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ラーメン_53活龍

2010年08月28日 18時33分59秒 | food
味玉つけめん850円を注文。麺が美味しいですね。色が白っぽい太麺です。つけ汁も鰹だしが利いて太麺に合っています。
ただメンマがしょっぱくて残念。チャーシューも味が強くて全体的にしょっぱくなってしまいました。味玉もしかり。スープ割りをする気になれずつけ汁を残してしまった
麺が美味しかっただけにちょっと残念でした。
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ラーメン52_麺武 虎龍(こたつ)

2010年08月27日 11時34分32秒 | food
味噌(名物味玉入り)950円。神田のじゃんがらラーメンあとに出店した味噌ラーメンのお店。味噌ラーメンうまい!
すり下ろし生姜の乗った焼き豚(丼の右下)、角切り焼き豚(丼の右上)、プラス野菜炒めにも挽き肉がたっぷりで肉のお得感が高い!というのが第一印象。味玉もいい味。ちゃんと刻みネギが乗っていたり丁寧に作ってある好印象。
麺は中太の縮れ麺でやや硬め。
味噌あじがしょっぱいかなと思ったのですが、ひとつはメンマが甘くて麺と一緒に食べると味が中和されて微妙に美味しいのと、野菜炒めが乗ってるので後半までしつこさを感じなく、スープもしっかり飲み干せました。
しいて不満をあげるとすれば「熱くてスープが飲みにくい」くらい。ボリューム感があってお奨めです!
ほかにも塩ラーメンやサラダ麺など、美味しそうです。
そういえば壁のメニューに「極豚ラーメン2,000円」というのがありました。
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第43回全国手話通訳問題研究集会in埼玉(その3;第3日目・午前)

2010年08月27日 00時09分02秒 | sign language
第43回全国手話通訳問題研究集会in埼玉、第3日目(最終日)第5講座「コミュニケーション」は、楽しみにしていた水野真木子さんの講演会でした。
水野真木子先生は、名古屋の金城学院大学文学部教授をされています。ブログ「水野真木子の「文化」と「ことば」を語るブログ」も書かれています。
私は先生の著書「通訳のジレンマ」でしか存じ上げなかったのですが、非常にわかりやすいお話で大変勉強になりました。
取りあえず今夜は時間も遅いので当日のパワポを以下に再現しておきたいと思います。(一部、勝手に項番を付けさせていただきました。)
コミュニティ通訳とは
 言語変換だけではない
 通訳者として支援すること

1.今日お話ししたいこと
(1)コミュニティ通訳とは
(2)コミュニティ通訳者の役割
(3)コミュニティ通訳者に必要な能力と資質
(4)コミュニティ通訳者の倫理

2.通訳の種類
(1)会議系通訳
  ①会議通訳(国際会議、政府間交渉、講演)
  ②ビジネス通訳(企業間交渉、契約)
  ③放送通訳
  ④芸能通訳、スポーツ通訳 など
(2)コミュニティー系通訳
  ①司法通訳
  ②医療通訳
  ③行政通訳
  ④学校通訳
  ⑤災害時ボランティア通訳 など

3.音声言語通訳の形態
(1)同時通訳(ブースに入って行う形)
(2)逐次通訳(ダイアログ通訳を含む)
(3)ウィスパリング通訳
(4)要約通訳
(5)電話通訳(役場の窓口のトライフォン、税関、時差のある国など)

4.増加する外国人

5.暮らしの中の外国人

6.通訳の需要におけるシフト
(1)従来・・・会議・ビジネスなど、特定の目的のために来日する外国人のための通訳
    ↓(変化)
(2)近年・・・暮らしの中の外国人のニーズに対応する通訳=コミュニティ通訳

7.コミュニティ通訳の特徴
           -会議通訳と比較して
(1)地域住民を対象にする
(2)力関係に差がある
(3)言葉のレベルが様々(言語の種類を含む)
(4)文化的要素が大きく関わる
(5)基本的人権の保護に直結している
   →「言語権」という概念

8.言語権とは
・1960年代から70年代の公民権運動を通して確立した概念
・ヨーロッパ地方言語・少数言語憲章
 (1992年、欧州評議会)

 当事者たちによって理解されて自由に選ばれる言語による立法・行政・司法の行為、教育、メディアに対する権利を含む(ウィキペディア)

9.言語権と通訳
・通訳・翻訳という形での「言語権」の保障
 →公的制度にかかわる現場での通訳・翻訳サービス
  ・公正な司法へのアクセス
  ・安全な医療へのアクセス
  ・学校教育へのアクセス

10.コミュニティ通訳の分類
・司法通訳(警察・検察・裁判所・拘置所など)
・医療通訳(病院・保健所・薬局など)
・教育通訳(教育支援の一環として)
  +
・行政通訳(役場の相談窓口など)
・災害時ボランティア通訳
・交流イベント通訳

11.コミュニティ通訳の課題と今後の展望
①コミュニティ通訳の質の確保
   ┌ある程度のスクリーニングのシステム
   ┤  手話通訳の認定制度を参考にできないか?
   └定期的かつ系統的なトレーニング
       (ユーザー・トレーニングも含む)
②倫理規程の確立
③公益事業の一環としての認識
④通訳者に対する報酬の確保

12.通訳者の役割モデル
①導管モデル(Conduit)
②文化仲介者(Cultural mediator)
③擁護者(Advocate)
・コミュニケーション促進役
(Communication facilitator)
・介助者(Helper)
 ┌通訳者に徹するのか?
 ┤
 └援助者としても行動するのか?
→矛盾し合う概念「機械的か」「人間的か」
        「介入的か」「介入的でないか」

13.通訳者に必要な能力と資質(1)
①高い語学力
②通訳のスキル
③分野別の知識

 言語能力(手話を含む)があっても、
 通訳スキルと分野別の知識がないと、
 正確な通訳は保障できない。
                通訳の「三位一体」

14.通訳者に必要な能力と資質(2)
④異文化に対する理解

 異文化とは国家間、地域間に限ったものではない。聴覚障害者と健聴者との間にも、一定の「文化差異」は存在する。通訳者にはその橋渡しが求められることがある。
  Bilingual+Bicultural=good interpreter

15.通訳者に必要な能力と資質(3)
⑤バランスの取れた強靱な精神
⑥豊かな人生経験

 司法や医療など、人の生死や不幸に接する機会が多い通訳者の二次受傷(トラウマになる)が問題視されている。通訳者には強い精神力が求められることがある。

   自分自身を助けられないなら、
   他人を助けることはできない

16.倫理原則の主な柱
 ①守秘義務を守る
 ②原発言に忠実になる
 ③公平・中立な立場を取る
 ④文化に対する認識を持つ
 ⑤プロ意識を持つ

 ⑥*アドボケイト(擁護者)としての役割
    医療通訳特有の概念

17.通訳者の守るべきことがら(1)
 ①守秘義務を守る
  △1業務上知りえた秘密を外部に開示してはならない

  △2業務上知りえた秘密を自己の利益のために利用してはいけない

18.通訳者の守るべきことがら(2)
 ②原発言に忠実になる
  △3通訳者は、付け加えたり、省略したり、歪曲したり、編集したりすることなく、元のメッセージを忠実に伝えなければならない

  △4通訳者は元の発言のスタイルにも忠実であることが望ましい

19.通訳者の守るべきことがら(3)
 ③公平・中立な立場を取る
  △5通訳者は、専門職としての役割の範囲を守り、個人的な関与を控えなければならない

  △6通訳者は、中立性を保つよう努め、相談に乗ったり助言したりしてはいけない

  △7通訳者は、個人的偏見や信条を表明することを控えなければならない

20.通訳者の守るべきことがら(4)
 ④文化に対する認識を持つ
  △8通訳者は、文化的状況を考慮しながら、話し手の元のメッセージの内容と精神を伝え、メッセージを正確に訳すよう努めなければならない

  △9通訳者は、言葉だけでなく文化的差異についても、橋渡しをすることが望まれる

21.通訳者の守るべきことがら(5)
 ⑤プロ意識を持つ
  △10通訳者は、自分の能力の限界を認識するとともに、引き受ける業務に対して責任ある態度をもって臨まなければならない

  △11通訳者は、社会の進展に伴う新たな状況に対処できるように、常に研鑽に励まなければならない

22.⑥*アドボカシー(擁護)という概念
・通訳依頼人の健康、福利、あるいは尊厳が危機に晒(さら)されている場合、通訳者は、アドボガシー(擁護的行為)と呼ばれる行動を取ることが正当化される場合もある。
 医療の現場では、健康上の良い結果支援するという意図を伴い、コミュニケーション促進の範囲を超えて、個人のために行われる行為であると理解される。
 擁護は、状況を慎重に思慮深く分析した後に、そして、他のより介入的でない手段によって問題が解決されなかった場合のみ、行われるべきである。
 →「中立性の原則に相反する」という反論
   → 通訳者の役割の定義に大きく関わる
 →司法通訳には100%当てはまらない

23.通訳者のユーザーへの注意点
 ①通訳者を専門職として扱う
 ②事前に、差し支えのない範囲で情報提供をする
 ③通訳を介したコミュニケーションのプロセスについて知っておく
 ④通訳者にとって良い環境を提供する
 ⑤業務終了後のフォローアップ


24.裁判員制度と司法通訳
 ①裁判員制度に伴う通訳の問題
  (1) 書面が事前に渡されないケースが多くなる
  (2) 職業裁判官とは異なり、一般人は通訳者の訳し方から生じる印象に左右されやすいので、ますますレジスター(場面に応じて現れる特徴的な言葉遣い)の正確さが要求される
  (3) 通訳を介した場合、固有名詞が追いつきにくいことや、見る側もたいへん疲れることに配慮する必要がある
  (4) 公判前整理手続きには、非常に高度な通訳技術が必要となる
 ②日本通訳翻訳学会「法廷言語分析チーム」実験
  (1) 模擬裁判員の受ける印象は通訳によって左右される
   例)口汚い罵りの言葉も普通の言葉に訳したら裁判員は「挑発の度合い」を軽く見た
   例)犯罪行為を連想させるような単語(取る→ひったくる)を多く使って訳すと逆に罪を重く見る
  (2) 同じ外国語の証言を異なった口調で通訳
 ①丁寧な口調
 ②ぶっきらぼうな口調   → 印象異なる
 ③言いよどむ
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「聞き取り通訳すると難しい文」ってあるのか?

2010年08月25日 21時58分02秒 | sign language
昨日は、久しぶりに元地元手話サークルTへ。8月第4週はテープを聞いての「聞き取り通訳練習」でした。
これがまぁ~エラい難しかった。最初は「音声を吹き込んだカセットテープが聞きづらい」とかいろいろ言い訳してたのですが、何度やっても難しい。どういう訳なんだろう。
最後にろう者のTさんから講評。「みんな日本文に拘りすぎてて、何を言ってるかさっぱりわからない」とのご指摘。まったくそうでしょう。自分で「何が言いたいのかどうもうまくつかめないまま手を動かしている状態」だったから。
活字で読めば何でもない文章なんですが、どうもうまいこと通訳できませんでした。原因は何だったんだろうと考えてみると・・。

(1)教育関係の単語に慣れていなくて聞き取れない。
 例①「文章題の無解答が目立つ」→「文章題」って?→数式でなくて問題が文章で書いてある問題って意味ですよね?一瞬「どういうのだったっけ?」と考えてしまった。
 例②「大学を卒業した新社会人」→「新」って?→新しく会社に入ったばかりの人のことですよね?わかってるんですが「社会」って手が動いてしまって・・・。詰まってしまった。
 例③「ゆとり教育」からの転換→最初にやった人は「豊臣」「豊島区」の「豊」って手話やってくれましたが・・全然意味分からなかった。でもじゃあ自分はどう表現するの?って問われたら・・詰まります。下手すると「暇な教育」に受け止められちゃいますよねぇ~。

(2)言い回しに惑わされて、頭がフリーズ。
 例③「好き、嫌い」しか自分の意見を言えないような人→質問がなくていきなり「好き、嫌い」という文章が耳から入ってくると、ロールシフトが出てこない。
 例④「しかも今年は国会決議に基づく『国民読書年』。→体言止めというか、固有名詞で終わってしまう文章って、”だから何だっていうんだよぉ~?と泣きたくなる。そもそも『国民読書年』って知らなかったし、何の『国会決議』があったかも知らなかったし・・泣く。
 例⑤「2月12日付け本紙『現論』で、興味深い話を紹介している。」→そもそも『現論』って沖縄タイムスの社説なのかな? そのうえ「興味深い話を紹介」って・・・日本語にとらわれてしまって全然ダメでした。

(3)Tさんからも指摘されたんですが、登場人物の関係を瞬時に把握するのが難しい
 例⑥「子どもの遊びの時代的変遷」のパラグラフ→「卒論を読んでて、田中さんは」・・あとから「田中さんは」って出てくるから、卒論を読んでたのが誰か一瞬混乱する。
 例⑦「遊びの中に読書が全く出てこないのに気づいた」→「気づいた」のは田中さんだよなというのは分かるのですが。「出てこない」って誰の話?と思ってしまった。卒論で調べた対象者の遊び経験の中にっていう意味なんですが・・・。
 例⑧「私にとって読書は遊びの筆頭だった」という田中さんと違って、一般に→ここも「田中さん」があとから出てくるから「私にとって」って?と一瞬詰まって、さらに「と違って」でガクッとなって、さらに「一般に」で「一般」ってだれ?と思ってしまった。

(4)長い単語についていけない(正確に記憶できない・再現できない)
 例⑨「沖縄印刷団地協同組合」「文字、活字文化大賞」「沖縄県青少年意見文 小論文コンクール」→最後にこういうの出てくるとホント辛いです。

その例文は以下のとおり
沖縄タイムス(2010年8月20日 09時55分)
[国民読書年]「読む至福(しふく)」を味わおう
http://www.okinawatimes.co.jp/article/20100820_9427/

 本が売れない、新聞が読まれない、といわれて久しい。紙の媒体である本や新聞がケータイなどの電子媒体に押されて苦戦しているのは確かだが、その一方で、文字・活字文化を支える本や新聞の役割を見直そうという動きも広がっている。
 元NHKニュース解説者の池上彰さんは昨年7月、『小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!』を刊行した。明治大学教授の斉藤孝さんも8月に『新聞で学力を伸ばす』を出版し、新聞の効用を説いている。
 手前みそのようで気が引けるが、二つの著書に共通するのは、「読力」を身につけることの大切さである。
 よく読んで、深く考え、その意味を理解し、論理的にまとめる―それが読解力である。文部科学省の全国学力テストで文章題の無解答が目立つのは、読解力が弱く、問題文の意味が分からないからだ。
 大学を卒業した新社会人の中にも、「好き・嫌い」しか自分の意見を言えないような人がいる。
 新学習指導要領は「ゆとり教育」からの転換と同時に、「言語活動の充実」を前面に打ち出した。小学校は2011年度から、中学校は12年度から全面実施される。
 新しい学習指導要領に新聞の活用明記されたことで、学校現場でのNIE(教育に新聞を)の取り組みにも勢いがでてきた
 しかも今年は国会決議に基づく「国民読書」。この夏休みは子どもたちの読む力、書く力を高めていく絶好の機会である。
 本を読むという体験は、どういう性質の体験なのだろうか。法政大学教授の田中優子さんが、2月12日付本紙現論」で、興味深い話紹介している
 「子供の遊びの時代的変遷というテーマの卒論を読んでいて、田中さんは、遊びの中に読書が全く出てこないのに気づいた
 この学生は大人に対しても、「子どものころ何をして遊んでいたか」というインタビューを試みているが、「本を読んだ」という回答はなかったという。
 「私にとって読書は遊びの筆頭だった」という田中さんと違って、一般に読書は、遊びだとは見られていないようである。
 読書を上から押しつけても、拒否反応を招き、読書嫌いを生むだけだ。
 読書であれ勉強であれ、子どもにとって大切なのは「わくわくする体験」である。
 沖縄印刷団地協同組合などは、今年も「文字・活字文化大賞 沖縄県青少年意見文小論文コンクール」を実施する。文字・活字文化振興法が制定されたことを受けてスタートしたこのコンクールは、今年で5回目を数える。
 印刷業に吹き荒れる不況の風を受けながら、使命感でここまで運営してきたが、「応募作品が少なければ、賞を維持するのは難しい」と同組合は言う。
 文字活字文化の灯をともし続けるための試みが、さまざまな形で、静かに着実に、広がっていくことを期待したい。

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ラーメン51_油そば商店「油坊主」

2010年08月24日 18時10分28秒 | food
しょうゆ600円+半熟玉子100円を注文。美味しかったです!
ラー油とお酢をかけるように「食べ方の説明」がありましたが確かにラー油とお酢が味をまろやかにしてる感じ。角煮が小さかったからチャーシュー入りがお薦めかも。半熟玉子がよくからんで、「油そば」という印象をいい意味でぶち壊してくれました。
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books183「空港25時間」鎌田慧さん(講談社文庫)

2010年08月24日 00時25分52秒 | books
空港<25時間> (講談社文庫)
鎌田 慧
講談社

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「狭山事件の真実」を探しに行ったブックオフで、「狭山事件の真実」がなかったので代わりに買ってきた鎌田さんのご本。
私の尊敬する鎌田さんのご本を読む時には、気合いを入れて「読むぞぉ~、たるんだ日常の自分の目を覚まさせるぞぉ~、世の中にはまだまだオマエの知らない社会問題がいっぱいあるんだぞぉ~」という心構えをしているのですが、このご本は鎌田さん自身が「わたしは飛行機が大好きなのだ」(あとがき)と書かれているように珍しく肩の凝らない読み物で、楽しく読ませていただきました。
私はめったに乗れない飛行機よりも「バス」がとっても好きなんですが、飛行機に乗ったらずっと窓から外を眺めていたいという気持ちはよくわかります。でも出張なんかだと飛行機の中までその日の仕事の準備でテンぱってたりするんですよねぇ~。
この本は「飛行機は誰が飛ばしているのか」を描いた本です。
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第43回全国手話通訳問題研究集会in埼玉(その2;第2日目・午後)

2010年08月23日 21時32分27秒 | sign language
午後は、
■「事例から手話通訳を学ぶ」ということで「手話通訳活動あり方検討委員会」が進行をして「事例討議」を行いました。
いわゆる参加型ということで経験年数別に10数人ずつのグループに分かれて研究誌111号に掲載された事例検討マンガvol.12『家族と通訳者と』を元にグループ討議→まとめ模造紙作成→発表というシビアな分科会でした。

私は夏の集会は”ただ聴いてればいい”と思っていたので、このスケジュールを聞いた時「午後は帰ろうか」と思ったくらいです。
事例「家族と通訳者と」(研究誌111号参照)は、介護認定調査の手話通訳場面の4コママンガです。

議論する視点は、
①「あれ?なぜ?」という疑問点、
②「ハラハラ、ドキドキ」した点、
③「困ったな、どうしたらいい?」という三つ。
④そして①~③に対する解決方法や
⑤理想的な状況を考え、最後に
⑥それぞれの立場の人(ろう者、娘さん、調査員、手話通訳者)の気持ちを考えました。

私は「12年以上」のグループの一つでしたが、皆さんベテランで経験に裏付けられた意見ばかりで大変勉強になりました。
特に私が印象に残っているのは4コマ漫画の実は1コマ目に一番重要な問題があったという指摘でした。
通訳現場における一番最初の読み取り表現が安易な(配慮の足らない・言葉足らずな・ろう者の思いを十分にくみ取れていない・介護認定という場の空気の読めていない)日本語であったために、関係者(聴者)の不信を招いてしまったというところに一番の原因があったとの指摘は、とても肝に銘じるべき心構えを教えていただいたと感じました。
16時からはグループ別の発表がありました。
[1] 0~3年、4~7年
[2] 4~7年
[3] 8~11年;栃木・神石(かみいし)さん
[4] 12年~×7G
[5] ろう者グループ
どのグループの発表も充実した内容で、驚きました。参加した皆さんの熱意が伝わって来ました。久しぶりの夏集会でしたが、「夏もなかなかやるなぁ~」と思いました。
■まとめ
最後に「あり方検討委員会」の岡野さんから以下のまとめがありました。
;各グループ楽しそうにやっていただけた。
 気づかない視点もあって、事例の勉強はすごいなぁ~と思いました。
;研究誌では紙面の都合もありポイントを絞って掲載している。今日はこんなにたくさんの「気づき」があった。
 通訳者の接点は「点」だけど、ろう者を取り巻く日常の人間関係「線・面」を尊重することが大切。
;「直感」を大事にして討議してもらった。そして「直感」で捉えたモノを理詰め・まとめ・理論付けする練習も加味した。
 自分が気づかない発見がある。また、人の意見を聞いて考えをまとめる練習。経験を伝える訓練も大切だ。
;通訳者それぞれのいろいろな「気持ちの持ち方」を共感し合う。
 「直感」を理論付けし、報告していく。

最後に彼女はこう問いかけました。
■「答え」を求める通訳者が増えている。
 確かに、現場の限られた時間の中で一定の判断(「答え」)を出し、通訳という仕事に立ち向かっていかなければならないけれど、「迷い」や「疑問」を一つ一つ振り返り、新たな発見、問題意識の共有につなげていって欲しい。
う~ん、さすが「あり検」ですねぇ~深まっていますね。たいへん勉強になりました。ありがとうございました。
コメント (2)
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ラーメン50_浦和大勝軒

2010年08月18日 15時43分27秒 | food
人間ドックが午前中に終わったのでお昼を兼ねて会社の元上司が毎週通ってるという「浦和大勝軒」へ。
浦和駅から約800メートル。イトーヨーカ堂の脇の商店街をずっとまっすぐ歩いて行った先、埼玉県庁の手前の十字路にあります。

麺はご覧の通りストレート太麺。普通盛りで240グラムって言われてました。ゆで汁が煮詰まっているってことないと思いますが、ちょっと粉っぽい香りがしました。
池袋の大勝軒と比べてちょっと麺がやわらかめな印象でした。
つけ汁はオーソドックスな醤油味。飲み干したら最後はかなり唐辛子が利いてる感じでしたが、麺をつけると今ひとつ麺にからまず、つけ汁をすすりながら食べました。

特製もりそばが650円で中盛りも同値段だったようです。私はこれに味玉(半熟100円)をトッピングしましたが、半かけの玉子はもともと入っているようです。もりそばにはパート2~5だったかないろいろ種類がありますが、私が驚いたのは一つ隣のお兄さんが食べていた「大盛り中華」、どんぶりがもの凄い大きさ! ありゃ見たことないサイズでした。それとトマト味の冷やしつけ麺というのも美味しそうでした。
ブログ掲載50個目を記念してぎょうざも注文しましたが、とても美味しかったです。
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