木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

ペプシ全国おいしいものアクセサリー03明石のたこ

2009年07月29日 08時53分40秒 | Weblog
もみじ饅頭とどっちにしようか迷ったのですが、「明石のたこ」をチョイス。これがなかなか可愛らしいです。(*^o^*)
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books144「手話の世界を訪ねよう」亀井伸孝著(岩波ジュニア新書)

2009年07月29日 00時29分43秒 | books
手話の世界を訪ねよう (岩波ジュニア新書)
亀井 伸孝
岩波書店

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以前に「アフリカのろう者と手話の歴史」をご紹介した亀井さんが岩波ジュニア新書に登場。
今週の金曜日にある市の手話奉仕員養成講座基礎課程の講義「聴覚障害者活動」を担当することになっているので早速パクらせていただこうと一生懸命読みました。
<はじめに>
手話について本当に学ぶということは、ろう者という人びと、つまり手話を自分たちの言語として話して暮らす人たちのことを、その広さと奥ゆきもあわせた全体像として受けとめ、ろう者たちの音を使わない文化を丸ごと理解しようとすることなのです。

さすが亀井さん、「手話を学ぶこと」の本質を若い人たちに分かりやすい言葉で説明してくださいますねぇ~。でも、亀井さんの本領は次の段落に最も発揮されています。この本の胆(キモ)ですな。
ですから、手話を学ぶことは、手の形をまねるところからではなく、手話ということばでものごとが進んでいく集まりの場を訪れ、そこで行われているさまざまなことを教えてもらうところから始まります。これは、まさしく異文化世界でのフィールドワークに出かけることなのです。(この本のタイトルを『手話を学ぼう』ではなく『手話の世界を訪ねよう』としているのも、そういう意味が込められています)。
訪ねていって、出会って、教わるという姿勢を、私もこれからもっと大切にしていかなければと思いました。
この本は地域の手話講習会のサブテキストにしても良いのではないかと思います。税込みで819円です。
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ペプシ全国おいしいものアクセサリー02讃岐うどん

2009年07月28日 08時54分53秒 | Weblog
これが欲しかった「讃岐うどん」
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カラシ蓮根スヌーピー&?

2009年07月24日 12時44分24秒 | Weblog
ペプシ.NEX全国おいしいものアクセサリー第二弾24種「熊本県からし蓮根」
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月刊 言語 2009年8月号

2009年07月21日 22時54分42秒 | books
月刊 言語 2009年 08月号 [雑誌]

大修館書店

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月刊 言語の最新号が「手話学」の特集をやってるようです。早速本屋さんに買いに行こう!
■内容
【特集】手話学の現在――自然言語としての魅力に迫る
手話のおもしろさ:神田和幸
手話言語における音韻論研究とは:原大介
手話の文法:神田和幸
手話会話分析をはじめるために:坊農真弓
手話言語地図の作成に向けて:大杉豊
手話研究への情報工学的アプローチ:長嶋祐二
手話獲得の心理学――手話獲得・手話評価・手話処理過程:武居 渡
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books143「基礎から学ぶ手話学」神田和幸編著(福村出版)

2009年07月19日 23時15分42秒 | books
基礎から学ぶ手話学
原 大介
福村出版

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1996年に出た「基礎からの手話学」の改訂版が出ました! タイトルがちょっと変わって「基礎から学ぶ手話学」に。
残念ながらというのか「手話学」を一般向けに解説した本は、この神田先生の本以外、1996年以来10年以上も経つのにない。何だかなぁ~。
しかし、中身はこの10年のいろいろを踏まえてとっても面白いものになっています。ただ、その経過を知らない人にとってはちょっと第1章は難しいかも。
まえがきに書いてある以下の指摘はなかなか的を射ていると思う。
「手話の『先進国』である北欧やアメリカの過去を見ると、手話の発展にはいくつかの局面がある。潜伏期(ろう社会だけの隠れた存在)、黎明期(手話が世間の目に触れるようになる)、変化期(音声言語と接触し新たな手話ができる)、発展期(社会に認知され普及する)、拡大期(手話のいろいろな変種ができる)、収縮期(純粋化を目指す)、安定期(変種の棲み分けができる)が想定される。日本手話は現在、拡大期から収縮期に向かっていると考えられる。アメリカとの差は30年と考えられ、この『言語進化の歴史的必然』という視点に立てば現在の手話バラエティの多様化は正鵠を射ている。一方で、ろう運動家からは日本手話の純粋化、古手話の復刻などの主張がさらに強くなると予想される。しかし一方で手話の純粋化運動は一般学習者の減少にもつながる。」
まだ第1章を読んでる途中ですが、示唆に富んだ指摘が多く、今後、手話研修センターから「反論書としての手話学入門」が出ることを大いに期待したいと思います。
■日本手話研究がろう運動の一環になってしまったことは科学的言語研究としての手話学にとっては不幸なことである。(24ページ)
■諸外国において手話が公用語化され使用者が増えているという潮流が日本に届かない原因の1つはろう者を狭く定義していることに関係があると思われる。(25ページ)
■日本手話の歴史は百年足らずであるという俗説がある。この説は権威ある筋から流布されたせいもあり、信じている人が多いが、実は推測に過ぎない。(31ページ)
■手話奉仕員養成制度は多くの聴者に手話学習の機会を与えたが、その学習対象になった手話はろう者の手話ではなく、ピジン手話であったと想像される。その理由は当時発行されたテキスト類を見ると、すべて単語の説明であり、日本語がどのような手話単語に置き換えられるかを学習するようになっている。文法に関する記述はまったくない。(35ページ)

これはいまもあんまり変わってないように思うけど・・・。
■読話とピジン手話の併用は、聴者からするとピジン手話の単語だけでは何か言い足りない所を口話で補えるという利点がある。実際に伝わったかどうか別にして発話者としての満足感がある。
これかなり言えてますよねぇ~。
聴覚障害者からすれば、口話だけではわからない所を手話単語で補って理解できるので、情報獲得できる利点がある。双方に利点のあるこの方法が普及したのは当然である。しかし、これは手話というより、手話単語付きの口話であるから、ピジン手話よりさらに日本語に近いものになる。アメリカでは、こうした手話利用法をSSS(手話支援発話)と呼んでいる。これは後述する同時法的手話とは異なるが、内容は似ている。本書では手話付き口話と訳しておこう。(37ページ)
奉仕員養成講座で、「声を出さずに手話を表現してみましょう」と指導しても、どうしても例文を声を出して読みながら手話をする方がいる。それはまさに「手話付き口話」状態だ。でも、それと大差ない手話通訳者がいることも事実だと思う。
■こうした実情に対し、完全なコミュニケーションを求める聴覚障害者はろう者的手話の社会的是認を求めるようになる、ろう者手話という表現は前提として『聴者手話』を認めることになるが、それは手話ではないと彼らは主張したい。実際はどうあれ、ピジン手話は日本語の変種に過ぎないという意味を込めて、自らの手話を「日本手話」と呼ぶ。しかし、手話通訳養成などでピジン手話が普及し、その恩恵にあずかる人々にとってはピジン手話も手話と信じているので、ピジン手話は手話でないという主張は、これまで『ろうあ運動=手話運動』であった歴史を考えると、自己否定につながってしまうため、到底容認できるものではない。聴覚障害者の間でも議論があるゆえんである。
 アメリカろう運動の影響を受けた若いろう者による日本手話への評価は、日本手話の歴史的視点に立てばルネサンスを迎えているといってよいだろう。(39ページ)

多くの手話通訳者にとって、「日本手話」の存在は、まさに「自己否定」状態ですよねぇ~。
■シムコムとは定義的には、口話と一緒に手話を提示することで、併用法と同じだが、ろう者の側からすると、口話に付随してくる不完全な手話(手話付き口話)のことである。言語干渉の結果、どうしても手話が省略的になる。とくにピジン手話しか知らない聴者の場合、その手指表現はろう者には理解しがたいものになる。
厳しいご指摘ですよねぇ~。
■中途失聴者やろう教育関係者には日本語対応手話という表現を好む人が多い。これは「聴覚障害者の言語である手話」という運動スローガンにも適合し、日本語をコミュニケーションの基本とするろう教育の理念にも合致するから、多くの人に受け入れられやすい。
 しかし、言語学という立場から見ると曖昧で、日本人の好きな曖昧な決着の付け方である。日本手話が1つの言語であるなら、日本語に対応する日本手話というのはありえない。英語対応日本語とか、日本語対応英語とはいわない。これは単語レベルでの直訳のことであり、現実の場で使用されれば、いわゆるブロークン英語である。言語学的に見ればピジン英語で、1つの言語現象である。(中略)しかし、日本語対応手話とはろう教育でいう「手指メディア」による日本語表示のことで、あえて言語分類すれば日本語に属するだろう。文法は日本語だからである。ではなぜ手話と呼ぶかというと、手話単語を利用するために、手話に思えるからである。指文字や手話単語が手話そのものだと思っている人は多い。そこからくる誤解と、ろう運動スローガンや教育的配慮から、手話の概念を曖昧にしているのである。

確かに「日本語対応英語」なんて聞いたことないですよねぇ~。
ずいぶん引用が長くなってしまいました、神田先生スミマセン。でも、この本は近年出た手話関係の書籍としては一番のお勧めです。最後にさらに目次を掲載させていただきます。この本を日聴紙がどんな書評で紹介してくれるのかとっても楽しみです。
まえがき
第1章 手話学の基礎
 1 手話とはどういうことばか
 2 聴覚障害とは何か
 3 手話の成立と歴史
 4 手話の種類
 5 世界の手話
第2章 手話のしくみ
 1 音韻論
 2 手話音韻規則
 3 手話の語形成と文法
 4 統語論
第3章 手話学習
 1 手話教育
 2 手話検定
第4章 手話通訳
 1 手話通訳士
 2 手話通訳の実際
第5章 手話と聴覚障害者支援
 1 手話工学
 2 支援機器
第6章 ろう文化
 1 聴覚障害者人口、ろう人口と手話人口
 2 聴覚障害者の社会環境
 3 ろう文化とは何か
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books142「みんなが手話で話した島」ノーラ・E・グロース著(築地書館)

2009年07月11日 00時49分04秒 | books
みんなが手話で話した島
ノーラ・エレン グロース
築地書館

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ようやく読むことができました「みんなが手話で話した島」。
「ヴィンヤード島から引き出すことのできるもっとも重要な教訓は、共同体が障害者を受け容れる努力を惜しまなければ、障害者はその共同体に有益な一般構成員になり得るということであろう。万人に適応するために、社会は多少なりとも、自発的に変わっていかなければならないのである。
 障害への文化適応は広く理解されなければならない。その際、相手が異文化に属しているということをしっかり頭に入れておく必要がある。」(226ページより)

 本書の大部分は、どうしてヴィンヤード島のような島、長期にわたって聴覚障害者が一定数、人口のある部分を構成するような島が存在し得たのかということの謎解きに充てられている。しかもそれは遺伝の問題を中心としてである。訳者あとがきで佐野正信氏(執筆当時、東京都杉並区聴覚障害者協会理事)も、
「人によっては-特に当事者によっては、本書が障害の遺伝問題をおおっぴらに扱いすぎていると感じるむきもあるかもしれない。」
と書かれている。
でも、
ヴィンヤード島では、300年以上にわたり、健聴者が島の手話を覚え、実生活の場でそれを用いていた。
島の健聴者の多くは、ちょうどメキシコとの国境沿いで暮らす今日のアメリカの子供が英語とスペイン語を覚えてしまうのと同じように、英語と手話を完全に併用しながら大人になっていったのである。
ろう者の社会生活や職業生活を制限しているのは、聞こえないという障害ではなく、まわりの健聴世界との間に立ちふさがる言葉の壁なのだ。(「はじめに」より)

というのがこの本のメッセージです。
 でも、
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第9回日本手話教育研究大会 参加記

2009年07月08日 00時05分05秒 | sign language
 先週の土曜日、7月4日、第9回日本手話教育研究大会に参加して来ました。
 午前中は3本の発表。まず海野和子さんが「手話学習者のつまづきに対する、適切な指導法の検証」。手話指導の中で、ろう者の手話を見せてそのまま真似してもらってもうまく表出できないのは
1-1.学習者の間違いを具体的に把握できていないこと(それぞれの不得意分野の把握とそれに応じた指導方法→教材の選び方やその時間的な長さなど)
1-2.どのように、どうして間違っているかを学習者にポイントを示して説明できていないこと
1-3.指導者の言語的知識が足りない(自覚がない)ために、言語学を踏まえた上での説明(例えば①音韻、②語彙、③文法、④ロールシフトの4ポイント)ができてないこと
を挙げておられました。
 その上で、具体的な指導例を説明してくれました。
2-1.音韻変化
①1~2分の教材の中から5~10秒くらいに区切って説明する必要がある
②手形の説明においても「指先のみ」「手首から」「肘から」という区別を理解させる。また、「張り」「ゆるみ」の違いも理解させる必要がある。
例文;「お菓子が一つしかなかったので、(別にそのことは気にせず・かまわず)自分は買いに行った」
   「お菓子が一つしかなくて、(?)買いに行った」
2-2.語彙
①例文の中で教える。受講生に他の応用例文を作らせて、それにその語彙が合っているのかを説明する中から語彙のもつ「意味(範囲)」を把握させる。
②例文の中で語彙を教えることによって手型、口型だけでなく、「間合い」「うなづき」なども理解させる。
③例文を作らせる中で「別の語彙に言い換え」させることによって、学習者の語彙を増やす。
2-3.ロールシフト
①「回想」「独り言」「行動」と「説明」の「視線」の違いを理解させる。
②時制(現在、過去)の違いを「視線(目つき)」や「体の前後動」で表現することを理解させる。
例文;「昨日、道で大勢の猫に迫られた。」(視点;自分→自分→猫→自分)
   「エサを欲しがって近づいて来たのだった」
3.習得できない理由の分析をして、個々に合った指導を行う必要がある。
→繰り返すことによって、応用力をつけさせ、苦手意識を解消させる。
→学習者が安心して学べる環境作りが必要だ。
との発表でした。一人25分の発表時間であるのが惜しいと思いました。もっといろいろ教わりたかった。

次は江戸川ろう協の中山慎一郎さん。以前地元でも講演会を聞いたことがある。「聴覚口話法がろう者に与えた影響」という昔ろう教育を考える全国討論集会で聞いたようなテーマと内容でした。

3番目が国立リハビリテーションセンター学院手話通訳学科教官の小園江聡さん。「RS(ロールシフト)指導法」。私が今回の研究大会に4000円払ってでも参加しようと決めた一番楽しみにしていたレポートっていうか「模擬指導」です。実際に・・・(以下つづく・・・っていつもこれっきりなんですが・・・)
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ニンテンドーDS「手話の森」

2009年07月04日 23時20分15秒 | Weblog
手話の森(2009年6月発売予定)

スターフィッシュ・エスディ

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ニンテンドーDSから手話学習ソフト「手話の森」が発売されます。
私もアマゾンで早速予約。アマゾンでは6月30日発売となっています。
日立製作所の手話アニメーションソフト「Mimehand2」をベースに、株式会社スターフィッシュ・エスディさんが開発。詳細は同社ホームページに紹介されています。
こりゃ小学校や児童館などの手話教室で紹介したら盛り上がるかも・・・。
〔2009-05-12 13:20:08記〕

やっと出ました「手話の森」。早速やってみましたが、見る角度を左右だけでなく上下に動かせるのはさすが手話3Dアニメーション日立マイムハンド。
アマゾンの商品ページにDSの画面写真がいろいろ載ってます。
メニューとしては
・「手話小説(DSのメニューとしては「絵本のバルコニー」となっています。すごいタイトル!)」
・「手話の山(段階的に手話の設問が出てくる)」
・「冒険のどうくつ(応用問題っつうか手話クイズ)」
さらには
・「緊急時用」
・「資料室(辞書機能ですな)」
などいろいろ載っているので参考になります。
辞書機能がどれくらいの語彙数なのか、いっぺん講習会で試しに受講生に使ってみてもらおうかな・・(*^_^*)>
次はいろんな例文が出てくるソフトの発売を期待したいところです。
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きかんしゃトーマスのりものコレクション01「スペンサー+客車」

2009年07月03日 09時06分25秒 | Weblog
サントリー缶コーヒーボスきかんしゃトーマスのりものコレクションが始まりました。一台目は「スペンサー+客車」。2缶用は全五種類。今回は一缶用全10種類の方が人気高そうです。
きかんしゃトーマスって、私はなんか「人面魚」を連想してしまってイマイチ好きなキャラクターではないのですが・・などと言いつつディズニーの「カーズ」はけっこう好きだったりして・・・。
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