木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

books195「日仏カップル事情-日本女性はなぜモテる?」夏目幸子著(光文社新書)

2010年12月27日 23時53分02秒 | books
日仏カップル事情 日本女性はなぜモテる? (光文社新書)
夏目 幸子
光文社

12年前に亡くなった3つ年上の姉は、お茶の水大学仏文科4年の時(1979年?)に朝日新聞の「コンクール・ド・フランセ」に優勝?してその副賞でフランス・グルノーブルに2年間留学(その頃はこんな豪華な副賞が付いていた!)、その間に早稲田大学仏文の彼氏を振って、フランス人のM.G.さんと仲良しになって帰国し、2年後くらいには結婚して渡仏しました。あれ?でも一人目のA君は三軒茶屋生まれだったから、最初はM.G.さん(当時ファジー理論の研究者)の方が日本に仕事をこさえて東工大に留学して来たんだったかな。そんな事情もあって読んでみました。
先日「ダーリンは・・」を読んだばっかなのでミーハーな内容かと思っていたのですが、なんか著者の「気合い」を感じる本でした。特に「第5章 これからの女と男」で書かれている「文化的相対主義という大義名分のもとに女性差別を容認する政治家」は勉強になりました。フランスでイスラム教のスカーフ着用が禁止されたという記事を読んだとき、私もどういう風に理解したらいいのかちょっとよく分からなかったので、そういう視点なんだと納得できました。
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読売新聞「手話通訳者 心身の不調深刻」

2010年12月21日 21時52分39秒 | sign language
2010年12月21日(火)読売新聞夕刊に「手話通訳者 心身の不調深刻」との記事が掲載された。
朝日の記事との掘り下げ方の深さの違いはどうして起きたのか?
取材先が朝日;全日ろう連と読売;全通研という違いによるものなのか?
読売の記事にも全日ろう連のコメントが載っているが「通訳者拡充のためには、手話に関心を持つ人を増やす必要があると、『手話学習辞典』を先月刊行した。」ってそりゃただの自分ところの本の宣伝だろっ!情けない。

■手話通訳者 心身の不調深刻■
 -肩こり、視力低下、不眠、うつ・・・
  -人手不足 待遇改善を

 聴覚障害者のコミュニケーションを保障するために、放送や会議など様々な場面に手話通訳が取り入れられるようになった。活躍の場が増える一方で、手話通訳者特有の健康障害への対策が課題となっている。(梅崎正直、写真も)

*20分めどに交代
 内閣府で開かれる「障がい者制度改革推進会議」は、4時間にわたる長い会議だ。インターネット配信のため、手話通訳者も長時間、カメラの前に立つ。通訳者の江原こう平さん(35)は「20分をめどに3人で交代します。そうしないと通訳能力が低下するからです」と話す。
 手話通訳は、はた目以上にハードな作業。肩や腕が疲れるのはもちろん、音声言語を手話という動作での伝達に翻訳する行為はヽ脳の負担が大きい。「長く通訳しすぎると、頭の中が真っ白になってしまうこともある」(江原さん)という。
 裁判や病院での通訳は責任が重い。推進会議のように専門用語が飛び交う場面にも対処しなければいけない。疲労と緊張の連続に体調を崩す通訳者も多い。
 手話通訳者の健康問題が表面化したのは、1970年代の末だ。典型的なのは「頚肩腕障害」といわれる症状で、肩や腕のこり、痛み、しびれがとれなくなる。身体症状だけでなく、不眠やうつ、自律神経の不調を伴うことが多い。
 全国手話通訳問題研究会が05年、1376人の通訳者に行った調査では、8割の人が肩のこりとだるさを訴えていた。そのうち、常に症状が続いている人が約半数。「目が疲れる」は8割、「視力が落ちた気がする」は6割と、相手の手話を理解するために、目を酷使する仕事であることもわかる。また、手話通訳を「やめたい」「続けられないかもしれない」と答えた人に理由を聞いたところ、「体力や健康上の理由」が4割弱に上った。
 長崎県の女性(61)は、16年前に頚肩腕障害と診断された。当時、県の嘱託の立場で、多い年は年300件の通訳をこなしていた。「肩こりくらいは当たり前だと思っていましたが、ある時から、しびれやふるえが止まらなくなった。何もしなくても肩がぴくぴく動いたり、お茶を持つ手が震えたり」。精神的にも追いつめられ、電話が嫌になり、手話の話も聞きたくなくなっていた。時間制限を設けて仕事を続けながら治療し、快方に向かったのはこの数年のことだという。

*医大協力の電話相談
 深刻になる前に治療につなげようと、全国手話通訳問題研究会は滋賀医大と協力し、「けいわん110番」を設け、相談を受けている。健康維持のため、通訳前後のストレッチや、リラックスする呼吸法の習慣化を呼びかけ、冊子やDVDも作成した。場面によるストレスの違いから、病院や職場など生活の場では25分、講演会や警察署、裁判所などでは20分、テレビ中継では15分と連続時間に限度を設け、交代で通訳することを提唱。自治体による健診の普及にも力を注ぐ。
 背景には、手話通訳者の不足がある。他に頼める通訳がいなければ、聴覚障害者からの依頼を断れない。時間外の依頼にサービス残業で応じている人も多い。
 全日本ろうあ連盟は「通訳者拡充のためには、手話に関心を持つ人を増やす必要がある」と、「手話学習辞典」を先月刊行した。
 また、非正規雇用の割合が近年増しており、05年では8割弱。依頼に応じて派遣される非正規の登録型通訳では、いくつもの事業所を掛け持ちしないと、生活が維持できない実態もある。通訳者の健康を守るには、身分の保障や待遇改善により、安心して働け、休める体制作りも必要だ。

 ◆けいわん110番
 医療的な相談=滋賀医科大学社会医学講座℡077・548・2187、ファクスO77・548・2189
 仲間を守る取り組みに関する相談=全国手話通訳問題研究会健康対策部ファクス075・451・3281
 ◆わたしたちの手話学習辞典(2600円)財団法人「全日本ろうあ連盟」出版局℡03・3268・8847、ファクス03・3267・3445
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朝日新聞より「手話通訳 充実が課題」

2010年12月21日 21時41分27秒 | sign language
はからずも同じ日に朝日新聞と読売新聞に手話通訳についての記事が掲載された。
まずは2010年12月21日朝日新聞朝刊より。
全日ろう連に取材しているのに、手話通訳者の待遇に関する記述がなくて、単に「最高裁が悪い」記事になっていてがっくり。「初の弁護士」っていうのもなぁ~。この記事じゃ「手話通訳制度の充実」って具体的にどういうことが求められているのか読者にはさっぱり伝わらない。

「手話通訳 充実が課題」
【写真略】聴覚障害者の相談にのる田門浩弁護士=東京都渋谷区の東京聴覚障害者自立支援センター

◆聴覚障害者狙う聴覚障害者/結婚詐欺公判
 東京地裁立川支部で20日に開かれた、結婚詐欺の罪に問われた聴覚障害者の男(65)の公判。同じく聴覚障害者である被害者の女性は、法廷の手話通訳を通じて被害の実態を訴えた。同じ境遇への安心感を利用した悪質な事件が相次ぐなかで、聴覚障害者が司法や行政に少しでもアクセスしやすくなるよう、関係団体からは手話通訳制度の充実を求める声が上がっている。(根岸拓朗、浜田知宏、三浦英之)

◇尋問時間、通常の数倍
 詐欺の被害に遭ったとされる女性にはこの日、検察、弁護側双方から尋問があった。女性は「うそをつかない」との宣誓文を声を出して読むのが難しいため、裁判所職員が代読して裁判が始まった。
 女性は検察官の質問に対し、裁判官の前に座った手話通訳を介して答えた。検察官が質問を声にすると、手話通訳が手話にして質問を女性に伝える。女性は自らの記憶や体験を手話で答え、通訳がその証言を声に出して法廷の裁判官らに伝えた。
 手話の通訳を介するため、質問のやりとりは通常の尋問の数倍の時間がかかっただけでなく、質問の内容が思うように伝わらず、女性からは「質問が長すぎます」「理解するのが難しいです」という返事が繰り返された。
 証言によると、女性と男が初めて会ったのは2003年5月。検察官に「初対面で『結婚相手を探している』と言われてどう思ったか」と問われると、女性は「優しそうな人だと思った」と答えた。
 検察官の質問に対し、女性は男に対して200万円、500万円など次々と高額の金を貸したと証言。「彼は1億円の定期預金があると言っていた。返してくれると思っていた」と説明した。
 弁護側が「男が偽名を名乗っていたことに気づいた後も、理由を尋ねなかったのはなぜか」と質問すると、女性は「おとなしい性格なので疑問は言わなかった」と証言した。
 女性への尋問中、被告の男は通訳と女性を交互に見つめ、時折メモを取っていた。この日は結局、尋問は終わりきらず、次回の公判に持ち越された。

◇地域で運用まちまち
 法務省によると、1880(明治13)年制定の旧刑法は聴覚障害者をいっさい処罰の対象にしておらず、1907年に定められた現在の刑法も40条で「罰しないか、減刑する」としていた。これらの規定は「聴覚障害者は言語の知識を獲得するのが極めて困難で、一般的に精神の発達が阻害されていると考えられていたため」とされる。「聴覚障害者への差別」という意見が絶えず、40条は95年になって削除された。
 刑法は改められたものの、聴覚障害者が司法や行政にアクセスしにくい環境は改善されていない。
 98年にろうあ者として初の弁護士になった田門浩弁護士(43)は「聴覚障害者の被害を防ぐためには、聴覚障害者を狙った被害の実態や正しいお金の使い方を知ってもらう必要がある」とする一方で、「行政では今、健常者には様々な社会教育を実施しているが、手話通訳者がいないと聴覚障害者は参加できない。公的機関には手話通訳を配置し、聴覚障害者がより広く社会に参加できるようにすることで、情報を得られやすくする仕組みが必要だ」と問題点を指摘している。
 聴覚障害者の司法参加には、どうしても高度な技能を持った手話通訳が必要だ。
 全日本ろうあ連盟によると、法廷における手話通訳の運用は各裁判所の判断に委ねられているといい、「地域によって基準がまちまちで、通訳技術についても保証がなされていない。最高裁には手話通訳の法制化などを求めているが、実現していないのが現状だ」(担当者)という。
 同連盟は「聴覚障害者が司法にアクセスするためには、手話通訳がどうしても必要。手話は言語として認められておらず、手話通訳の絶対数も足りていないため、聴覚障害者の司法への参加はかなり難しい」と話している。
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12.20日弁連シンポジウム「あるべき障がい者基本法改正」(弁護士会館)

2010年12月20日 22時16分20秒 | sign language
月曜日の夜6時からって、けっこう辛いものがありますが地下鉄霞ヶ関駅ドトールの店先でサンドイッチかじって参加。
副題「権利条約批准に向けての国内法整備の第一歩として」の「あるべき障がい者基本法」についてのシンポジウムでした。
1.開会挨拶・・・我妻崇日本弁護士連合会副会長「12月17日に障がい者制度改革推進会議の第二次意見とりまとめがあった。同じ日に日弁連は『障がいのある人の権利と施策に関する基本法改正要綱案』を発表した。」とのこと。

1.5.そこで急遽「第二次意見とりまとめ」について制度改革推進会議の構成メンバーである尾上浩二さん(JDF)から報告があった。
(1)大きなポイントが2つ。
  ①保護(福祉)の客体から権利の主体へ、
  ②障がいの概念について医療モデルから社会的モデル(インクルーシブ社会(共生社会)へ)への転換
(2)障がいの定義について
  従来の「固定的」な定義から「周期的または断続的」な状態として認める
(3)差別の定義
  合理的配慮の欠如
(4)基本理念は、地域社会で生活する権利(「機会を与えられる」だけではない)。
(5)女性やこどもの問題、さらには労働や教育
(6)モニタリング制度

2.担当大臣のご挨拶・・・岡崎トミ子内閣府特命担当大臣(障がい者政策担当)

3.基調報告「日弁連・障がいのある人の権利と施策に関する基本法改正要綱案について」・・・黒岩海映(くろいわ みはえ)
(1)障がい者基本法改正について
第1 基本法改正の意義
 1 全ての施策の根本
   障害者基本法は障害者法制の憲法。
 2 障がい者権利条約批准のための国内法整備の第一歩
   障がい者総合福祉法、障がい者差別禁止法へつながる基本法を!
 3 内閣府障がい者制度改革推進会議第1次意見(2010年6月)
   「障害者基本法の抜本的改正」→個別法の整備、という工程
 4 第2次意見と法案化作業への期待
   日弁連として、第1次意見の方向性を重んじつつ、さらにこれを前に進めたよりよい要綱案を策定。
第2 あるべき障害者基本法改正案の骨子
 1 名称
   「障がいのある人の権利と施策に関する基本法」とすべき。
 2 前文
   権利条約批准を見据えた抜本改正である以上、改正の趣旨を明確にするために前文を置くべき。
 3 総則
 (1) 目的
   障がいのある人の権利主体性と権利条約におけるインクルージョンの概念を法の目的として明記すべき。
 (2) 定義
   定義規定としては、
   ①包括的な「障がい」の定義、
   ②権利条約のインクルーションの概念を法文化すべく「共生社会」の定義、
   ③差別の一類型である「合理的配慮(の欠如)」の定義、
   ④言語の定義、
   ⑤コミュニケーション手段の定義、などが必要。
 (3) 基本理念の明確化
   基本法において強固かつ明確な内容の基本理念を定めることで、具体的な諸施策を正しく方向付ける。
   内容としては、
   ①尊厳の保障、
   ②法の下の平等、
   ③地域で生活する権利、
   ④自己決定権、
   ⑤コミュニヶ-ションに関する権利、
   ⑥アクセシビリティを定める必要。
 (4)差別禁止
   差別の3類型(直接差別、間接差別、合理的配慮の欠如)を前提とした差別禁止条項を置く。
 (5)その他
   他にも、障がいのある女性、障がいのある子ども、国際協力、国・地方公共団体の責務、事業者の責務、国民の理解、施策の基本方針などの条項を置く。
 4 各論
  以下の各論につき、権利規定(1項)と施策義務規定(2項以下)を定めていく必要。
 (1)地域社会における自立生活
 (2)自己決定
 (3)アクセシビリティ(公共施設等の利用可能性)
 (4)コミュニヶ-ション(意思及び情報の受領等)
 (5)家庭及び家族の尊重
 (6)教育
 (7)労働
 (8)医療、健康等
 (9)所得保障
 (10)司法の利用等
 (11)政治参加
 (12)文化活動等への参加
 (13)国際協力のための施策
 5 推進及び監視のための機関設置(障がい者政策委員会)
 (1)権利条約33条で規定される促進・監視機能を担う機関を設置し、関係大臣に対する勧告権も含めた諸権限を持つ機関とする。(33条が求めるパリ原則に基づく機関は別途必要)
 (2)構成員の過半数は障がいのある人とする(中央も地方も)。
 (3)市町村も、地方障がい者政策委員会を設置する義務を負う。
 (4)地方障がい者政策委員会も、首長に対する勧告権限をもつ。

(2)障がい者基本法の位置づけ~障がい者権利条約と国内法整備に向けて~
【図;省略】
(3)障がいのある人の権利と施策に関する基本法改正要綱案の提言
                  2010年(平成22年)12月17日
                       日本弁護士連合会
提言の趣旨
 当連合会は,内閣府障がい者制度改革推進会議で議論されている障がい者基本法改正案をさらに良いものとするべく,別紙の「障がいのある人の権利と施策に関する基本法改正要綱案」を提言する。

提言の理由
 2009年9月に民主党政権が発足し,同年12月に内閣府の下,全閣僚で構成される障がい者制度改革推進本部が設置され,その下に障がい者制度改革推進会議が設けられた。同会議は,日本が国連の障がいのある人の権利条約を批准するに当たって国内法整備を進めていくためのエンジンとして位置づけられた。
 同会議は,本年に入って以降,議論を重ね,本年6月には第1次意見をとりまとめるに至った。同意見においては,障がい者基本法の抜本改正が掲げられ,2010年内に取りまとめられる第2次意見を踏まえ,2011年の通常国会へ法案提出するとのスケジュールが示されている。
 今回の障がい者基本法改正は,これまでの改正とは異なり,障がいのある人の権利条約批准のための国内法整備の第一歩という極めて重要な位置づけであり,ここで十分な内容の改正を実現することで,続く総合福祉法,虐待防止法,差別禁止法等,重要な個別立法制定へつなげていくべきものである。
 改正法においては,まず法律の名称を「障がいのある人の権利及び施策に関する基本法」と変更するべきである。そして第1次意見で述べられているとおり,基本法において障がいのある人の人権を規定し,これを確保するための諸施策を規定する必要がある。また制度の谷間を生まない包括的な障がいの定義,合理的配慮を提供しないことが差別であることを含む差別の定義,手話その他の非音声言語が言語であること,障がい故に侵されやすい基本的人権などを総則で確認し,障がいのある人の権利条約の実施状況の監視機能を担い,関係大臣に対する勧告権等も有する推進機関の設置を規定しなければならない。ただし,本改正要綱案で示す推進機関は,障がいのある人の権利条約33条に定められるパリ原則に基づいて条約上の権利の「促進・保護・監視」の任務を担う組織ではないのであり,これについては今後の立法による設置が望まれるものである。また基本法改正に引き続いて,他の個別法の改正が期限を定めて速やかに行われるべきことが附則等により定められることを要請するものである。
 このような時期にある今,タイミングを逃さず,推進会議で議論されている改正案をさらに良いものとするべく,当連合会としての改正要綱案を発表することとした次第である。

 日弁連の「障がいのある人の権利と施策に関する基本法改正要綱案」については、WAM NETの「第29回障がい者制度改革推進会議資料(平成22年12月17日開催) 」のページを参照のこと。
3-2.「障がい者基本法改正に関するJDFの見解」森祐司日本障害フォーラム(JDF)政策委員長
【資料】障がい者基本法対照表(現行)(内閣府規定ぶりイメージ)(JDF改正障害者基本法(案))の3つを比較し(論点)を付した対照表→残念ながらこの電子ファイルはまだネットで見つけられませんでした。
4.シンポジウム
(パネリスト)
・山崎公士(神奈川大学教授)
はじめに-研究者として、障がい者制度改革推進会議構成員として
1.基本法の性格と限界
2.基本法における理念・権利規定
 -障害者権利条約を踏まえ、理念・権利規定をどこまで基本法に盛り込めるか?
3.第二次意見と基本法の改正
 -前者はどこまで後者に盛り込めるか?
4.推進会議が政府に求める事項と省庁コメントの本旨
 -権利条約の国内法化という基本法の意義を見失ってはならない。
結びにかえて
 -障がい者制度改革推進本部(本部長;内閣総理大臣)の政治的意思・決断の重要性

・久松三二(全日本ろうあ連盟常任理事・事務局長)
1.行政の「できない」という基本姿勢が目立った
2.全日ろう連は署名・パンフ普及運動を行っている。
 それによって・・・
→国民の推進会議に対する関心を高める
→国民の聴覚障害者問題に対する関心を高める
→われわれ当事者(聴覚障害者)の自覚も高まる
→推進会議任せでなく、仲間の力で基本法を改正しようという気運を高める
3.文科省の会議に初めて3名の当事者が参画した
→3名は少ないけれど親の選択権を認める動きにつながった
4.モニタリングには当事者が関係することが大切
5.情報・コミュニケーション問題については、視覚障害者・知的障害者の情報・コミュニケーション問題への広がりがあった。また、手話言語学会やコミュニケーション学会からの期待も受けた。

・森 祐司
・黒岩海映

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ラーメン79_めん屋大黒

2010年12月19日 11時27分25秒 | food
先日、天天に伺ったときに県庁側にあるこのお店をチェック。次は入ってみようと思っていました「めん屋大黒」さん。
カウンターを中心にレイアウトされた店内は、ずっと昔にもどこかで入ったことがあるような気がするオーソドックスな配置。ラーメン屋さんの黄金比率レイアウトといえるでしょう。
けっこういろんなラーメンがあって、赤味噌のラーメンなんて美味しそうだったのですが、いつものように「他店と平等な条件で評価する」ため一番基本の大黒ラーメン600円を注文。「当店のイチオシ、豚肉と白菜を煮込んだ」大黒ラーメンは、確かに白菜たっぷりヘルシーでイケました!
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ラーメン78_空海(日比谷シャンテ店)鶏白湯ラーメン980円

2010年12月18日 00時41分01秒 | food
以前に参宮橋店に行ったことがありとても美味しかったので、ずっと入ってみたかったお店です。
私は季節限定の「鶏白湯ラーメン980円」を注文しました。なかなかイケます!
味玉そば(醤油)830円も捨てがたかったです。
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ラーメン77_長崎飯園

2010年12月17日 12時53分57秒 | food
どうしたら文字化けしなくなるかな?
iPhone4から送信
どうもこの「1行前に書く」というのが一番良さそうです。
長崎ちゃんぽん900円(大盛り1000円)とっても美味しかったです。
お昼はちゃんぽんと皿うどんだけと書いてありましたが、昼休み中お店はずっと満員でした。
ちゃんぽんらしいしっかり魚介出汁の利いたスープでした。
麺はやや柔らかめでしたが、後半でへたることなく最後まで美味しくいただけました。
次は皿うどん(固い麺と柔らかい麺がある)をぜひ食べてみたいです。
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12月17日(金)20:00~NHK教育テレビ「きらっといきる」に今村彩子さん登場!

2010年12月17日 00時12分34秒 | Weblog
前に紹介した今村彩子さんの情報をいただいたので紹介します。
+++++++++++++++++++
こんにちは。今村彩子です。

(このメールは友人、知人、ご縁のあった方に一斉送信させていただいています。コピー・転送もOKです)

師走に入り、2010年もあと半月になりました。

お元気でお過ごしのことと思います。

私は相変わらず元気で、大学や映画制作、講演とあちこち飛び回っています。

今日は、お伝えしたいニュースが2つあります。

☆ 一つ目 ☆
今年の春に制作し、日本民放連盟賞、ACC CMフェスティバルで受賞したCM「伝えたい」トキワ鉛筆が第48回ギャラクシー賞上記入賞にも選ばれました。

ギャラクシー賞

http://www.houkon.jp/galaxy/48kamiki.html>

この中からCM大賞、優秀賞、選奨、奨励賞が選ばれます。6月に発表は来年の6月です。


プロの世界でもいい評価をいただけたことは自信につながりました。

このことをろう学校の子ども達や保護者の方に伝えたいという気持ちでいっぱいです。


自分の道をコツコツと続けていけば、いい結果が生まれるよ。一生懸命な気持ちは、社会にも伝わるんだよと。

ろうの子ども達をもつ保護者の方には、「あなたの子どもは大丈夫。心配はいらないよ。自分の人生をしっかり歩んでいる、ろうの大人たちは大勢いるよ」と伝えたいです。

☆ 二つ目 ☆
NHK教育テレビ「きらっといきる」で私の映画「珈琲とエンピツ」を制作している様子が紹介されます。

12月17日(金)20:00~20:29 NHK教育テレビ 「きらっといきる」

「本当の会話」って何?

~ 聴覚障害 今村彩子さん ~

今村彩子さん(31歳)は、ろうの映像作家です。ろう者の姿をありのまま伝えたいと、カメラを片手に、手話と口話を使って、自主映画を作り続けています。今、撮影しているのは、ろう者のサーフショップの店長。どんな人とも垣根なくコミュニケーションをとる達人です。
その秘訣をつかもうと、撮影を続ける今村さんの日々をみつめます。

もし、お時間があれば、ご覧いただけるとうれしいです。(^ー^)

だんだん寒くなって来ました。お身体をご慈愛くださいね。

皆様にとって、楽しいクリスマスとよい年を迎えられますように。

今村彩子
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PENTAX K-x ミニチュアマスコット

2010年12月16日 23時44分27秒 | Weblog
=1B$BA0$K;(;o$GFI$s$G$:$C$HM_$7$+$C$?%Z%s%?%C%/%9#K=1B(B-x=1B$B%_%K%A%e%"%^%=
9%3%C%H!#=1B(B
iPhone4=1B$B$+$iAw?.=1B(B=
iphoneから送ると、どうしても文字化けしてしまうみたいですね。
PENTAX K-x ミニチュアマスコット

「前に雑誌で読んでずっと欲しかったペンタックスK-xミニチュアマスコット。
 秋葉原のヨドバシカメラ7階タワレコに2日間通ってやっとゲットできました。」
 iPhone4から送信

タワーレコードとのコラボモデルをゲット!
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books194「就活のバカヤロー」企業・大学・学生が演じる茶番劇(石渡嶺司・大沢仁著)光文社新書」

2010年12月15日 22時40分45秒 | books
就活のバカヤロー (光文社新書)
大沢 仁,石渡 嶺司
光文社

2008年11月20日に初版が出た本なんですが、アメリカのリーマン・ブラザーズが破綻したのがその直前の9月なんで、ちょっとタイミングが悪かったようです。というのはこの本は就職戦線がほんのつかの間の「売り手市場」だった社会情勢を元に書かれているからです。
その後世界経済が急降下し不況となって一気に「就職氷河期」がやってきてしまいました。
「バカヤロー」なんて言えた時代が懐かしいって感じです。
今就活中の学生さんには見向きもされない一冊なんだろうなぁ~ブックオフで105円だったし。
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