観るも八卦のバトルロイヤル

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「リング0 ~バースデイ~」。恐怖の始まりが、まさか仲間由紀恵だったとは…

2010年08月20日 | 映画・ドラマ
 「リング」、「らせん」、「リング2」に続く映画リングシリーズの完結編で、呪いのビデオ事件から遡ること30年前の昭和43年。生前の貞子(仲間由紀恵)の青春と悲劇的な最期までを描いた物語。
 シリーズの恐怖とは違って、人間の心の怖さも描いている。そして、何より、「こういった過去があったのか」とシリーズに続く終わり方。まさか貞子が仲間由紀恵だったとは知らなかったが、「まだ若いから、まだまだだね」と(演技を)観ていたが、終盤クライマックスは凄かった。オーディションで主役に抜擢されさらに、この演技で堤幸彦の目に止まり、「TRICK」主役に抜擢されたという裏話もうなづける。
 これで、このシリーズはこれで全部観た事になるが、一番印象深かったのは、映画よりもさきだった高橋克典主演の2時間ドラマでの「リング」。内容も衝撃的だったのと同時に(それで映画も観ようと思ったのだ。本当は怖いの嫌いなのに)、若かりし頃の高橋克典の、そりゃあもう、素敵だったこと。
 衣装の、ツルツルのシルクのシャツ姿は今でも目に焼き付いている。それ以降は、何か妙に大きくなっちゃって(太って)、「金太郎」やってたけど…。
 高橋克典が演じた役を映画では松嶋菜々子が演じていた。