かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(43:ネパール再び編-第二章)

2008-12-22 10:34:46 | 旅行
-ネパール1日目つづき-

【なかなか好い佇まいのシェルパホテルです。手前の柵の文様?がネパール女性の髪形を表しているのでしょうか?】

ネパール・カトマンドゥに到着し、ホテルで一息ついた後、相棒と二人で町の散策に出かけました。
最初に行ったのは旧王宮通りで、たくさん並んでいる露店を見て歩きました。
そして、アンモナイトの化石が並んでいるのを見つけると、相棒は興味深そうに見ておりました。
でも、店のおニイさんが1個30ドルだというのです。
これは吹っ掛けているなと思い、ネパールでのジョーシキ“値切り”交渉に入りました。
何度かやり取りするのですが、少ししかまけてくれません。
 それで、相棒を促して立ち去ろうとしました。
すると、店のおニイさんがあわてて呼び止めて、今度こそ本気で安くしてくれるのです。
結局、2個で400ルピー(約2,000円)まで値下げしたので、まだ高いとは思ったのですが、相棒が買いました。

今ではどうか分かりませんが、この当時のネパールの店、特に露店では外国人観光客と見ると、いきなり高い値段で言ってきます。特に、興味深そう、欲しそうに見ていると、大いに吹っかけてきます。逆に、別に欲しくないよ、という態度で接すると、どんどん安くしてきます。
ですから、言い値を鵜呑みにせず、値切ると、たいていの場合当初言い値の半分~1/3位にはなるようでした。
なかには、1/10くらいまで値切ったというツワモノもいたようです。


≪旧王宮:広場の真ん中あたりに露店が並び、地元の人たちの他、デイパックを背負った旅行者が大勢歩いています。≫

 王宮を後にして、本屋で絵葉書と地図を買った後、次はタメル地区へと向かい、中華&チベット料理のレストランへ入りました。前回ネパールに来た時にも一度入ったことのある店で『Utse』という店です。
店内が暗いのと天井が低いので、相棒は少し嫌がっておりましたが、
二人でたらふく食って、飲んで、全部で396ルピー(約2,000円)でした。
大体1品が15~25ルピーの料理といったところです。
閉口するのは、ネパールのたいていの店ではビールは常温のため、温くて・旨くないのです。
でも、それも仕方ないのでしょう。
ネパールの人たちにとって、ビールは高価なもので、めったに注文する人がいないから、わざわざそれを冷蔵庫で冷やすというのは、とても(電気代が)もったいないことなのでしょう。

≪つづく≫

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