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かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

政党政治って何?

2007-11-05 13:02:04 | 政治・社会

昨日、民主党の小沢一郎代表が突然辞任表明を行った。2日に福田首相から連立を打診されたが、民主党の役員会で拒否されたことが原因のようで、「政治的混乱が生じた。党役員から不信任を受けたに等しく、けじめをつける」との理由だ。

連立を申し出たのは小沢氏の方だ、とも言われているが、密室で会談すれば、憶測も飛び交うだろう。どちらが持ちかけたのか知らないが、予定していた党首討論を延期してまで密室会談をする必要性は何なのだろう。小沢氏は、党首会談の場で、なぜ連立拒否を即座に伝えなかったのだろうか。彼は、今連立を組めば民主党の意のままにできると考えたのだろうか。有権者は、先の参議院選挙で自民党との連立を期待して、民主党に投票したのではないだろう。小沢氏は、この選挙で政権交代を使命に掲げていたではないか。国民の多くも、二大政党制時代がもうすぐ訪れる気配を感じていたのではないだろうか。小沢氏の変わりようは何なのだろう。新進党時代から同じようなことを繰り返している。自民党を離党し、その後連立を組み、また離れ、民主党に合流し、そして再び連立を組もうとする。私には理解しがたい。小沢氏は、何を目論んで民主党に合流したのだろうか。まさか、民主党を引っ掻き回すために入ったわけではあるまい。「ねじれ国会」などと言われているが、民主党も大いにねじれている。

 1955年、結成・解体を繰り返していた政党のうち、自由党と民主党が連合して「自由民主党」が結成された。そういえば、小沢氏が民主党に合同するまで、自由党があった。今の「民主党」は頭に「自由」が付かない。自由民主党より自由がない政党ということなのだろうか。もし、自公民連立になると、議会のチェック機能が働かなくなるだろう。これでは、戦前の「大政翼賛会」と同じではないか。一党独裁の中国政治とあまり変わらなくなるではないか。こんなことがまかり通るなら、国会なんて必要なくなる。政党政治って何だろう?

小沢氏は、自分自身の軽率な行為が原因で、混乱を招いたと思われるのだが、昨日の辞任会見では、残念ながら反省の弁がなかった。それどころか、「民主党は力量不足」などと言ってしまってはまずいだろう。

安倍前首相といい、小沢代表といい、なぜ二大政党の党首が、こんな無責任とも受け取れる「放り投げ」を簡単にやるのだろうか。安倍前首相の辞任即入院の本当の理由は、父からの莫大な遺産相続の脱税疑惑ではないかとささやかれているが、小沢代表も何かやましいことがあるのだろうか。この先、病院に駆け込まなければ良いが。


懲りない人々(その3)

2007-10-26 11:12:52 | 政治・社会

ある程度ブログ記事が溜まったら、カテゴリー分類をしようと思ってはいたのだが、昨日奥さんから「カテゴリーに分けなさい」と言われたので、未熟ながらなんとかカテゴリーを編集して、分類した。これからは、こちらもご参照下さるようお願いします。 

 

最近、集落の入り口の道路沿いに気になる旗がたなびいている。初めてこの旗に気づいた時は、「何だろう?住宅展示場の案内だろうか?いや、この地区にそんな所あっただろうか?」と思ったが、少しして、「あっ、これは農協の標語だろう」と思うに至った。その旗には、大きく『小玉追放』と書かれている。おそらく、「適切な時期に柑橘類の摘果を行って、果実を大きく育てよう」と各農家に呼びかけているのだろうと思う。

そして、そう思った後、この旗があのロッキード事件の頃あったら面白かっただろうなあと想像してしまった。でも、あのお方は「児玉」さんだったですね。 

最近お騒がせの守屋武昌前防衛事務次官の商社との癒着問題は、なんだかそのロッキード事件の様相を呈してきたのではないだろうか。接待ゴルフだけにとどまらず、なにやら裏金作りだとか、特定商社との随意契約の指示(?)など、これからもっともっとホコリが出てきそうだし、政治家も関与していそうなにおいがする。 

そして、給油量訂正に絡む海上自衛隊の隠蔽問題も加わり、防衛省の不祥事は相次いでいる。その守屋氏はそれらの『JFK疑惑』のキーマンと目されているようだ。なんだか、どこかのプロ野球球団のようだが、J=隠蔽の情報操作、F=不正な給油転用問題、K=金銭疑惑なのだそうだ。ともあれ、29日午後に守屋氏の証人喚問が行われることになったので、どこまで真相が明かされるか見届けたい。 

対テロ新法案は、海上自衛隊の活動を給油・給水に限定する趣旨のようだけれど、自衛隊員が勝手に情報隠しをやるようでは、文民統制など機能するはずがなく、国民の信頼など得られないだろう。そして、薬害肝炎資料の放置・隠蔽、ぼろぼろ出る社保庁の横領・いんちき。この国の役人はどうしてこうも国民にそっぽ向いた輩が多くなったのだろうか。いやそれとも「だいこく屋、お主も悪よのお~」の昔から、体質はちっとも変わっていないのだろうか。これでは、ミートホープ、白い恋人、赤福、比内地鶏から「何をおっしゃいます お代官様こそ」と言い返されても、「ウォッホッホッ」と言うしかない。


保険金不払い

2007-10-09 13:32:19 | 政治・社会

生命保険会社の保険金や給付金の不払いが、2001年度からの5年間で、合計約120万件、約910億円に上るという。請求がなければ支払わないという、全く理不尽なことがまかり通っている。全く腹立たしい。

保険金不払いの問題は、05年に某保険会社が支払いを拒否していたことがわかり表面化した。しかし、今回の調査により、某社だけでなくどの保険会社も同様のことをやっていたことがわかった。どの保険会社も、契約者軽視のあきれた経営をしていたということだ。 

しかも、その件数、金額は膨大だ。とにかく保険の約款は文字が小さい上に、特約などの条件が複雑でとてもわかりづらい。保険会社は、契約をとることにはとても熱心だけれど、支払に関してはほったらかしというケースが多く、「売ればおしまい」というのが当たり前のようだ。 

契約に沿って本来支払うべき保険金を、請求がないからといって支払わない姿勢・会社体質を早急に改善するべきだ。そして、保険商品をわかりやすくして、契約者がよく理解できるように丁寧に説明すべきだ。保険会社は、どうも自浄能力が欠落しているようだ。

 

会社勤めをしていた頃、会社に出入りしていた某保険会社の女性外交員が、阪神淡路大震災があった1・2年後、「我が社は大震災の時も、保険金を支払っても十分に資金が残っていた」と言っていた。彼女は、自社の資金力を自慢して、支払能力に問題がないことをアピールしたかったのだろうが、このセリフに私はとても違和感を覚えた。あのような未曾有の災害があったら、保険会社の資金が底をつくくらいになってもおかしくないと思うのだが、びくともしなかったと言う。それじゃあ、保険料を取りすぎなのではないかと思ってしまう。保険は、統計学理論の上に成り立っているのだから、事故率などの「○○率」の設定と保険料のバランスがおかしいのだろうと思う。

最近原発などで地震に対する安全率が問題になってきているが、保険会社は、自社が倒産しないための安全率をとんでもなく大きく設定しているのだろうと思わざるを得ない。それとも、不払いで儲けているだろうか。 

保険金は払わないは、年金はネコババするは、いったい、この国はどうなっているのだろう。


ミャンマーの悲劇

2007-09-29 14:10:55 | 政治・社会

本当に痛ましい事件が起こってしまった。ミャンマーで、日本人ジャーナリストが銃撃されるシーンが、何度もテレビ画面に流された。信じがたいような光景だ。

 

9月18日に僧侶たちによる大規模抗議デモが始まり、連日反軍事政権デモのニュースが報道され、その後市民も合流し、ついに24日には10万人のデモとなった。そして、軍事政府の治安部隊による威嚇発砲が繰り返されるようになり、死者が出てしまった。しかし、あのシーンを見ると、威嚇なんていうものじゃなくて、明らかに殺意を持って銃撃したとしか思えない。どうも、治安部隊は、ヤンゴンの僧侶に親近感を持たない地方出身の兵士を前面に立てて、デモ隊を鎮圧する作戦を取っているようだ。ミャンマーの軍事政権は、クーデターで全権を掌握し、その後行われた総選挙で民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん率いるNLDが圧勝したにも関わらず、選挙結果を無視して17年たったいまでも実権を握り続けているばかりか、彼女を軟禁したままだ。 

 

東京に住んでいた頃、ミャンマーから来日していたある女性が、「自分はミャンマーという国名が嫌いで、その名称は使わずビルマと言う」と言っていた。私はその時理由がわからなかったのだが、彼女は「ミャンマーという国名は軍事政権が勝手につけたものだから」と説明してくれ、納得した。我々世代にとっては、ミャンマーよりもビルマのほうがしっくりくる。

 

軍事政権対僧侶といえば、私は、比叡山焼き討ちや一向一揆の人たちを大量虐殺した織田信長を思い出した。しかし、今回のデモは完全非武装であるにもかかわらず、軍政は強硬手段にでた。こんな暴挙が許されていいはずはないと思うのだが、中国は、全く説得力のない理由を掲げて軍事政府を擁護している。ミャンマーを通る自国のパイプラインを守りたい、などの理由があるからだろう。あきれたものである。 

 

軍事政府は即刻武装解除して、国民・僧侶たちと話し合いをするべきだ!


陵墓調査解禁

2007-09-21 11:34:14 | 政治・社会
今日の新聞に、「陵墓学術調査許可へ」とでていたので、「おっ!ついに宮内庁は、天皇陵の発掘調査を許可するのか」と思ったら、明治天皇陵神功皇后陵だけに限り、立ち入り調査を許可するというものだ。しかも、外観を目で確認するのが中心で、墳丘に立ち入る場合は一段目の平らな場所までで、発掘は認めないというものだ。これでは、測量などによって、現状の確認程度しかできないだろう。とっても物足りない気がする。
とはいえ、関係学会や研究者たちが30年前から、当面の要望として立ち入り調査を熱心に宮内庁と交渉を続けてこられたから、ほんのちょっぴりではあるけれど、やっとここまできたのだろう。

宮内庁はこれまで、「皇室神事の対象で、単なる文化財ではない」と歴代天皇や皇族の陵墓の学術調査を拒否、タブーとしてきて、自らの価値観だけを押し付けてきた。しかし、宮内庁によって指定された「天皇陵」の大部分は、考古学・古代史学がまだ成立していなかった明治維新以前に、御用学者たちによって決められたものを、維新後も検証することなく踏襲したものであり、はなはだ科学的根拠に乏しいものだ。しかも、今では架空の人物だとされるのが常識の、神話時代の天皇の「陵」も含まれている。
宮内庁は真実を明かされるを恐れている、という風に思われても仕方がない気がする。 

ところで、今回の調査対象となる「明治天皇陵」は、こともあろうに豊臣秀吉ゆかりの伏見城の本丸跡を破壊して造成されたのだそうだ。なぜ、特別史跡級の場所をわざわざ選んで「明治陵」は造られたのだろうか。 
一方、神功皇后は、宇佐神宮に代表される八幡神として知られる応神天皇の母であり、天皇ではないが、多くの神話・伝説が残されている人物だ。ただし、実在を疑問視する研究者もいるようだ。 

早ければ来年2月にも調査が開始されるようだから、その調査結果が楽しみである。そして、早いうちに発掘調査ができるようになることを祈っております。  

ぶちぶち

2007-09-16 15:18:44 | 政治・社会
安倍首相の辞任表明を受けて、自民党の総裁選挙が始まった。当初は、麻生幹事長が絶対有利だと思っていたら、福田元官房長官が各派閥の支援を取り付け、名乗りを上げ、一気に逆転して優勢になったようだ。
福田議員は、前回の総裁選で「高齢だから」という理由で立候補しなかったのに、みんなに押されたらのこのこ出てきた。正々堂々さが見られない。自分から名乗りを上げてから、支援を頼むのではなく、絶対有利な約束を取り付けてから名乗りを上げるところなど、旧態依然とした感じで情けない。
そして、立候補すると目されていた額賀議員は、立候補を取りやめ福田支持に回った。どんな理屈を並べても、みんなで勝ち馬に乗ろうとしているのが見え見えだ。なぜ、もっと多くの議員が立候補して、同じ自民党内でも政策・理念にこれだけの幅・違いがありますよ、という論争をやってくれないのか。 それとも、あくまで麻生議員には総理総裁になって欲しくないのだろうか。 

コイズミ・チルドレンは、そんな状況の中、再びコイズミ前首相に立候補のお願いをしようと結集したようだが、コイズミ君に断られた。これにしても、この新人達は自分たちの保身のためにやっていると思われても仕方ないだろう。とっても子供っぽくて、みっともない。 
政策・政論も主張をせずに、ただ「コイズミ構造改革を継続しよう」というだけで、能がない。自主的な行動・政治判断とは到底思えない。それだけ結集したのなら、(負けてもいいから)自分達で独自の立候補者を担ぎ出せばよいと思うのだが、そんな事は、はなから頭にないようだ。 
コイズミ前首相が福田支持を表明したようなので、彼らも右へならえなのだろう。とてもつまらなくなってきた。 
ぶちぶち。

唐突です

2007-09-12 15:44:26 | 政治・社会
先日のブログで、安倍改造内閣の二人目の辞任大臣は誰だろう、と書いたけれど、なんと二人目は総理本人だった。あきれた! 内閣改造を済ませ、臨時国会で所信表明演説をやり、さあ今日から各党の代表質問だ、というタイミングで、なんで? 唐突過ぎるよ。
つい先日、シドニーでは、ブッシュ君にテロ特措法の延長を約束し、記者会見では国際公約だと言って、「テロ特措法の延長に職を賭して取り組む」と言っていたが、職を賭すのは、年金問題や格差是正にして欲しかった。思えばこの時の会見もおかしなものだった。まるで首相の眼は泳いでいるような感じだったし、首相の話が終わったのかと思い、進行係が話し始めると再び首相が話始めるという一幕もあり、違和感を抱いた。
とにかく、国会で所信表明をやった翌々日に辞任表明するなんてありえないでしょう。無責任すぎるよ。梯子をかけて、大臣みんなを伴って屋根に上がり、「さあがんばるぞー」と掛け声をかけたのはよいが、その直後自分だけさっさと下に降りて、梯子を持って行っちゃった、という感じだ。政権を投げ出し、自殺したようなものだ。こんなことで自民党は国民からの信頼回復が得られるのだろうか。

民主党の小沢代表に党首会談を断られたことが、そんなにショックだったのですか。そんな事は、今まで自民党がしょっちゅうやってきたように思うのですが・・・。党首会談を拒否されたのならば、代表質問で議論すればよいと思うのだが、安倍首相にはもうそういう冷静な判断能力はなかったということだろうか。そんなことで辞めてしまうくらいなら、参議院選挙で惨敗した時になぜ辞めなかったのですか。2日前の所信表明では、「灼熱のインド洋で黙々と勤務に従事する自衛隊員こそ、世界から期待される日本の国際貢献の姿です」と言っていたが、私は「そんな馬鹿な」と思ってしまった。国際貢献は他にたくさんあるのではないですか。そもそも私には、洋上での給油活動がどういう具合にテロ対策に役立っているのかよくわからないのです。結局、国民の信任を得られなかったから辞任するのではなく、ブッシュ君に顔向けできないから辞任するように思えてしまう。 
2時からの首相の辞任会見も釈然としないまま終わってしまった。もう、安倍首相は精神的重圧に負け、気力が切れたということだろうか。
次の総理大臣指名のときは、衆議院と参議院で異なる議員が指名されることになるのだろうが、その場合憲法第67条2項によると、「両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、・・・」とあり、結局衆議院の議決が優先されるようだ。
ともあれ、このあと安倍首相も温泉治療にいくのだろうか?

国民は怒っています!

2007-09-05 16:45:01 | 政治・社会
新任の舛添厚生労働相が怒っている。このたびの公的年金記録不備問題に絡んで、社会保険庁が調査したところによると、過去に社会保険庁職員らによる国民年金保険料などの着服1.4億円、そして市区町村でも職員らによる保険料着服が2億円に上るという。既に、処分されたり返納されたりしているものもあるが、未処分のものがあるという。仲間内で「ドロボー」をかばい、放置しているのである。あきれ果てるばかりだ。どうしてこうも易々と税金・公的資金が横領・着服できるのだろうか?  以前○○県でも、外国の女性に貢ぐために何億という金を横領したやつもいたなー。  チェック体制はどうなっているのだろうか。なぜ、調査を徹底的にやらないのだろうか。少しは、民間企業を見習って「ISO」を導入したら、少しはましになるのかもしれないが・・・
こんな役所に国民は怒っています!というところだ。 
いっそのこと“マル査”が全部査察してみればよいと思う。きっとまだまだ氷山の一角だろう。

昨日のブログで、“おまぬけさま”のことを書いたが、それを読んだ奥さんから訂正が入った。絆創膏を貼って出たから“おまぬけさま”なのではないようだ。そうではなくて、あの絆創膏姿は、当人はその場しのぎの演出だったかも知れないが、今後同じように閣僚が辞任、更迭されるたびに、彼の意に反してあの絆創膏姿がTVに映し出されるから“おまぬけさま”なのだそうだ。全裸フラダンスの強盗は、その話題が出るたびに、何をいくら盗んだかよりも、「あー、あの全裸フラダンスのねー」(場合によっては所作つきで )ということになるので、“おまぬけさま”なのだそうだ。訂正とお詫びを申し上げます。

おまぬけさま

2007-09-04 13:42:03 | 政治・社会
安倍改造内閣の発足から1週間、最初に辞める大臣は誰だろうと思っていたら、またまた農水相だったので、笑ってしまった。今回の遠藤農水相の辞任に併せて、同様の問題で坂本外務政務官が辞任、そして、玉沢元農相が自民党を離党するようだ。どうしてこうも次から、次から不祥事が発覚するのだろうか。そして、安倍首相の任命責任の甘さはどうしたものだろう。よほど政治家は「カネ」がらみでは汚れているようで、この何十年間ちっとも体質は変わっていないような気がする。遠藤農水相は、今回の就任時に「農水省だけは来たくなかった」と言っていたが、あれは後ろめたさから発した言葉だったのだろうか。それにしても大臣在任期間8日間というのは、日本記録だろうと思っていたら、過去にわずか4日間で辞任した大臣もいたようで驚いた。上には上がいるものだ(いやこの場合は下かな?)。 
そういえば、うちの奥さんは、前回辞任に追いやられた赤城元農水相のことを“おまぬけさま”と言っている。ばんそうこう姿での間抜けな会見から発した名前だ。そして、先日TVのニュースでやっていたが、アメリカの二人組みのコンビニ強盗も“おまぬけさま”だと言っていた。この二人組みの場合は、一人が全裸でフラダンスを踊りながらコンビニに入り、店員がその姿に気を取られている間に、もう一人がビール1ケースを盗み出したというものだが、直後にこの二人組みは逮捕されたようだ。まさしく“おまぬけさま”だ。私は、ビール1ケース欲しさに全裸になるほどの度胸はない。
しかし、今回の遠藤農水相の場合は、フツーなので、“おまぬけさま”には当たらないと言っている。
次の“おまぬけさま”は?そして、次の辞任大臣は誰だろう? 

懲りない人々(その2)

2007-08-28 11:40:02 | 政治・社会
やっと、第二次安倍内閣の顔ぶれが決まった。「人心一新」と言っていたが、この顔ぶれで、という感じがする。各派閥のトップを多用し、結局以前の自民党体質に戻った感じだ。党内からの批判を和らげるという効果はあるのだろう。政治ジャーナリストの上杉さんが、「党政復古内閣」と言っていたが、同感だ。総理批判を繰り返した舛添議員を起用して、心の広そうなところを見せたつもりだろうが、多分舛添議員がTVなどでの露出が多いからではないだろうか。総理の目の前で堂々と批判した、中谷、石波、小坂の3議員は当然のごとく入閣せず。今度の内閣では、誰が最初に去って行くのだろうか。それにしても、福田議員や谷垣議員とは考えが合わず、よほど仲が悪いのだろう。許せない人リストに入っているらしい。 
今回の内閣改造前に小池防衛相は、さっさと「わたし、やーめた」と言ったが、その理由が「イージス艦の情報漏洩」の責任を取るということだった。そんなの、あなたが大臣になる前に起こっていたことなので、それなら大臣を引き受けるのが間違っているよ。こんな国民をバカにしたコメントがあるか、本当の理由は違うだろう、と怒りたくなる。結局小池さんは、防衛相になってから一度も国会に立つことなく辞めた。何をしたのだろう?外遊して、ライス長官に会えたのが嬉しかったのか、“コール ミー マダム・スシ”と言ったくらいじゃないだろうか。恥ずかしい。