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かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

汚染米騒ぎ

2008-09-11 10:12:46 | 政治・社会
このところ、汚染米(事故米)の違法流用がニュースになっております。
焼酎、お菓子、そして日本酒にも使われた(使わせやがった)ようです。
どうしてこうも、次から次へと“食”の安全を脅かすような犯罪が起きるのでしょうか。困ったもんです。隣の国を責めてばかりいられません。
 
違法転売した三笠フーズは、1キロ3~12円で仕入れた米を70円で売却していたそうです。
何度か立ち入り調査をしても見抜けなかった農水省は間抜けですが、確信犯の三笠フーズの社長は、あきれた「フテエ野郎」です。

私が愛飲しているのは、主にビールと泡盛です。
奥さんは、「沖縄の泡盛はタイ米を使用しているから、大丈夫のはずよ(太字部沖縄風イントネーションで)」と言っております。
でも、中国やベトナム、そしてタイからの輸入米も含まれているようです。
ちなみに、私の大好きな泡盛は“舞富名”です。
日本最西端の与那国島の酒です。
沖縄からネットで取り寄せています。
潔白であることを切に願います。



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またですか!

2008-09-02 10:25:30 | 政治・社会

昨夜9時過ぎ、TVを見ていた奥さんが、突然私のところへやって来て、「福田首相辞任の臨時ニュースが出てるよ」と。そのため、奥さんが見ていた番組が中断されて、福田首相の辞任会見の様子が流れるという。
福田首相は「このタイミングを見計らった」と言うけれど、さっぱり理由がわかりません。

思えば、1年前にも同じシーンを見た。
責任回避、丸投げ
福田首相は、官房長官を辞任する時もあっさりしていたが、今回もあっさりしすぎている。
政治資金問題、年金記録不備、防衛省不祥事、薬害C型肝炎、といった歴代政権のつけを一手に背負わされた格好で、その点は気の毒な感じもする。

退陣表明の最大の理由は、ねじれ国会を克服できず政権運営に行き詰ったから、のようだけれど、それらを野党のせいにするのは見苦しい責任転嫁だと思う。
与党内が相当ねじれているのではないだろうか
「自民党はもはや創価学会なくして選挙を戦えないという現実があり、言うことを聞かなければならなくなっている」そうだ。
その公明党から、あからさまに批判されるようになった。

臨時国会を目前に突然の辞任表明。
衆院選挙をせずに、3度も首相が交代するのはどうかと思いますよ。
福田首相は、しばしば「国民目線の・・・」と言っていたけれど、昨日の会見では、言い訳ばかりで、国民への謝罪は一切なかった。

福田康夫を憐れむ歌 なんて曲を作ろうかな。

北京五輪開幕

2008-08-09 11:38:27 | 政治・社会
大量動員された男女が、一糸乱れぬ動きを見せ続ける北京五輪の華やかな開会式。それに沸く大歓声。
 壮大な(?)絵巻物が繰り広げられる中、どうも邪魔だと思ったのが、NHKのアナウンサーとコメンテーターの解説・コメントだ。見入ろうとしている側にとって、ピント外れが多く、とても耳障りで不必要だと思った。どうしても解説、感想を言いたいのなら、字幕にしてくれればよいのにと思った。余計なお世話なのだ! 
延々と続くアトラクションは、これでもか これでもかというものだった。確かにすごいのだろうけれど、途中で飽きてしまった。そして、そんなマスゲームのような大量動員的お祭り騒ぎを、私は素直に見ることができないで、色眼鏡で見ていた。

3月に起こったチベット暴動と過剰な鎮圧
世界各地で激しい妨害活動を受けた聖火リレー
新疆ウイグル自治区で起きた警官隊襲撃事件
ギョーザ中毒事件、モラルなき模倣天国
そして、ウイグル自治区の独立を目指してのテロ予告・・・・。
 
成都市のチベット民族居住地区では、この1週間に大勢の僧侶が、理由もなく治安当局に拘束されたと聞く。
中国政府は「五輪の政治化は反対」と言っているが、北京五輪は政治そのもののような気がする。
80ヵ国首脳を招いての人民大会堂での大昼食会。これでも政治利用ではないと言えるのだろうか? 共産党一党支配体制の正当性を、内外にアピールしているように思えてしまう。
そして今日の新聞一面、『厳戒下 平和の祭典』の大きな見出しの横には、「グルジア 南オセチア進攻」の見出しが出ている。
また別紙面には、ギョーザ中毒対応部署の食品監督局長が自殺したとの記事もある。

 などと、ひねたことばかりを書いてしまいましたが、アスリートたちの活躍は素直に楽しませていただきます。

一斉休漁

2008-07-15 11:19:27 | 政治・社会
漁船の燃油高騰による窮状を訴えるために、全国漁業協同組合連合会などの呼びかけで、今日15日、漁業従事者が一斉に休漁するというニュースが流れている。県内の64漁協、漁業者約1万8千人も一斉休漁とのことである。
 我が地区でも、昨日その旨の有線放送が流れていた。そんなわけで、今日の宇和海はとても穏やかなのだけれど、見渡しても一隻の船も見当たりません。
最近、TVのニュースなどでも窮状を訴える漁師さんの姿がしばしば放送されていた。なんでも、重油の価格が5年間で約3倍にも上昇したとのことである。本当に死活問題だろう。
 漁師さんは、自分達で獲った魚介類に、燃料代を上乗せできず、“競り”で価格が決められてしまうので、本当に辛いところだろう。だから、無策の政府に燃油高騰分の補てんなどの対策をアピールするのも無理はないと思う。 

そうして、もうひとつの心配事。忌野清志郎に(呼び捨てでごめんなさい)、がんの転移が見つかったとのこと。そこで、がん治療に専念するため、今夏予定していた野外ライブなどを全てキャンセルする、と発表された。彼は、一昨年喉頭がんで入院して、その後回復したと思っていたのに・・・。
全快を祈っております! 

凶行列島

2008-06-09 13:47:07 | 政治・社会
白昼、都心のど真ん中でとんでもない事件が起こってしまった。何の罪もない人たちが17人も殺傷されるという悲惨な事件だ。これはもう、通り魔なんていう範疇を通り越して、無差別“テロ”だと思う。犯人は凶行に及んだ身勝手な理由を話しているようだが、そんな理由なら、自分ひとりで静かに消えて欲しいものだ。なぜ人の命を奪うのだ。 
この犯人、多くの人たちを殺傷しておいて、自分の命だけは惜しいようだ。
どうしてこの国は、こんな悲惨な・理不尽な事件が次々に起こるようになったのだろうか。いつから狂ったのだろうか。

こんな無差別で・唐突な凶行現場に、もし居合わせたとしたら、防ぎようがないだろう。本当に恐ろしくてぞっとするし、悲しくて腹立たしい。 

三浦さん登頂おめでとう

2008-05-27 14:29:49 | 政治・社会
 今日は本当に、5月とは思えないほど暑い。
 そんなこととは関係なく、昨日、三浦雄一郎さんが2度目のエベレスト登頂に成功したとのことである。75歳である。この年齢は、日本人男性の平均寿命よりほんの少し若いだけだから、本当にすごいことだと思う。 残念ながら、前日に76歳のネパール人男性が登頂に成功したとのことで、世界最高齢登頂の記録はならなかったようだ。
ネパールは、5月中旬頃から雨季に入るので、雨季直前で乾季のうちでも最も暖かくなる5月上旬~中旬が、毎年登頂ラッシュになるようだ。そういう意味では、少し登頂時期が遅いように思うが、今回は、北京五輪の聖火もエベレストに登頂したので、それとの関係で三浦さんは予定を少しずらしたのだろうと思う。
強靭な肉体や精神力、そして適切なトレーニングがあったからこその成功であろう。それに、三浦さんの場合は、スポンサーを獲得しており、装備やスタッフに恵まれていたことも大きいようだ。
一方、ネパール人男性の方はどうだったのだろうか?

四川省大地震

2008-05-14 11:56:30 | 政治・社会
ミャンマーのサイクロン被害に続いて、12日中国四川省で、マグニチュード7.8の大地震が起こった。昨日現在で、死者12,000人以上、23,000人が生き埋めになっており、倒壊家屋は50万戸余りという大惨事である。まだまだ余震が続いて、救助活動も思うようにはかどらないだろう。 

もともとインドの北側、つまりヒマラヤ山脈の北~北東にかけての、チベット、四川省、青海省などは、地震の多い地域だ。この地域は、ユーラシアプレートの下にインドプレートが潜りこんでいる地域に相当するので、岩盤にひずみが溜まりやすくなっている。そして、今回の地震は、全長約250kmに及ぶ断層(四川省を北東-南西に延びる)が2段階に分けて動いて引き起こしたと見られている。そのために広範囲に被害が及んだようだ。
1976年に河北省で発生した唐山地震では、24万2千人が死亡したとのことであるが、そのような大地震があったことを、私はもう忘れている。

我が地方関連でいうと、四国沖を震源とする『南海地震』は、今後30年間で発生する確率は30%を越えているらしい。怖いと思うのだが、この数字が高いのか、低いのかピンとこない、実感しにくい状態でおります。 
地震予知というのは、本当に難しいようで、世界初の早期警戒システム、気象庁の緊急地震速報は、まだきちんと機能を果たせずにいる。そして、気象庁の会見が言い訳じみていて、みっともない。 地道な実績の積み重ねをお願いします。
   
と、こんなことを書いていると、地区の有線放送のサイレンが鳴ったので、何事かと思ったら、「串地区(半島の先端付近)で住宅火災が発生したので、消防団の○○分団は出動して下さい」との放送だった。
『地震、雷、火事、●●』は怖い怖い。

チベットの暴動

2008-03-22 13:20:38 | 政治・社会
本ブログのサブタイトルに、我が地区の「ありよう」を端的に表現しようと、軽い気持ちで「海の見えるチベットより」とつけたのでしたが、そのチベットが大変なことになっており、心を痛めております。

ラサから始まった今回の暴動は、偶発的に起こったのか、計画性があるのかは依然はっきりしないようだ。そして、デモ・暴動は青海省、四川省などにも拡大した。
暴動の拡大を懸念したダライ・ラマ14世は、「暴力が収拾のつかない状況になれば(政治的ポストから)完全に引退する」と述べ、チベット人に混乱収拾を図るよう呼びかけている。
そんな中、チベット自治区ラサ市の人民検察院は、20日、ラサの暴動に関わったとして24人を逮捕したことを明らかにした。24人は最高刑で死刑もあり得るらしい。
暴動で死刑か? わが国では考えられないことだが、中国では裁判もろくにしないで、さっさと死刑にしてしまうのではないだろうか。そして、中国当局は「事件はダライ・ラマ14世一味が組織し綿密に計画した」として、一方的にダライ・ラマ14世を非難している。 
ダライ・ラマが求めているのは、独立ではなく高度な自治とされているので、中国側の言い分の根拠が全くわからない。また、TVのニュースでも、チベット人が店などを襲撃している映像ばかり流されているし、当局発表の死者数や逮捕者数も、「ほんまかいな」という感じがする。インドに活動拠点を置くNGOチベット人権民主化センターは、一連の暴動で65人が死亡、数千人が負傷、少なくとも数千人が逮捕または拘束されたと指摘しているというのに。
 現時点では、暴動は当局に抑え込まれ鎮静化しているようだ。
今回の暴動も、中国の統治に対するチベット民族の長年の不満、漢民族への反発が蓄積されての結果なのだろう。そして、北京五輪開催を前に世界にアピールしようとの意図があるのだろう。ヨーロッパでの世論は、北京五輪ボイコットの動きも出ているようだ。
大気汚染、食の不安、マナーの悪さ、暴動・・・と、オリンピックは大丈夫なのだろうか。 

メタミドホス、毒鼠強

2008-02-01 12:54:26 | 政治・社会
中国製ギョーザに殺虫剤が混入していた問題が、ますます波紋を広げており、今日の新聞は、多くの紙面をさいてこの問題を取り上げている。さすがに、今回は中国当局も北京五輪を前に危機感を強めたのか、製造元の「天洋食品」からの輸出を停止するとともに、現地調査に着手したとのこと。そうして、やはり中国では、禁止農薬・殺虫剤の混入による被害・事故が近年相次ぎ、死亡事故も起きていたようだ。それでも、有効な再発防止策を打ち出せず、当局者はこれらの中毒問題を公表せずにいたようだ。この国は、以前も鳥インフルエンザの被害が出た時に、ひたかくしていたように思う。怖い、怖い。
そうしたら、案の定中国メディアやネットでは、この毒物混入に関して、日本側の捏造だ、日本人は虚弱体質だからだ、などと言い出したようだ。どうして、いつも自分たちの非を棚上げして、逆切れ・逆攻撃するのだろう。まだこの問題は原因究明、検証が進んでいないので、私も慎重であらねばならないと思うのだけれど・・・。それにしても、またかと思い、うんざりする。
そして、日本政府はもっと輸入品のチェック体制を強めるとともに、情報の統合・共有化システムを早急に改善するべきだろう。そして、別の観点にたてば、もっと国内自給率を高めてくれるような政策をとってくれればよいのにとも思う。道路特定財源という名の怪しげな・インチキな税金の無駄遣いなどとっとと止めて。
またもや「食の安全」が脅かされ、全国の各家庭は、ピリピリ、不安いっぱいなのではないだろうか。そして、我が家の奥さんも昨日から、これまでに購入したことのある冷凍食品などを思い出したり、冷蔵庫にある生鮮野菜の確認をしたりしていた。
幸い、新聞などに公表されている食品目は、購入した記憶がないようで、現在冷蔵庫に入っている野菜を改めて確認したところ、すべて国内産だといっている。以前から注意していて、野菜は少々高くても国内産を購入するようにしているとのことだ。そして、今はせめて大根、ニンジン、里芋は我が菜園の無農薬有機野菜を食べている。

2007-12-13 11:11:03 | 政治・社会

「宙に浮いた」年金記録約5千万件のうち、4割近くの名寄せ(照合)作業が難航していることが明らかになった。なぜ、選挙前に本当のことを言わなかったのだろうか?

崩壊前安倍「来年の3月までに照合を行う。全て解決する」

偽装福田「来年3月までに5000万件の名寄せを実施する」 ⇒ 正体福田「解決するといったかなー。公約違反というほど大げさなものなのかどうか」

偽装舛添「来年3月くらいまでに完成させるスケジュールに基づいて、最後の一人、最後の一円まで確実にやる」 ⇒ 正体舛添「全てを解決すると言った覚えはない。作業はエンドレスで、できないこともある」

正体町村「選挙中だから『年度内にすべて』と縮めて言ってしまった」 

   

以上が、ここ数ヶ月での政府与党の発言の変貌ぶりである。官僚になめられ、国民をなめた、なんという無責任発言の数々だろう。それでも、発言は不適切だったと謝罪する気はないようで、逆に開き直った感さえある。当初から、国民のほとんどが「本当に来年3月までにできるの?」と疑問に思っていたはずだ。それでも、政府与党は「やります。完了します」と言い張るので、国民はほのかな期待を持ったのではないだろうか。某与党幹部は「国会議員だって、ほとんどが3月には問題解決と思っていた。国民が誤解するのは当たり前だ」と言っている。そもそも、「名寄せ、突合、統合」ってどういう意味だったのですか?結局、偽装だったのだ。だから、3月を前にして、前倒しで本音が出たという感じなのだろう。「とうとう正体あらわしやがったなー」と言ったところか。