【中国・福建省・寧徳市・福鼎市】唐乾符四年(877)、唐僖宗欶による創建の太姥山山麓に建つ古刹。
唐玄宗皇帝に認められた寺院でだったが、宋淳佑甲辰年間(1244)の兵火で焼失し廃寺に....。 再興される際、境内から宋代の多くの遺構や遺跡が発見されたが、当時は宋代最大規模の寺院だったようだ。
現在、殆どの伽藍が改築工事中だったが、お寺の人に聞けば、資金不足で工事が止まっているとか....。
大きな大雄宝殿は、屋根の大棟の両端に鴟尾がある立派な3層構造....そして、大雄宝殿前に太い柱が7~8本立っているが、多分ここに天王殿があったと思われる。
太姥山の山麓に佇む国興寺
国興寺の全景....堂々たる構えの伽藍 大きな線香炉越しに眺めた大雄宝殿
狛犬越しに眺めた大雄宝殿 手前に数本の柱が立つが多分ここに天王殿があったと思う
大棟両端に鴟尾がある立派な三層屋根の壮大な大雄宝殿 かなり年季が入った線香炉
大雄宝殿の内陣に定印を組んで鎮座する如来像
大雄宝殿の内の大きな空間....両側に羅漢像が鎮座している
改築中だが庫裏か?
大雄宝殿前の左右に参拝者を睨みつけるように見つめる数体の天像が立つ
太姥山を背景に鎮座する天像
多分唐代の古井戸と思われる....井戸は境内入り口近くに2つある
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