
【奈良・奈良市】往昔「客養寺」という寺院で、境内に長谷寺に詣り隔夜往来して修行をした僧の宿坊「隔夜堂」があり、これを中心に再建されたのが始まり。 平安中期の浄土教の祖といわれる高僧空也上人(903~972)が開祖で、本尊は木造十一面観音菩薩立像(藤原時代)。
本堂は寛文年中(1661~1672)の建立で、享保十四年(1729)頃再興修復(現在の本堂は昭和十年再建)、いまは東大寺の末寺。
新薬師寺の近くに建つ白い塀に囲まれた寺院で、門前に「空也上人舊跡」の石碑が立っている。 山門が堅く閉ざされていて境内に入れず....やむを得ず塀越しに盗撮?気分で宝形造瓦葺の本堂や境内を撮った。 山門や本堂の屋根の鬼瓦や変わった文様が入った軒丸瓦....由緒ありげで興味をそそった。

堅く閉ざされた山門....門前に「空也上人舊跡」の石碑

山門近景

白壁の直ぐ傍に本堂が建つ

境内....

美しい宝形造瓦葺の本堂


本堂近景....趣のある建物のようであり公開してほしいものだ

庫裡かな?

本堂....白壁が美しい
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