8月の雨上がりの晴れた日、砂利を敷いた玄関先で休んでいた小っちゃなトカゲを捕まえた。 我が家には日当たりがあまりよくない猫の額よりも小さい庭があり、以前からトカゲが棲みついていて時々姿を見せる。 とはいえ、姿を何度目にしても、トカゲの種類を気にしたことはなかった。 初めて捕まえたトカゲは幼体で、胴頭部は20mmほどだが尾っぽが非常に長く、全長の約2/3はある。 写真で容姿が分かったのでNETで種類を調べてみたら、このトカゲは日本中に広く分布している「ニホンカナヘビ」という名前のようだ。 かなり俊敏に動くのが特徴で逃げ足が速いようだが、簡単に捕まえられたのは、体温調節のために陽の当たる石の上で日向ぼっこでもしていたからだろうか。 それにしても、トカゲなのに何故「ヘビ」という名がついたのか気になって調べてみた…が、幾つかの説があるようでハッキリしない。
△特徴から「二ホンカナヘビ」というトカゲ....胴頭部は親指の爪の約1.5倍、長い尾っぽは全長の3分の2ほどある
△全身がガサガサした褐色の皮膚で、背部と体側にクリーム色の条線がはいっている