
【イタリア・ローマ・バチカン市国】キリストの12の使者の一人で一番弟子だったピエトロ(ペテロ)のため、324年コンスタンティス皇帝が聖ピエトロの墓の上に25年かけてバロック式木造建築の教会がカトリックの総本山。
ユリウス2世のもとで1506年から修復が開始され、その後、ラファエロやミケランジェロ(1546年以降)も設計や監督として参加した。 ミケランジェロが設計したクーポラは1593年に完成、高さは約180mある。また、ミケランジェロ25歳(1499年)の時に完成した大理石の「エピタ」が....キリストの死を嘆き悲しむ聖母の姿を描いたものだ。
大聖堂の内部に入る…大きな空間が広がっていて荘厳さが漂い、歴史を感じる素晴らしい装飾、彫刻、絵画が迫ってくる。 また堂内は、緻密に採光を取り入れ、照明の効果とも相まって幻想的な雰囲気を醸し出している。


大聖堂は聖ピエトロの墓の上に約120年かけて建築....高さ約120m、幅156m


大聖堂前の聖ピエトロ像....イエスから授けられた天国の鍵を右手に持つ


屋上の聖人像はイエスと12人の弟子か.... 大聖堂前の剣を持つ聖パウロ像

オベリスク越しに眺める美しい寺院....それにしても凄い人出だ


ミケランジェロ設計の大聖堂の上のクーポラ、高さ約180m ケランジェロ死後の1593年完成


寺院の正面、巨大な円柱8本と角柱4本、9つのバルコニーが....


柱廊玄関....天井の装飾が素晴らしい

荘厳さが漂う広大な空間が広がっている


巧みに取り入れている自然の光の効果と照明....堂内が幻想的で美しい

壁には緻密な装飾が所狭しと並ぶ....


中央にある主祭壇....ベルニーニ設計の4本柱の鍍金ブロンズ製

この主祭壇で一体どのような祭事が行われるのだろう....と、しばし考えてしまった!

左奥には聖ピエトロの司教座が....


寺院の最奥....荘厳な雰囲気が漂う後陣のピエトロの玉座

どこを見ても見事な装飾と彫刻が....


ミケランジェロの作品....大理石のピエタ像(1499年)


見事な彫刻が並び....驚嘆するばかりだ!
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