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      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

「今年の自分」に手紙を書く

2010-12-19 10:58:03 | 日記
昨日は、千代田区役所10階のミーティングルームにて
セミナーを開催しました。

2006年8月から始めて、すでに、4年以上が経ちます。

塾講師の経験を活かそうと、
「子育て(教育)コーチング」として出発したセミナーでしたが、
参加した方々は、子育てを考える過程で、
必ず、自分の生き方の問題に行き当たります。

やがて、このセミナーも、
「子育てセミナー」を装った「個育てセミナー」に変貌していき、
最近では、開き直って、
完全に「自分育てセミナー」になっています。

コーチングや心理学的知識を学びつつ、
日ごろのふりかえりや自分の生き方を模索していく時間。

口コミで参加者も増え、
今では、独身既婚を問わず、老(?)若男女が集まってきます。

今回は、今年最後の回ということで、
この一年間のふりかえりをしていただきました。

一生懸命がんばって生きてきたこの一年という長い時間を
「今年の夏は、超暑かったね。」
「今年は、まあまあかな。」
などとひと言ですませては、悲しいこと。

用意したワークシートの質問に答えながら、
過ぎし日の一コマ一コマを思い出し、
ペアになって語り合い、

記憶がよみがえってきたところで、

「今年の自分」へあてた手紙を書いていただきました。

「今年の自分」へ、ねぎらいの言葉、励ましの言葉をかけて
ほしかったのです。

反省文ではなく、温かい気持ちで心を込めて書いてね、
と頼みました。

「今年の○○ちゃんへ」

「今年がんばった○○君へ」

じーっと、目の前の便箋を見つめ、しばらく考え込んでから、
いきなり、スラスラペンを走らせる人。

途中で、ペンが止まり、
何を思い出したのか、つらそうな表情ををして
うつむいてしまう人。

でも、10分間、真剣にペンを動かし、みなさん、書き上げました。

そして、みなさんお一人お一人に、感想を話していただきました。

「自分以外の人には、いつも、やさしい言葉をかけるのに、
自分自身には、一度もそんなことをしたことがなかった。」

「まだまだ自分はダメ、と反省することばかり、と思っていた。
でも、手紙を書いているうちに、結構、がんばったんだ、と気がついた。」

みなさん、ふだん、本当に自分には、厳しいんですよね。

誰よりも、自分が自分に厳しい目を向けているんですよね。

だから、せめて、他人にやさしくしてほしい、と思うのかもしれない。

でも、逆です。

自分が自分をまるごと温かく受け止めることが先です。


このブログを読んでくださっているみなさんも

ぜひ、「今年の自分」にあてたねぎらいの手紙を書いてみてくださいね。

本当にお疲れさま!

愛しているよ!

と、書いてみてくださいね。



今回は、クリスマスも近いので
前回参加した若きパテシエ郁実さんに
極上ケーキをお持ちいただき、
最後に、みんなで幸せな時間を過ごしました。

『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。