図書館で借りてきた本に『数学ガール/ガロア理論』(結城浩著)があった。数学ガールのシリーズは知っていたし、開いてみたことはあるが、読み進めなかった。これまで縁がなかったのである。ところが、ガロア理論は違った。最初から読み始めたわけではなく、興味がわいた第7章ラグランジュ・リゾルベントから読み始めた。
7章の終わりに、カッツ『数学の歴史』から引用があった。
(引用はじめ)
ラグランジュは3次方程式の他のいくつかの解法も考えたが、各々の場合に同じ考え方が横たわっていることに気づいた。どの方法も六つの可能な置換に対して、二つの値だけをとるような三つの根の有理式が現われ、結果として、その式は2次方程式を満たすのである。
(引用おわり)
的確な群論の歴史の指摘ではないだろうか。
また、第10章ガロア理論は、思いがけず、ガロアの第1論文のあらすじがまとめてあって、ワクワクしながら読んだ。いま、ノートをとりながら、再読している。
7章の終わりに、カッツ『数学の歴史』から引用があった。
(引用はじめ)
ラグランジュは3次方程式の他のいくつかの解法も考えたが、各々の場合に同じ考え方が横たわっていることに気づいた。どの方法も六つの可能な置換に対して、二つの値だけをとるような三つの根の有理式が現われ、結果として、その式は2次方程式を満たすのである。
(引用おわり)
的確な群論の歴史の指摘ではないだろうか。
また、第10章ガロア理論は、思いがけず、ガロアの第1論文のあらすじがまとめてあって、ワクワクしながら読んだ。いま、ノートをとりながら、再読している。
次は『群の発見』(原田耕一郎)など学術的な本で補完したいと思っていますが、パラパラめくるだけで、根気よく読んでみようという気がおこりません。歯が立たない感じです。
元高校の数学の先生がガロア理論の本を読んでいるらしいのですが、わからない、わからないと言っていますので。