継続的な会社訪問が大事
定期的に会社訪問することで、その会社との人的なネットワークを築ける。
企業誘致には、いろいろな方法・手段があると思う。積極的なトップセールスが効果的だとも言われる。ただ、それも企業誘致担当者のそれまでの継続的な会社訪問という犠牲の賜物である場合が多い。
全国の 自治体は、いろんな情報をもとに目星をつけ、パンフレットやアンケートを送ったり、ホームページでの情報提供、新聞、雑誌への広告掲載などでPRを行うが、これで企業誘致に繋がるような簡単なものではない。勿論、全く効果がないわけではないが成功は少ないと思う。 ただ、PRは必要です。
それよりも、何よりも会社訪問門がもっと大事だと思う。公務員としての訪問でなく、あくまで一般のセールスマンとしての訪問が大事です。そして名刺の渡し方、挨拶の仕方、説明の仕方、話題、笑顔、服装などなど。相手にいい印象を持って貰わなくてはなりません。自分の地域、団地に興味を持って貰わなくてはならない。この点が、極めて重要ではないでしょうか。
訪問は当然のことながら、一度で終わることなく、春、夏、秋、冬くらいの単位で定期的に行うことがいいと思う。その時々に地域の情報を如何にして持っていき、伝えられるかではないでしょうか。最近、立地した企業の情報、うまくいっている地元企業の情報、大学がこんな研究開発に成功したなどなど。地域の話題を成功事例の情報を提供することが大事です。
また、訪問はアポイントメントを取り、長居しないことが肝心であり、飛び込みは相手に迷惑をかけるだけです。もっとも、アポイントメントを取る段階で断られることが多いので、ここは何度も粘り強くお願いすることです。成功の秘訣はこの際のやはり「粘り強さ」があるか、どうかだとベテラン経験者の言もある。
そういう意味では、民間人のセールスマンになりきれることが大事である。
かごしま企業家交流協会
http:// www.kagoshima-kigyouka.com/