よかど!鹿児島

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海外市場の攻め方①/どうなる日本経済(49)  

2010-06-07 08:15:48 | どうなる日本経済

海外市場はこう攻める。

世界市場への突破口を開くには、「日本らしさ」が強力な武器。

今、ユニクロを展開する「フアーストリテイリング」が打ち出した20年までの売上げ高が現在の七倍の5兆円に、しかも海外での売上高が今期予想の実に40倍の3兆円を目指すという中期計画には、アパレル業界関係者に衝撃を与えているそうだ。

実は、ユニクロの海外展開は失敗の連続だった。01年の英国、05年の米国、一旦は挫折までしたとのこと。敗因は、自分たちの強みを見失い、現地に合わせようとしすぎたことだそうだ。

「ニッポンを世界に売り込む」、それが悩み抜いた末に、ユニクロが出した結論とのこと。ニューヨークにオープンさせた初の海外旗艦店。日本の技術を前面に打ち出し、店舗の装飾や運営方法も随所にニッポン流を散りばめ、デザイン、流行を追求しなかった。「フアッションを楽しむための部品である」と割り切ったことだそうだ。

今回の強気の長期計画の裏に、2年以上ニューヨークで磨いた成功事例が隠されていたのだ。この雛形を使えば、世界で戦える。ということらしい

かごしま企業家交流協会

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