よかど!鹿児島

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公立小中校108校閉校へ/鹿児島の話題・情報(101)

2011-07-28 06:10:16 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島県内の公立小中学校108校が閉校対象

児童生徒数激減で大半が5年以内の予定

非常に残念な情報である。先日地元紙が、県や市町村教育員会への取材で分かったと結果を報道した。

しかも、閉校の目標時期は、これから5年以内が大半だそうだ。理由は、少子化や過疎化による中山間地、離島を中心とした児童生徒数の急激な減少が背景にあると報道されている。

その内容は、曽於、南さつま、薩摩川内、鹿屋、伊佐の5市と、喜界、瀬戸内、屋久島、大崎、南大隅、長島、さつまの7町の108校で、小学校71、中学校37で、県内の公立校(休校2を含む835校)の約13%に当たるそうだ。

学校基本調査によると、

公立小学校は、1959年の児童数 33万5,953人が、2010年に、9万4,053人に

公立中学校は 1959年の生徒数 17万1,592人が、2010年に、4万8,384人に

減っている。

今春は、小中学校併せて17校が閉校、2校が休校し、来春は、曽於市の5中学校が2校に、瀬戸内町では6中学校が1校に、喜界町では、9小学校が2校に、3中学校が1校に統廃合するなど計20校以上が廃止される見込みという。

これでは、地域の拠点がなくなり、ますます地域が寂れ、地域が成り立たなくなる恐れが出てくるだろう。何にもまして、まずは、維持のための施策を地域全体で必死に考え、実施していく覚悟が必要だと思う。そのための予算をつぎ込むべき課題ではないだろうか。

地域が何もしないでは、止められない。地域、行政、当該校を含めた教育機関の3者の何とかするぞという強い思いと、アイディアで必死に連携と努力をすることがまず求められる。

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