よかど!鹿児島

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各社トップの年頭所感/どうなる日本経済(26)

2010-01-06 08:27:00 | どうなる日本経済

3つの環境変化への対応・・・「グローバル化」、「環境」、「M&A」

世界企業への脱皮、「太陽光」に力、再編への準備

新聞報道によると、主要企業トップの今年の年頭所感は、グローバル化、環境、M&Aに対応するため「変革」が必要との決意を表明している。

・まず、国内市場が低迷している中で、グローバル化への対応を訴える経営者が多 いとのこと。

特に、中国やアジアでの販売強化や積極投資を強調しているのが、キャノンの内田社長や信越化学工業の金川社長。日立製作所の川村社長は、「強い日立復活のため、グローバルな視野で人材育成する」と発表している。

・次に、環境問題への対応も今年はより重要な経営課題になるようだ。

東京電力の清水社長は、「低炭素社会の潮流を受け止め、応える」として、「太陽光発電の普及などに一丸となって取り組んで」と呼びかけたとのこと。

・更に、成長を確保し、激化するグローバル競争に勝ち残っていくためには、業界再編がカギを握るととのこと。

独のフォルクスワーゲンが資本参加するスズキの鈴木会長兼社長は、「次世代技術の開発競争が激化するが、変革の好機。世界の自動車産業で生き残るため、提携先と信頼関係を構築する。」との決意を表明している。

主要企業のトップは、大きな変革の決意をしているが、では、中小企業はこの変革をどう乗り切ろうとしているのか。ひたすら景気回復を待つ姿勢ではもたない。やはり独自の変革のための取り組みが大事だ。

ひとえに、社長自ら変革のための決意を表明し、社員と一丸となって、まず変革のための一歩を踏み出す必要があるのではないでしょうか。

かごしま企業家交流協会

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