爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

セールス電話

2011年06月24日 | ブログ
受話器をあてた途端、用件も言わず一気に喋りまくられ疑心暗鬼のまま混乱した心理状態にさせておいてから、やおら本題に入るというセールス電話の相手をさせられるこの頃。
最近多い相手は、NTT東日本・・・と称して電話料、インターネット接続料が安くなるとの宣伝文句での電話だが、ナンバー・ディスプレイに表示される、0120・・、非通知、縁の無い県外番号の殆どは、この種の電話。
色々な立場の人との交渉を体験した爺でも、セールスマンが電話で喋る巧みな早口言葉に戸惑ったり、腹が立ったり、一言の反論に数倍の言葉が返ってくる、所詮勝ち目はない、今は、一方的に相手に喋らせ、のらりくらりと聞き流し、頃合いを見て、断りの返事。
人の心理を巧みに利用する電話セールスの話術は、並大抵ではなく、職業として徹底した専門教育を受けるのであろう、これからも、新しい手法でやってくるセールス電話、見えない相手と口対口の戦いは続く。





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先生さま

2011年06月18日 | ブログ


近年、先生と呼ばれる職業は無数と言っていいほど目立って多いが、自然に呼べるのは教師と医師であろうか、昔の大人達たちが、先生様、お医者様と様付きで呼ぶほど尊敬されていた方達。
随分と前になるが、授業参観などで、生徒相手に授業中の先生の姿に敬意を表したものだが、父兄との個別面談になると、自身の考えを積極的に述べないので、納得できる答を得られず、頼りなく感じたことも。
お医者様も、診察中の姿はみんな名医に見えるが、病は気からとも言う、話し方次第で治りも早くなるようにも思えるが、患者との会話は不得意な方が多い、開業医となると患者も大切なお客様になるのか、勤務医とは雰囲気が若干違う感はあるが。
先生様はPTAからのイジメに会い、お医者様は患者からの口暴力に会う話を良く耳にする、今の世間は自称も含めて識者だらけ、少子化、核家族化の中で大切に育てられ、人との関わりでは体験不足の現代っ子達、毎日が対人関係の実習時間でもあろう。



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幼子との出会い

2011年06月13日 | ブログ
耳鼻科の待合室でのこと、中耳炎だと言う一歳半くらいの男の子、お母さんの背中から降ろされ機嫌よく遊んでいる、孫バカだった爺、赤ん坊の相手は慣れたもの、診察が始まるまでお相手、診察室に入っている間、大きな泣き声が聞こえてくる。
診察が終わって待合室に戻ってからも、なかなか泣きやまない、若いお母さん周りを気遣って謝り続ける様子を見て、最近は、めったに赤ん坊の泣き声を聴くことが無いので、思いっきり泣かせなさいと爺の一声、周りの皆さんも異議なしの雰囲気。
 
百貨店7階の一角にある食堂でのこと、一歳過ぎくらいの男の子を抱きながら食事中の若いお母さん、時々子供の口にも食べ物を運んでいる、久しぶりに見る昼時の親子の姿。
隣に居合わせた爺、子守りを買って出て、お母さんの食事がすむまで遊び相手、普段は、ゆっくり食事も、ままならない生活であろうに、子供を任せて目の前で一人伸び伸びと食事している若いお母さんの姿も可愛らしい。





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市民検診

2011年06月07日 | ブログ

毎年届く後期高齢者健康診査受診券、ここ数年は部屋の郵便差しに保管したまま1年後にはゴミ箱へ、尿、血液、血圧の検査を通して生活習慣病の早期発見が目的だが、風邪等で受診する病院の検査で承知しているので、ご無沙汰中。
自覚症状も無いのに、わざわざ病気を探してもらう気もないし、結果の数値次第では通院、精密検査の結果を心配しながら溜まるストレス、知らないほうが精神的には良いと仰る或るお医者様のご意見に従っている次第。
病気を探し求めて病院をハシゴ、診察、治療を繰り返し、数え切れないほどのお薬を食後のデザート替わりに、美味しそうに飲み続けることで、精神的に安定していると思われるご仁も何人か承知しているが。
最近は検診の種類も多く、市民の健康管理体制は、喜ばしいことだと思う反面、病人を増殖しているように思えたり、健康に自信のある方は積極的に受診するが、不安のある方は遠慮がちなのも気になるところ。






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マイカー

2011年06月01日 | ブログ
初めてマイカーを手にしたのが昭和45年、中古車の三菱コルト1000から始まり、その後は、三菱ギャラン、ランサー、トヨタカローラ、日産ブルーバードの新車を買い換えながら、今日まで便利さと楽しさを味わっている。
利用中のトヨタカローラも走行距離が9万キロを超え、そろそろ買い換え時期と思いながら年齢を考えると新車に換える気はないが、今年の免許更新時の適性、ボケの検査では問題なかったことだし、適当な中古車でもと。
親戚のA氏も晩年は子供から車を取り上げられ、中古の霊柩車でもいいから車が欲しいと仲間に語っていたそうだが、4月、87歳で霊柩車に乗って彼の地へ、長年の便利さに慣れた車の生活から、車を手放した後の心情は推察できる。
最近、罰則なしの努力義務に変わったためか、もみじマークの車は、めっきり少なくなった感じ、高齢者を保護するための制度だが、逆に邪魔者扱いにされる現実を体験したり耳にしたりと効果に疑問を持つこの頃。




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