爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

身近になったコロナ

2021年04月25日 | 日記
365連休の老夫婦、電車やバスを利用をしなくなって数年、外出は、スーパーと病院だけの生活。市役所からワクチン接種の具体的な案内が届く日を静かに待っているこの頃である。

あるブロガーが言ってた。コロナが身近に感じられ、昔は「人を見たら泥棒と思え」、今は「人を見たらコロナと思え」に。買い物も、通院も、立ち話も、マスクの着用なくしてできなくなった。

政府、自治体、専門家から感染予防を呼びかけられている。ウイルスに対する抵抗力を身に着けるために、バランスの良い食事、適度の運動、質の良い睡眠をとって免疫力を保つようにと。

加えて、ウイルスは湿度に弱く、乾燥していると元気になるので、加湿器で湿度を50~60%に保ち、ウイルスが霧状に浮遊し感染を起こす事があるので、1~2時間ごとに換気を行うようにと。

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お米

2021年04月20日 | 日記
母に連れられて、夜遅くに、米を求めて近くの農家を訪れ、衣類と交換してもらうため、行きは衣類を持ち、帰りは米を持つてきた御時世も昔々のこと、知る人も少なくなったろう。

やっと手に入れた米は、芋に、ご飯粒が付いているような芋ごはんだった。サツマ芋、ジャガ芋、カボチャ、トウモロコシを加工した代用食とともに、爺にとっての、懐かしいおふくろの味である。

今では、お米は米屋さんのほか、百貨店、スーパー、ドラッグストア、コンビニ等の店頭にも置いてあり、インターネットでも購入できる。芋ごはんを食べるとあの頃を思い出してしまう。

毎年、収穫の季節になると、ありがたいことに新米が知人や友人からいただく。今は独立して生活している3人孫たちも、幼い時から食べ慣れた新潟コシヒカリを楽しみに待っている。

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食事が美味しい

2021年04月15日 | 日記
健康長寿の高齢者に秘訣を尋ねると、殆どの方が食べ物の話をする。肉の好きな人、魚の好きな人、野菜の好きな人など色々であるが、共通しているのは、食べることを楽しんでいる。

爺夫婦も結婚63年、二人の息子を社会に送り出すまで共働き、両親を彼の地に送り届け、卒婚・熟年離婚の気配もなく、今は3度の食事を美味しく食べながら穏やかな余生を過ごしている。

子供の頃から馴染んだ調味料、砂糖、塩、酢、醤油、味噌で味付けされた家内が作る和食が我が家の定番、見た目の派手さはないが、バランス食が老夫婦の健康の源になっている。

毎食後、「おいしかった」「腹いっぱいになった」という満足感があるので、体が元気になるし、気持ちも明るくなる。時には親しい仲間とお喋りしながらの食事で、更に満足感を増す。

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国民学校時代

2021年04月10日 | 日記
尋常小学校3年生だった昭和16年に国民学校に変わったことよって、爺も心身を鍛えてお国のため、天皇のため身をささげる立派な軍人になるための教育を受けた一人である。

爺が通った国民学校の当時の校長先生は、軍部に忠実な真面目人間だったのだろう、近隣の学校では見られない徹底した軍事教育の推進者だったなと、大人になってから分かった。

高学年になると、男子は剣道、柔道、女子は長刀た教育を、遠足という名前は行軍に、日の丸弁当の日が設定され、梅干しだけの弁当での昼食会、、朝礼後は上半身を裸で乾布摩擦など。

学校行事では落穂ひろい、イナゴ取り、炭焼き,縄づくり等の奉仕活動、行軍、水泳、スキー等の体力づくり教育に徹していた。中学に入学当初は、他校出身者との学力差を痛感した。

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開業医

2021年04月05日 | 日記
東日本大震災で大被害を受けた岩手県宮古市で半世紀以上にわたり、校医、産業医、お年寄りの往診と地域医療を支えている92歳の開業医が新聞で紹介されていたが、近くだったら受診したい。

爺の子供の頃に過ごした県北の小さな村には、開業医が一軒あるだけだつた。風邪、腹痛、目、耳、皮膚、怪我等々、手術を要するものや歯科以外は全てに通じており診察してくれた。

今は、受診する医者を症状によって自分で選択しなければならない。看板には専門科目に一般内科を併記してあるが、主治医の専門外は、専門医を紹介されて、丁重に断られたりする。

CT、MRI、エコー、血液検査などが進歩、コンピューターを使って診断するので、聴診器を当てることもなく、体に触れることもない。検査結果を説明する医師が事務員のように見える。

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