爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

夏の一粒ばなし

2010年07月25日 | ブログ

梅雨明けと同時に夏日が続き、熱中症患者を運ぶ救急車も大忙し、暑さ寒さも彼岸まで、暦どおりなら、9月23日の秋分の日まで覚悟することになるが、冬の寒さが恋しいこの頃、冬になれば今の暑さが恋しくなるのに。

エアコンの無い時代、夏は、どこの家も、日中は東西南北の窓や戸は、あけっぱなし、夜は涼しくなるまで外で夕涼みしながら、ご近所とのお喋り、子供達も友達同士で線香花火、蚊帳を吊った寝床は外から丸見え。

職場での勤務時間中は、ランニングシャツはご法度だが、下着のシャツ姿でOK、変わったところで、頭にぬれタオルを乗せ、机の下に水が入ったバケツを置き、足を冷やしている者、残業の時間帯では、ステテコ姿も、当時のクールビズ。

昭和50年代、ようやく業務の電算化が始まり、職場にコンピューターが設置されたことで、機械の維持管理上からエアコンが入り、人間よりも機械が優先かと、ひと騒動あったことも。




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バックミラー

2010年07月19日 | ブログ

40歳の頃、一度は走行中に、二度目は赤信号で停車中に追突され、むちうち症に悩まされた体験もあって、後方車の動きには異常なほど、気配りする習慣が身につき、運転中はバックミラー、サイドミラーで細心の目配り。

運転中、バックミラーから見る後方車の様子は、気にかかる事が多いし、運転手の性格も読み取れる、特に極端に接近してスピードを促す後方車には、安全な路肩に寄って御先にどうぞ、交通戦争での自己防衛と安全運転の手段。

朝の忙しい時間帯、朝食も取らずに出勤途上のご婦人、ハンドル片手に菓子パンと飲み物を交互に口元に運びながらの食事、続いて煙草、更に携帯電話と、一連の行動を目にしたことも、今日は無事でも、何時かは命取り。

運転しながら歌を楽しんでいる人、助手席の人と楽しそうにお喋りしている人、停車するたびお化粧する人、たまに、人前では出来ない大きなあくび、鼻毛むしりなど,後方車の話題は尽きない。





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ご近所のお孫さん

2010年07月13日 | ブログ

ご近所で、嫁いだ娘さんの里帰り出産で、うぶ声をあげたAさん宅のT君、Hさん宅のK君、間もなく3歳になるという、時々、里帰りして、爺ちゃん、婆ちゃんに忙しい思いをさせてたり、楽しませたり。

0711月誕生のT君、声をかけると泣いていた子も、今は話しかければ答えが返ってくる、この春、小学生になったお姉ちゃんのYちゃん、3歳児の頃には、家に入るよう勧めたりした、オシャマな子だったが、男の子より成長も早め。

081月誕生のK君、爺ちゃん、婆ちゃんと同居しているワンちゃんがK君にとっての生きたオモチャ、しつこく可愛がるので、ワンちゃんにすれば迷惑なお客かもしれないが、保護者の教育よろしく体も知恵も順調に育っている。 

無条件に受け入れてくれる爺ちゃん、婆ちゃんとの触れ合いは、孫たちの日頃の欲求不満を解消してくれるし、親もひと時、育児から解放されるし、爺、婆も若さを貰えるし、近所の爺 婆にも若さのお裾分けがあるし、全て良し。





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夫婦喧嘩

2010年07月07日 | ブログ


「犬も食わないとか 食うとか」全国の夫婦が繰り広げている夫婦喧嘩、今も、どこかで誰かが吠えあっていることであろう、爺も夫婦喧嘩を始めてから52年のベテランだが、夫婦間は政権より安定している。

両親も一生懸命に夫婦喧嘩をしていたもの、就学前だと思うが、玄関で母に手をひかれた爺、大声をあげている父、父をなだめている祖母、多分、夫婦喧嘩の,ひとコマだったのであろう、三つ子の魂、おぼろげに覚えている。

夫婦喧嘩なるもの、真実は他人には知る由もなく、知りたくもないが、内容が昔と変わったわけでもなかろうに、収拾できずに、お奉行所の調停にすがり、別々の人生に向かっていくのも、珍しくないご時世。

習ったり、教えたりする事のない夫婦喧嘩、次世代に自動的に受け継がれていくもの、元々は他人同士、永遠に続く流れであろう、女性が詠んだシルバー川柳の中に「喧嘩(くちげんか)相手なくして日の長し」と。



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近頃のつぶやき

2010年07月01日 | ブログ

ネクタイから解放されて今年は10年と云う節目の年になるが、今は、所属するボランティア団体の皆さんに支えられている日々、入会時には大勢いた人生の先輩達も今は一人だけ、最長老になる日も近ずき、寄る年波を痛感するこの頃。

一日の殆どが腰かけての仕事だったが、尻に現れた「オデキ」の外科治療体験、スーツを着こんだ紳士風の若き時代の爺、看護婦の前で尻を出すのに抵抗もあって、普段着に着替えて通院したことが、今なら礼服を着ても行かれるのに。

14か所の勤務地で色々な職種に携わってきたが、新任地で出会う人、毎年の異動時に入れ替わる人達の顔と名前を速やかに覚える習慣が身に付いていたもの、今は、確かに入力したのに、エラーが生じて削除され再入力。

現役時代に出会った音信の無い人達の今、元気だろうか、療養中だろうか、永眠中だろうか、好きだった人、僅かだが好きになれなかった人、当時を思い出しながら脳の老化先送り体操、時には一人笑いも。




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