爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

手狭な庭

2009年02月24日 | ブログ

雪解けを待って咲く福寿草から始まって最後は菊の花まで、花の絶え間がない我が家の手狭な庭には、鳥の糞から芽生えたと思われる、サカキ、ネズミモチ、シャリンバイが一年中、存在感を発揮している。

平成4年に職場の同僚から、もらった日本いちじくも、老木とはいえ味の良さで定評があり、密かに心待ちしているご近所にお愛想できる収穫量、爺の、いい加減な剪定でも、毎年、収穫の喜びを与えてくれるが、カラスから完全に守り切れず、差し上げるも多い

お迎えKさんの畑の林檎にも食べ頃になると、カラスの集団が訪れるが、中には我が家の屋根へ持ち運び、食べ残しを庭先に落としていくカラスと同罪ではないかと世間の目が気にかかり、そっと土の中に

四十雀が数年前から毎年、夫婦で巣箱で子育て、元気な子供たちが巣立っていく、キジバトは平成6年梅の木に作ったお粗末な巣2羽のひなを無事に育て巣立って以来、その後2回産卵天敵カラスに奪われ、巣に戻った両親が泣き叫ぶ声を聞き、自然淘汰とは言え守ってやれなかった悔しさが今も。


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ご丁寧な電話

2009年02月18日 | ブログ

なれなれしく、ご丁寧な電話が365連休の年寄り家庭と知ってか、同じ内容のお知らせが、最近液晶画面で0120で始まる番号、非通知で表示されたものは、原則として、受話器を取らないようにしているが。

以前は投資関係のものが多く儲け話を巧みに持ちかけてくる内容だが、相手の意に反した返事を繰り返しているうちに、脅迫的な言葉に変わってくる、昭和58年、職場の先輩がお昼休みに話を聞いて見ようと返事した途端、間もなく二人の営業マン押しかけられ、何日間か続いたことを覚えている。

年寄り家庭だけなのか、墓地のあっせんも結構多一度、しつこいので、「墓は二つも三つもあるよと」と答えたら相手から、「墓は、普通ひとつでしょう」と逆襲され、「確かに墓はひとつだけありますので」と言いながら丁重におことわり。

昨今は光ファイバーに関する案内が、コールセンターからやってくる、来る度に人が変われど、出だしから結びまで一貫して同じ文言次は何を言う分かるほど数多い

仕事とは言え同じ言葉を繰り返している毎日、時には、寝言にも出てくるのでは、喋り疲れて口に異常が生じ点滴など聞いたことはないが、良く喋りまくること,ご苦労さん


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ゴミとの共存

2009年02月12日 | ブログ

毎日の生活から生まれるごみ、喜んで同行するペットを抱えて、集積場へと運び続けるが絶えることなく、行政による収集作業も、簡単なルール違反が絶えないまま、永遠の課題なんだろう。

殆どの家庭には、捨てるに捨てられず、使うことのない品が、家中の押入れ物置、戸棚、整理ダンス、洋服ダンス、茶ダンス内に鎮座している。

着なくなった衣類、今年こそと思いながら、もったいなくて捨てられないまま次回に繰越、物の豊かな現代身内でも利用し合うこともなく、いつの日か、誰かがゴミ」として、ご処分いただく日をお待ちしているだけ。

昨年暮れ、NHKの番組で、爺と同年代である女優の有馬稲子さん「老後は身軽に」と称して次の3カ条を紹介していたけど同感であり心がけたいもの。

〇しまい込んでいる物はいらない。

〇気長に楽しむ。(ゆっくりと楽しむ)

〇物は少なく心は豊かに。


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ゴム長靴

2009年02月06日 | ブログ

久しぶりの大雪で長靴を履いてのお買いも爺が履いてる黒い長靴はあまり見受けない、男は黒、女は赤と決まっていたものだが、最近は男女とも防寒にも優れたカラフルなものが殆ど。

爺が小学生のころは、わら靴履いて農家の子供が大部分だが、当時のゴム長靴防水だけで防寒でないので、長靴専用の厚手の靴下を履き、除雪した道路はないので、時々雪の深みにはまり、友達の肩を借りて片足づつ靴の中に入った雪を靴底を持ち、たたきながら取り出していたもの、ふっくらした足なら隙間がないので入りにくいのだが。

戦時下の小学生、足が大きくなると兄弟や親せき内でお下がり、破れるとゴムきれを張って修理、足底のぎざぎざが、すりへると、滑りやすいので縄をまいて利用、新品の長靴など履いた記憶はなく,絆創膏だらけの靴のことしか覚えていない。

長靴に限らず、衣類 帽子など、おじさんの、お下がりが多かったのも記憶にあるが、当時も今も、惨めだったとは思っていないし、むしろ捨てることができず、最後まで物を大切にする心が育った年齢だと言って良いのかも。


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