不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

巨人ファン

2008年11月25日 | ブログ

昭和21年(中2)、戦争で中断していたプロ野球が復活、家で読売を購読していたこともあってか、巨人というチーム名が目に焼きついたまま、何となく巨人ファンになったというところ。

巨人戦は、昭和42年に後楽園で、上司と一緒でのナイター観戦が最初だが、巨人戦の切符は手に入りにくい中、爺が好きなことを知っている親族、知人の好意で、幾度か、ドーム球場へ足を運ぶ。

野球は知らないが、ドーム球場を見たさの義姉と観戦しながら、いちいち解説する煩わしさ、外野席に飛び込んだホームランを説明すれば、観覧席に入るファールボールもホームランだと言って周囲を笑わせるし、アンチ巨人の家内は巨人ファンで満席の中で巨人の負けを楽しみながらの観戦だし、一人での観戦がベター。

老いた今でも、巨人が負けているテレビ、負けた新聞、雑誌は見ない、逆の時は繰り返し見るし読む、単純で幼稚だと分かっているけど、そうなってしまう、今年の日本シリーズ、話題に触れてもらいたくない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おじさんの質問

2008年11月19日 | ブログ

先輩から「近頃の若い者は」と言われながら、人生の年長組になった爺、久しぶりのお茶飲み話で、ただ一人健在の81歳、戦争末期の学徒動員の体験者でもある、おじさんから近頃の若い者についての質問。

   瓢箪のような形の長いリックを尻の上に載せて、歩くたびにリックが尻の上で踊っているが背中に背負った方が楽なのに。

   ワイシャツをズボンの外に出しているが、便所で用を足し終わったときの服装と同じに見えるが。

   マンションに入居している大学生、経費の安い学生寮が満員なので止む無く入っているのか。

   ハンドバック一つで通学している女子生徒を見るが、教科書は学校に保管しておくのか。

二人で勝手な想像や我々が若者時代の言動など、お喋りしながら、いつの世も似たようなことが繰り返されるもの、深く考えるよりは、静かに自身の健康だけを考えていた方が。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドライブ道中雑感

2008年11月13日 | ブログ

ETCやカーナビという便利なシステム、限られた行動範囲と平日利用が主の爺にとって、利用料金はカードで、道順は事前の地図確認で支障もなく、運転が散漫になり易いカーナビの利用は高齢者には馴染まないようで利用していないが、ETCの利用は確かにお得のよう。

道中の様々な場所で道を尋ねながらの会話、相手次第で長かったり短かったり、昨今は都市も、地方も平準化し、地方特有の素朴さに触れる機会も少なくなり、一抹の寂しさを感じながら、時に昔ながらの自然や人との出会いは格別。

平日のサービスエリアは高齢者の団体バスがほとんど、停車と同時にトイレに急ぐお年寄りたち、気はせくが足が前に出ず、転倒しなければ良いがと、いつもハラハラ、多少のお漏らしがあっても気をつけないと。

サービスエリアのトイレから、なかなか出て来ない家内に聞けば、利用者からの暴言で泣いていた清掃員の女性を慰めてきたというし、また、団体客が去った後始末を、ぼやく清掃員の話も耳にするけど、双方に言い分もあること、何とも言えないが、お互い辛抱 辛抱。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行商八百屋さん

2008年11月07日 | ブログ

子供のころ、隣のからリヤカーでやって来る小柄な婆ちゃん、前掛けの大きなポケットには布製の袋式財布が、肘まで手を突っ込んでお金の出し入れしている様子、今は時代劇で見ることもあるが。

昭和30年代半ば、自作の棚を備えた大型のリヤカーに積めるだけ積み、「八百屋でござい」と大声で繰り返しながらやってきたSさん、背は高からず、高からず、小太りした体型、坊主頭のおじさん、主婦たちの間で人気者だったよう。

Sさん、年子で4人の子供を育てながらの商売ともなれば、意気込みも並ではなく、奥さんも自宅の店番と子育てに懸命、一緒に生活している爺ちゃんの背中には、いつも孫が張りつけられている。

一時期は、4年続いての入学式と卒業式、4人の授業参観、運動会、遠足などの学校行事は大変だった話を楽しそうに語っていたが、この子供たちも40代になるだろうが。

平成元年に今の地に住んでから、爺ちゃんが運転する軽トラックに乗って自家製の野菜を売りにきた婆ちゃん、最近は姿を見せないが、夫婦喧嘩で婆ちゃんを置き去りにして帰ってしまう爺ちゃん、一人歩いて家に戻る婆ちゃんの姿を幾度か見る。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電気商Yさん

2008年11月01日 | ブログ

N町で昭和30年代から始めたという電気商のYさん、量販店に押されて閉店を余儀なくされている中で、78歳になる今も、商売を続けており、町内に13軒あった電気店も数件が生き残っているだけという。

量販店での買い物に慣れていない年寄り相手に、蛍光灯の交換、新製品の相談、古い製品の修理など気楽に応じ、古い家電製品の部品の保存に努めるなど、売ることよりも可能な限り修理することを勧める昔ながらの商人、衣料品、食料品なども個人商店の方が、年寄りには利用し易いのだが。

今は、定年退職した奥さんと余裕の生活で普段は碁会所通い、かなりの腕前と聞いている、最近は、6畝の畑を利用して枝豆作りに熱中、親族や知人、友人に無料配布しながら喜んでもらうのが楽しみというが、10月上旬、我が家にも電話で収穫の案内が、後始末に追われる奥さんから、あきらめのぼやきを聞かされるが、相変わらず仲がよさそうで。

爺のマイカーのトランクに、とりたての枝豆を積めるだけ積めてくれ食べきれない量、近所の皆さんに枝のまま、お裾分け、家内と二人で慣れない豆もぎをしながらYさんの元気さには驚くのみ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする