爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

コロナとマスク

2021年10月25日 | 日記
このところ、コロナ感染者が急激に下火になったとは言え、目に見えない不気味なウィルスと全国民がマスクをしながら戦っている。まるで国民一丸となって戦った大東亜戦争時代のようだ。

マスクは人様に迷惑をかけていないとは言え、悪い伝染病でも発生したようで、不健康な姿を見ていると、気が滅入ってしまう。今やマスクは外出免許証、マスクなしでの外出は出来ない。

我が家に足しげく訪れてくれる70代のS夫妻から元気を貰っている。気軽な茶飲み話やら、時には食事処での食事やら、マスクなしで語り合える唯一の仲間に救われている。

百年前に流行したスペイン風邪は終息まで三年かかったとある。次から次と新しい武器で襲ってくるウイルスに勝って、マスク生活から解放される日はいつになるのか確かな見通しは無い。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この頃の心得

2021年10月20日 | 日記
この頃は、鈍い動作の年寄りに出会っても、「どうぞ、ごゆっくり、」なんて、余裕の言葉をかけるようになった。若いころなら「むかつく」ところなのに、少し丸くなったようだ。

人に不快な思いにさせてしまったり、迷惑行為をしてしまう老人を老害と言う耳障りの悪い言葉がある。聞きたくもないが、言われたくもないので、遠くから静かに若者世代を見守っている。

米寿の老夫婦にとって家事は厳しくなったが、3度の食事と排泄以外は手抜きしながらも男女共同参画でこなしてる。高所作業や除排雪や草取りは無理することなく若い世代から支援。

仲間からの情報も、ボケた,転んだ、膝痛、白内障等々、順番にやって来る老化現象による話題が多くなった。老夫婦の第一の心得は、転倒→骨折→寝たきり生活にならないこと。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑 感

2021年10月15日 | 日記
10月10日、義弟(僧侶)の三回忌法要が執り行われた。親族、檀家総代等30人ほどの参列する中で3人の僧侶による読経、全員マスク着用の礼服姿のため本人確認がままならず。

この頃は、ガソリンスタンドもセルフ店が増え、フルサービス店を探すのに苦労している声も聞こえてくる。遠出をしなくなった爺、今さら自分で給油する気も、覚える気もない。

5年前の6月に孫の結婚式で東京まで上越新幹線を利用してから電車とご無沙汰している。今や指定席予約もスマホから簡単に予約できる、駅員も、乗車券も現金も要らなくなった。

クレジットカード、キャッシュカード、ポイントカード、ETCカード、プリぺードカード、診察券(内科、歯科、眼科、耳鼻科)財布の中身はカードだらけ、利用の度に探すのに一苦労。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄道の客車

2021年10月10日 | 日記
国鉄時代の客車は3等級あって、1等・2等・3等に区分され、客車の側面に3等車は赤、2等車は青の帯が表示されていた。白い帯の1等車は田舎では見た覚えがない。

爺は、父が国鉄職員だったので、切符を買うことは無かったが、1等は「白切符」2等は「青切符」、3等は「赤切符」、運賃は2等は3等の2倍、1等は3等の3倍だったそうである。

小学生の頃、母から「2等車は偉い人や、お金持ちの人が乗るところ」だと聞いたことがある。昭和30年ごろ、国鉄の記念日に発行された2等パスで利用したが、車内が静か過ぎて、つまらなかった。

今は普通車とグリーン車になった。グリーン車は新幹線で普通車の指定席が満席の時には利用してきたが、グリーン車より子供の頃から乗り慣れた普通車の雰囲気の方が好きだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出す先輩

2021年10月05日 | 日記
2007年5月2日に初めて投稿したブログは,「頼もしいお年寄り」と題して、市内の小さな民芸館を経営していた新潟県衛生部の先輩で91歳の高沢さんと84歳の奥様との出会いだった。

お二人はお見合い結婚で、高沢さん曰く、見合いの席で食欲旺盛な彼女を見て丈夫そうだったので嫁にしたと、奥さん曰く、眼鏡の嫌いな人だと聞いていたので外して行ったので相手の顔は分からなかったと。

高沢さんは元海軍の衛生兵だったという、奥さんは県警事務員で競馬場のアナウンス嬢もやっていたとか、娘さん夫婦のもとで過ごしていた。お二人共に年齢を感じさせない若さと元気にびっくりした。

2015年2月6日、行年101歳で彼の地へ旅だった。ご会葬礼状に、家族一同から父の好きな言葉「夢一生」が紹介されていたが、正に老いても夢を抱き続け、前向きな人生を歩んできた方だった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする