爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

何とかしたいが

2010年06月25日 | ブログ

物の豊かなご時世、どこの家庭も、家具、家電、キッチン等々、所狭しと鎮座し、それぞれの裏側には、日頃の掃除の手抜きで溜まり溜まったホコリも同居、除去してくれる日を待ちかねているよう。

押し入れや物置には、長い間のいただき物が利用しきれないで休眠、日用雑貨では、店の名前入りタオルが、のし紙付きで引き出しに、買うことのないボールペンが、他の小間物と一緒にペン立ての中で窮屈そうにしている。

本箱や整理棚には、増えるばかりのパソコン関連の雑誌や資料が雑然と置かれ、全てを読んだわけでなし、理解したわけでもなし、探し出す検索の手間も合理化、つい仲間に聞いてしまう。

意外に溜まるのが、宅配便で利用された段ボール、商店の紙袋、何かに再利用することもあるかと保存するが増えるばかり、思い切って捨てようと整理しながら、また保存してしまう不思議な存在。

何とかしたいが、掃除も片付けも、その気になる決断力は、いつも優柔不断。




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通院70年

2010年06月19日 | ブログ

人生が残り少なくなる頃には、体の内外で部品が大なり小なり不具合を生じ、何らかの内服薬を利用している方も多い、食後のデザート的な存在なのか、物忘れが多い年頃なのに、薬だけは忘れる確率が少ない。

今のところ内服薬のお世話にはなっていないが、小学生の頃に患った右耳の中耳炎が慢性化し、70年近く耳鼻科のお世話になっている次第、子供のころ、耳鼻科の専門医がいなかった田舎で、唯一あった産婦人科医での治療だったが。

中学生の頃、悪化して初めて専門医にかかり、春休み、夏休みを利用して汽車で片道2時間の通院治療、社会人になってからも転勤地の耳鼻科へ、そのたびに手術を勧められ、ようやく10年ほど前、穴のあいた鼓膜の再生手術を済ませたが。

現在は、安定した状態だが、年に何回か、開業している当時の手術医の医院で、中耳の清掃,点耳など定期点検が続いている、免疫力の弱い人工鼓膜の管理は厄介だが、聴力は支障ないので、何でも聞こえてくる。





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無理せず楽せず

2010年06月13日 | ブログ

事業仕分けで「2位じゃいけないんですか」の質問が話題になったが、次元の違う話だけど、爺は学生時代を通して真剣に勉強したという認識は全くない、2位どころか常に目指すは60点、全体の順位も中位にいれば良しとしたもの。

今の子供たち、目指す位置は違っても、幼稚園から大学まで心を痛めながらの勉強攻め、爺と同じく、さほどの勉強もしなかった親たち、子供には厳しく激励している話も聞こえてくるが可哀そうな気も。

好きな野球では、望み通り打順は一番、守備は一塁、常に一とは縁があったが成績では全く縁の無かった数字、一度だけ,0点をいただいた国文法、なぜか全く勉強する気が起きなかった不思議な学科。

昭和30年、職員研修所で42人の仲間と3ヶ月間のお勉強、60点を目指して無理せず、楽せずの寮生活を過ごし、修了時に渡される通信簿には科目ごとの点数と順位が記され、順位は目標通り中位、年に一度の同期会で見る顔も今は10人を欠く。





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ハーモニカ

2010年06月07日 | ブログ

小学生のころ、伯父さんから一部の音が出なくなったハーモニカを貰い、我流で覚えたものだが、4年生の時には、学芸会で独奏したり、3人で合奏した覚えがあり、戦時下だったので軍歌が殆どだったと記憶している。

平成12年、市内のハーモニカ教室へ1年半ほど(1)通い、同年代の生徒8人(男2・女6)でのお稽古、子供のころから我流での体験者ばかり、毎回、先週の課題曲を一人づつ演奏させ個人指導するので家での練習もしっかりと。

ハーモニカはピアノ等と違って、口で吸ったり吹いたりしながら音を探すので、最初から楽譜を見ながらの演奏は難しい、教材は童謡が主体だったが、カセットテープで模範演奏を耳で聞き、曲を覚えてから演奏に入る。

好きな曲は、朧月夜 (菜の花畑に入日薄れ・・・) 、故郷 (兎追いしかの山・・・)、紅葉 (秋の夕日に照る山紅葉・・・)、明治~大正時代に作詞作曲されたもの、素朴な田舎の風景を思い浮かべながら、時々は、ハーモニカで気分転換。




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先輩高齢者の訪問

2010年06月01日 | ブログ

「シルバー川柳」の入選作品を読みながら納得するばかり、ほほ笑んだり、声を出して笑ったり、免疫力アップには誠によろしい、久しぶりに先輩高齢者のご機嫌伺いに。

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94歳のKさん  

家内の手を両手で握り締めながら歓迎、傍で80代の奥様、私は主人から手を握ってもらったことが無いのにと、つぶやき。

88歳のSさん、

お向かいに住む104歳のお爺ちゃんを励みに近くの山の散策を続けているが、最近お向かいのお爺ちゃん、顔の表情が無くなったと気に病み。

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80歳のT子さん

家内の職場の先輩、20代からの友で長電話の友でもあるが、会えば更に話がはずみ、帰宅後お礼の長電話。

90歳のY子さん

家内の職場の先輩、毎日、屋敷周りの花や野菜の手入れ、体を動かしながら娘さん夫婦と静かな余生。

それぞれ、半年から1年ぶりで僅かな滞在時間だが、訪れる人も少なくなって殆どが自宅での日々を過ごす皆さん、喜んでくれるし、逆に励まされたり。




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