爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

通勤仲間

2007年10月13日 | ブログ

昭和49年の話 片道約1時間程度のマイカー通勤仲間のA氏 I氏 爺の3

個々でのマイカー通勤から、3人が交代で2人を同乗させての通勤体制を組むことで燃料節約 疲労の軽減 事故防止等メリットは大きかった。 

体調不良時は、交代して、運転当番日は常に安全運転に努めることを、お互いに認識しながら無事故で2年続く。

A氏は、お静かで、まじめ一筋、笑う時も声を出すことはなく、両肩が上下に激しく動くか、軽く動くかだけ。

一方のI氏は、お賑やかで、痛快、良く喋る、対照的に奥様は、魚の頭を切り落とすのも怖いと言うほどに、やさしい方と聞いている。

当時 A氏 50歳代 I氏 30歳代 爺 40歳代と年齢差のある3人、通勤途中の車内では、持ち寄りの話題で尽きることもなく、周囲が羨むほどに仲良しコンビでの通勤仲間であったが、A氏  I氏のご両人とも、不運にも還暦を待たずに天国へ旅たったとは。

天国でのお二人さんよ、どんな話をしているやら分からんが、仲良しコンビとは言っても急いで行く所ではないので、ゆっくりしてから出かけることにするから。


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頼もしいお年寄り(3)

2007年10月07日 | ブログ

先祖代々の農業の傍ら、農業団体役員 村議として活躍した地域での有識者であり、間もなく81歳を迎えるSさんの話。

時に 旧K村にある家内の実家へ行くと爺の車を見つけてお向かいに住むSさんニコニコしながらやってくる。

爺とは公私にわたり30年以上のお付き合い、お互い話が合う仲であり、会えば お酒を酌み交わしながら奥様のお迎えをいただくまで喋り続ける。

浪花節調の力んだ独特な喋り方、豊富な話題を方言丸出しでのお喋りは退屈しない。

最新の話として、祖父も 親父も81歳で他界されていることから2代続くことは3代続くとの諺を引用して自身も寿命が来たと冗談。

家でも話しているのか、病院に出かける日 息子から間もな死ぬのに、どうして病院に行くのかと問いただされたそうで、親子揃って冗談の激しい家系のようだ。

最近の様子では元気で頼もしい、他界は、まだまだ先のよう。


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頼もしいお年寄り(2)

2007年10月06日 | ブログ

知人で78歳のYさん 本職は電気商、今は昔なじみから頼まれる家電製品の修理点検だけ、囲碁は5段の腕前、地域の囲碁愛好者の指導育成に当たるリーダー的な存在。

Yさんの奥さんと家内とは昭和50年代の職場の友、今も近くへ行けば声をかける仲、先日、久しぶりに立ち寄る。

今年から枝豆作りに初挑戦したというYさん宅の床の間 仏壇のある1等座敷のテーブルには収穫した枝豆が積み上げてある。

一つ豆 二つ豆 三つ豆毎に分別、更に一つづつ枝豆の両端をハサミで切り落とし、500グラム単位で袋詰め作業中、座敷での農作業、爺も始めてみる風景だが、奥さんも、今は、あきらめ顔。

2000本を栽培、子供や親族、知人 友人等へ配布されたそうで、「作る楽しみ 収穫の喜び 感謝される喜び」を味わいながら元気で頑張っているYさんの生き方 まことに頼もしい。

現在、未収穫の1000本の行き先を考え中とか。


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