爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

監督責任

2018年04月25日 | 日記

現役最後の9年間は監督責任のある管理職として、酒酔い事故、サラ金、男女の問題、近隣とのトラブル等々、公務以外での後始末に翻弄され、心労の多い職務だった。

職員100人を超える大規模事務所だったので、年度初めは、毎年3分の一程度の職員の人事異動があり、30人前後の新任職員の名前と顔を速やかに一致させることから始まる。

昭和62年夏の夜、職員が一人で公用車を運転して仲間との懇親会で飲酒、酒酔い運転して戻る途中に道路わきに転落、本人は無事だったが車を大破させた不祥事が起こった。

この事故で爺は、人事当局並びに行政監査委員からの厳しい事情聴取を受け、監督責任を問われて文書による訓戒処分、38年の職歴に消えることのない唯一の汚点がついた。


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就学前の記憶

2018年04月20日 | 日記

息子や孫に尋ねたこともあるが、みんな就学前の記憶はないようだ、85年の人生で、一番古い記憶をたどってみたら、就学前のことで思い浮かぶことが、おぼろげながら幾つかあった。

本家に同居していた時だから、三歳頃であろう、ある日、母に手を引かれて玄関近くの土間に立っていた、その前で父と祖母が何やら大声で言葉を交わしていた、子供心に感じた異様な雰囲気だった。

旧制女学校の近くに住んでいた4歳頃だと思う、女学校の寄宿舎の敷地内で遊んでいた爺、時々複数の女学生から何やら声をかけられたり、遊んでもらった。あのころ同校の女学生だったというお婆ちゃんに出会うとは。

同じころ、隣の家は、サーベル(剣)を腰に下げたお巡りさんで,怖そうで何時も遠くから見ていた、悪さをしたり、言うことを聞かなかった時であろう、母から「お巡りさんに言いつけるよ」と言われていた。


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痛風発作から10か月

2018年04月15日 | 日記

昨年の7月初め、突然両足の指と甲に今までになかった激しい痛みに襲われ、歩くことができなかったので救急車をお願いして市民病院へ搬送され、痛風と診断されてから約10か月になる。

市民病院医師から、風邪で年に2~3回受診している内科・消化器科医院あての紹介状を持参して受診、生涯飲み続けることになると言われた薬を一日一錠の服用と3か月に一回の血液検査を続けてきた。

血液検査による尿酸値が極端に下がっていることに、爺も家内も疑問を感じていたところ、幸い近くに専門医が開業したので、思い切って4月9日診断を仰ぐために受診した。

当日の検査結果でも更に数値が下がっていた、医師が言うには、「服用中の薬は強すぎるようなので変えます」と、セコンドオピニオンという言葉を耳にしていたが、家内から勧められ受診して良かった。


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ワンちゃんの近況

2018年04月10日 | 日記

6月には18歳になる超老犬の我が家のワンちゃん、まだ足腰は大丈夫のようで家中をゆっくりと歩き回っているし、食欲も旺盛だが、ねぐらであるソファーの上で寝ている時間が多くなった。

歯がないので、鳥のささみ、魚、肉、野菜の煮物など、人間の食べ物ばかりを細かく刻んで与えているが、ベロで上手にすくい上げて喜んで食べている、幼いころから飲み続けている人間の牛乳も欠かすことがない。

勧められた去勢手術も断り、健診で膀胱結石、前立せん肥大の診断を受けたが手術も断り,症状に異常がなかったので貰った薬も一切飲ませず、歯石の除去も一回しただけ、でも長生きしている。

今は、散歩をせがむこともなく、人に吠えることもなく、静かに余生を過ごしている感じ、それでも近所の可愛いいワンちゃんで、女の子のココちゃんに会えば嬉しそうに頬すり寄せている。


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芽吹きの季節

2018年04月05日 | 日記

芽吹きの季節になって、冬ごもりしていた年寄りたちも外に出てきた、2月に99歳になったというお爺ちゃんと久しぶりに出会った,少々弱音を吐いていたが、杖を片手に足早に歩いていた。

ご近所では、前から腰に障害のある70代のHさんも、奥様に付き添われて、やわやわと歩き始めた、週に2回、介護施設から専用車のお迎えをもらって、リハベリに出かけていると言う。

迎えの畑では、老夫婦が今年も別々の自家用車で通って来るようになった、お互い黙々と別々の作業をする、それぞれ終わり次第に帰って行く、あまり見かけない夫婦の姿がある。

3月28日いいお天気、植物の芽吹きに触れたいと、3月10日にオープンした柏崎市西山町にある雪割草の里へ、里内には約30万株も群生しているという雪割草の可憐な姿を観賞してきた。


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