爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

今年の初ドライブ

2017年04月25日 | 日記

4月16日、お天気に誘われて、阿賀野市の観光スポット白鳥の飛来地である瓢湖までドライブ、ソメイヨシノが湖畔を囲むようにして咲き誇り、かも達と数羽の白鳥がゆったりと泳いでいた。

白鳥との対面、桜の花見、あやめ祭りなど年に幾度か訪れていたが、歳を重ねてからは、白鳥とはご無沙汰している、一階が土産物店、二階にレストランがあった白鳥会館も今は地元の農産物店。

84歳になったお婆ちゃんが敷地内の片隅で自家製の野菜と漬物を並べている小さな店に寄るのが楽しみ、土日だけの店開きで、今も免許更新したばかりの89歳のご主人が車で送迎してくれてると言う。

近くの年寄り達のお茶飲みの場所にもなっている、この日も同年代のお婆ちゃん二人が店内の椅子に腰かけてお茶飲みばなし中、爺と家内も勧められ仲間入り、この店を訪れてから3年目になる。


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プロ野球ファン

2017年04月20日 | 日記

昭和20年代の少年時代、NHKラジオ第2放送でアナウンサーが喋る試合経過を頭に描きながらラジオの前に座り一喜一憂しながら聞いていた巨人戦、あの時の情景は今も脳裏に張り付いている。

昭和27年に19歳だった爺、父の友人Tさんから憧れの東京へ連れて行ってもらい、後楽園球場で大洋(現横浜)対国鉄(現ヤクルト)戦だったが、初めて目にする大都会の雰囲気とプロ野球選手のプレーに酔いしびれてしまった。

昭和40年代になってから、後楽園、東京ドームへ日帰りしたり、一泊したりして巨人戦を見に出かけて行ってた野球狂時代を時々懐かしく思い出している、大学生の孫が大の巨人ファン、ドームへ足を運んでいるようだ。

今は試合開始にあわせて、寝床に入り巨人戦を見るが、中盤になる頃は夢の中、翌朝タブレットで結果を恐る恐る確認する、巨人が勝った試合だけ経過を丁寧に読んで楽しむ爺、老いても巨人ファン。


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陽春の候

2017年04月15日 | 日記

陽春の候、桜前線がゆっくりと北上しながら、新潟に到着したところ、赤ちゃんがハイハイする速度と同じ時速1㎞程だと言う、巷で出会う人びとの表情も心持ち明るく見える。

4月11日はパソコン仲間12人でのお花見、生憎の雨だったので公園内にある休憩所2階での昼食会となる、幹事が用意した特注弁当を目の前にして先ずは甘酒による乾杯とは初めて体験した。

会場は昨年と同じ桜と菜の花が咲き誇る郊外の公園で、今年は菜の花だけのお花見となったが、約2時間ほど、老いても口は丈夫な人ばかり、手持ちの話題で色々な花を咲かせた。

隣の席では、十数人ほどの園児たちが3人の先生と大きな声で「いただきます」とご挨拶して楽しそうにお喋りしながら食事をしていた、この世に芽生えて間もない園児達の顔色は桜色に見えた。

 


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日本人横綱

2017年04月10日 | 日記

強さと脆さが同居している力士だとも言われていた稀勢の里の横綱昇進と大阪場所でのドラマチックな逆転優勝で世の中が沸いている、稀勢の里の似顔絵の書いたものなら何でも売れ切れだそうだ。

日本古来の相撲とは、神道に基づいて男性が神前にその力を捧げる神事が根源であり、横綱には強さだけでなく、品格や厳格さが求められ、礼儀作法が非常に重視されるのだと言う。

懸賞金の束を土産の寿司おりのようにぶら下げて花道を引きあげていた朝青龍、行司から受け取った懸賞金の束を館内に見せびらかすように高く掲げる白鵬、横綱としての品の無さに好角家たちが眉をひそめるのも分かる。

久しぶりに見る日本人横綱の稀勢の里は、懸賞金の束をノートと教科書を抱えた学生みたいに小脇に抱えて引き上げる様子が真面目な稀勢の里らしく、いいじゃないとは親方衆の感想、個性の違いか。


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大学1年生たち

2017年04月05日 | 日記

4月1日~2日、学生アパート周辺は、真新しい洗濯機、冷蔵庫、レンジ等を運び込む宅配車両と、100円ショップで求めた生活用品を持つ新入生の出入りで賑やかだった土日、この季節お馴染の情景である。

ちなみに、昭和28年、爺が下宿生活に入った時に親が用意してくれたのは、寝具の他に、着替え入れの行李、蚊帳、炬燵やぐら、たらいと洗濯板、今ではリサイクル店にもない懐かしい品々だ。

少子化時代で丁寧に育てられた良い子ばかりだが、声をかけて馴染んでくれる子は稀である、一度かけると、次回から挨拶も会話も自然なのは、爺ちゃん婆ちゃんと生活してきた子に多いのも頷ける。

親しくなった学生には同じことを言う、「たまには、両親に元気な顔を見せに帰りなさいよ」と、帰っても歓待されるのは数日だけで小言が多くてと返事が来る、その時は戻って来なさいと更に言ってやる。


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