爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

お買いもの

2010年04月25日 | ブログ

広々した量販店で探したり品定めしたりの買い物は苦手な爺、衣料品や家電用品は専ら小売店で説明をいただきながら、黙々と品物を選び、レジで支払いするだけのスーパーでの買い物も気楽で便利で適度な運動にもなるが、物置から物を取り出してくるような、いまいち物足りなさを感じる。

時々、ドライブ方々、旧豊栄市の六斎市に出向き、行きつけのお店を訪ねるが、話も弾むし、なじみ客が次々と訪れ賑やかになるし、楽しく買い物ができる昔ながらの対面販売を味わってくる。

小学校入学前であろう、呉服商を営む母の実家でも六斎市に露店を開いており、伯父に連れられ、露店の片隅で一人遊びしている爺に近在から訪れる馴染み客が声をかけながら買い求めていた様子を、おぼろげに覚えている。

孫たちに送る新潟の味、スイカ、枝豆、ブドウ、ナシ、サクランボに限っては、お馴染みの生産農家へ出向いてのお買いもの、品質も味も保証付きで喜ばれる、孫バカも運転免許証返還するまでは続くであろう。


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近頃の過ごし方

2010年04月19日 | ブログ

某寺院の住職がお年寄り達に「今日を大切に」と題して語った講話の要旨だが、毎日の「食事、排泄、睡眠」は健康を保つために大切で重要な時間であり、80歳まで生きたとして、27年は睡眠時間、10年は食事の時間、5年はトイレの時間で合計42時間、目をあけて仕事や趣味などに使える時間は差し引き38年しかないと云う。

人生を数字で分けて見ると、おっしゃるとおり、現役時代は考えてみることもないまま、公私ともに忙しく走り回りながらの生活、365連休の身となり人生の定年が近づくにつれ考えたり納得したり、「時は金なり」という同じ意味合いの諺もあるが、今の爺、毎日を心身共に健康で過ごすことができたら金なり。

青い空の日は、自然に触れながらのドライブで心を癒し、パソコンを遊び相手に頭の体操、ワンちゃんの散歩で足腰の鍛錬、テレビは特に仲良しの番組もないが、退屈を感じることもなく、気の向くまま、無理もせず、楽もせず、やりたいことをやっている日常でございます。


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定年退職

2010年04月13日 | ブログ

今年も、年金受給資格もないまま、退職した団塊世代の元青少年たち、パソコン用語に例えれば、当分の間を休止状態で過ごす人、第2の人生に向かって再起動する人、完全にシャットダウンする人など様々。

後進に道を譲って欲しいと、美しい言葉で静かに58歳での退職を求められ、第2の職場へ転送された爺、転送先での収入と年金で所得が確保された時代も、最近は、そっと肩を叩かれる心配もなく定年までお勤めできる半面、転送先は昨今の不景気風で狭き門とか。

早期退職制度による中央省庁キャリア官僚達の天下りが大きく取りざたされている、全てが悪で無駄とは思わんが、特権的な道を歩く仕組みに対しての徹底した仕分け作業への期待は、大部分の皆さん同感では。

共に働いてきた家内と悠々自適に見える生活に、定年のない職業の方達からは羨む声も聞くが、逆に定年のない職業を羨ましいと思うことも、今は人生の定年まで周囲に御手数をかけないよう過ごしたいもの。


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団体旅行の主役

2010年04月07日 | ブログ

長年にわたる観光バスでの団体旅行を卒業してから10年程になるが各地の温泉、観光地、公衆トイレ完備の土産屋等々、随分とご案内いただいたが、近年は職場単位での旅行は敬遠され、「○○年金友の会、○○ことぶき会」など前期高齢組の生徒さんが主役のようである。

老いても益々元気でバス旅行を楽しむことができる人たちの姿は晴れ晴れしく、特に女性は年をとっても、前日にはパーマ屋で念入りな髪の手入れを、服装も普段着とは別に整えてのお出かけ姿、男性も、よそゆきの服装、めったに締めることも無くなったネクタイ着用姿もボチボチ、結び目は、やや緩みがちだが。

土産屋ではバスが停車するたび、歓迎の案内放送が声高らかに鳴り響く中を、用足し後、品定めをしながら買い物を楽しむ客でお賑やかなこと、少なくとも日ごろ頂いている数だけは買い求めているであろう、団体客が去った後は、清掃員が忙しく立ち回り、時には愚痴も聞こえてくるが。


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カーナビ

2010年04月01日 | ブログ

目的地までの経路案内をしてくれるカーナビも土・日の乗り放題1000円以後は装着車の激増で、料金所の流れもスムーズになった感じ。

混雑する土・日は原則自宅待機の爺にとっては必要もないので、カーナビは利用していないが、最近カーナビ装着車だけが利用できる無人のインターも増え始め、時には不便を感じることも。

今年も、春の芽吹きを楽しめるドライブシーズンが始まり、最近は枯れていく紅葉を見るより成長していく若葉を見る方が気分爽快になるのは、年齢を重ねたせいだろうか。

一日の走行距離300キロ以内を目安とした安全運転も、最近は年齢を考慮しながら行動範囲を徐々に短縮、息子たちも心配しているし、免許更新時の講習で反射神経、運動神経の衰えが機械に正直に現れるし。

年寄りは、カーナビを利用するよりも、事前に住宅地図等で確認してお出かけの方が安全のようだが、いずれ彼の地へ出発する日は,目的地を三途の川(さんづのかわ)にセットしたカーナビを着装して迷わずに行こうかと。


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