爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

加齢による難聴

2019年09月25日 | 日記

テレビの音量を上げても変わらないので、音量調節機能が老化したのか電気屋に相談しようと思っていた。念のため聴力検査したら、テレビの老化ではなく爺の耳が老化していた。

検査結果、常時補聴器を使用する程ではないが、加齢による難聴が始まっていると言う。もともと子供の頃から慢性中耳炎のため、右耳は人工鼓膜で正常値の8割程度の聞こえだったが。

耳鼻科医院指定の補聴器屋から細かい説明を受け、ポケット型補聴器を渡されて一週間テストした。テレビを見る時も仲間との集いでも、少々面倒くさいが、聞こえが良いのが確認できた。

昔から、耳が遠い人は長生きすると言われているが、仲間の集いでは「長生きできますね」と慰めの言葉を貰った。耳の遠くなった親の滑稽な動作を笑っていた爺も、今は我が身になった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

86才の初体験

2019年09月20日 | 日記

アキレス腱の痛みが再発、7月に受診したI整形外科医院が閉院したので、9月17日同じ西区内のT整形外科医院へ。開業医で100人近い老々男女で埋め尽くされた待合室は、初めて見る異様な情景だった。

9月3日にI整形外科医院の医師が52歳の若さで急死したため、転医した患者と連休明けと重なり混雑したようである。T整形外科医院で受付を済ませたのが11時50分、受付番号は211番だった。

待合室で隣りに居た80才前後の男性は9時30分に受付して受付番号が193番、診察室へ呼ばれたのが13時30。爺は16時に診察室へ、医師の診察と看護師の処置で5分、帰宅したのが16時30分だつた。

待合室での4時間、隣に座る患者も入れ替わり立ち代わり、常連患者との会話で退屈することはなかったが、60代から70代の女性が8割近く居られたと思う。みんな愚痴も言わず長時間待ち続けていた。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寄る年波には勝てぬ

2019年09月15日 | 日記

エアコンが苦手、水をあまり飲まない人並みの年寄りだった爺も、今年の夏は、エアコンと仲良くしながら、ブレンド茶の入ったマイポットを昼は手元に、夜は枕元に置いて、飲み続けた。

家内と職場の友だった上越市に住まいのT子さん、ともに保健婦同士、男の子二人の母親同士で60年余の交友も、9月7日90才で帰らぬ人に。寄る年波で御焼香もかなわず、書面でのお悔やみを。

日頃の運動不足は否めない。日常生活で繰り返される掃除、洗濯、買い物、増えるばかりの探し物、2階トイレの利用が運動である。回覧順のゴミ当番も運動だと思えば愚痴も出ない。

草取り、側溝の清掃など、長時間かがんでやる外仕事は、腰への負担が厳しくなった。10月6日は自治会の一斉清掃日、所属する6組の参加者の中では最年長,やわやわと参加するだけ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

86才夫婦

2019年09月10日 | 日記

8月16日、家内も爺と同年の86才になって、今年も無事にバラの花を贈ることが出来た。大学生で孫の陸君が来てくれて、誕生祝、早めの卒業祝、就職内定祝いを一緒に特上ウナギで食事会。

現役時代は共に健康で、家内は1年を通して受診しない年には、記念品を貰ったり、爺も風邪を引く程度だった。寄る年波には勝てず、今では数枚の診察券を交互に利用している身である。

爺は月1回、家内は2か月に1回、保険証、診察券、お薬手帳、血圧管理手帳の4点セットを持参して受診している。毎朝食後に薬を飲む習慣も定着して、薬も食後のデザート的な存在になった。

結婚して今日まで、一日3度の食事を欠かした記憶はない。今も食欲だけは衰えることなく、美味しく食べている。今なお通院も買い物も二人そろってできる要因だと信じている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個人商店

2019年09月05日 | 日記

日常生活で数多く利用していた八百屋、魚屋,肉屋、豆腐屋など、食べ物を扱う個人商店が懐かしい。店に入れば「いらっしゃい」、会話しながらの品定め、帰りは、「毎度どうも」で見送られる。

結婚した昭和30年代、日常の行動は全て自転車か歩く生活だったので、食料品の纏め買いは出来ない。家内が勤め帰りに毎日利用することで、店員さんと親しい間柄になってしまう。

食料品以外でよく利用した個人商店と言えば電気屋さんである。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機など、購入時の丁寧な説明と故障時の対応は、知識に疎い爺にとって主治医のような存在だった。

毎年、子供たちや知人友人に送り続けている新潟名産の西瓜、茶豆、梨、葡萄は、馴染みの生産農家へ出向いて世間話や味見をしながら買い物することで個人商店の雰囲気を楽しんでくる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする