爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

粗大ごみ

2011年10月01日 | ブログ


 

8月、家電製品の中で長老だった居間のエアコンが心肺停止、馴染みの電気店に往診を依頼、電圧計にて診断の結果は再起不能、業界もお盆休暇中とあって数日間は寝間のエアコンの下で、粗大ゴミとなったエアコンに感謝しながら。

定年後や休日にゴロゴロしている亭主を称して粗大ごみと、昭和56年頃から用いられた表現らしいが、平成の初め頃のサラリーマン川柳にも「粗大ごみ、朝出したのに、夜戻り」、作者の夫婦仲は良かったのかも。

粗大ごみ、長いことお役に立って来たのに、老朽化によって簡単に捨てられてしまう、人は老朽化しても捨てられることはないが、後期高齢者として、政府から制度上で隔離され特別待遇の身に。

3月のゴミ集積場は不要になった粗大ゴミでいっぱい、もっと使用が可能なのにと可哀そうな気も、物だけが豊かな時代のようで、年寄りが言えば愚痴になるだけ、日本の「勿体ない」を世界に奨励したケニア出身の故マータイさんを思い出す。<o:p></o:p>

 


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