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蕎麦粒山~川苔山

2011年05月17日 | 山歩 - 南関東



- 日向沢ノ峰南峰から富士山遠望 -

久しぶりに奥多摩に出かけました。

今回は長いコースですので、花の撮影には時間を割かないことにしました。

カメラも小さなコンパクト・デジタルカメラだけです。

時季的なこともあり、スミレなどの花の数は少なかったです。

しかし、新緑が綺麗で気持ちのいい山歩きができました。

歩程 【 東日原~一杯水避難小屋~仙元峠~蕎麦粒山~日向沢ノ峰~踊平~川苔山~鳩ノ巣駅 】

奥多摩駅にやってきたのは本当に久しぶりでした。

最後は何時だったか思い出せないので、記録を調べてみたら、それは1983年の5月でした。

ちょうど28年前になりますが、駅前の様子は私の記憶とあまり違っていませんでした。

古い人間には、街の地名としては奥多摩より氷川の方がしっくりするのですが ・・・。

バスで東日原まで行き、そこから歩き始めます。

ヨコスズ尾根を一杯水避難小屋に向かいます。



薄暗い植林地を抜けると、新緑の中の道となります。



好天の下、新緑の中の道は真に気持ちがいいです。



右手に今日の最終ピークの川苔山をかろうじて見ることができます。



登るにつれて緑は薄くなりますが、その分明るくなります。



一杯水避難小屋に到着です。

小屋の脇から三ツドッケへの道がありますが、かつて山頂に立ったこともあり、今日は先が長いので寄りません 。



あまり登り下りのない緩やかな道が続きます。



山の奥まった場所なので、聞こえるのは鳥の囀りだけで静かです。






木が邪魔をしていますが、南側から見た武甲山・大持山です。



そして、奥に薄っすらと見えていたのは御荷鉾山でした。

巻き道を離れ、少し急な尾根道を登れば仙元峠です。

峠といっても実際は峰です。



山頂に鎮座するのは、当然浅間神社です。(右奥は蕎麦粒山)

そして、木が邪魔をしていますが、富士山を見ることができます。

一旦下り、やはり巻き道ではなく尾根道を辿れば蕎麦粒山の山頂です。



蕎麦粒山山頂

仙元峠同様に雰囲気のいい山頂ですが、木々のために展望は川苔山方面が開けているだけです。



蕎麦粒山山頂から川苔山

蕎麦粒山を境にして、山道の雰囲気が変わります。



明るく広い防火帯の中を行く道になります。



しかし、相変わらず新緑が綺麗です。



本当に気持ちよく歩けます。



光を通した新緑は輝くばかりです。

あまり山頂らしくありませんが日向沢ノ峰の南峰に到着です。

一部木が邪魔をしますが、ここでは展望が開けます。

今まで木々の間からは確認できていた富士山も、ここでようやくその姿を見ることができました。



日向沢ノ峰南峰からの眺め - 御前山・三頭山 / 富士山



日向沢ノ峰南峰からの眺め - 雲取山・芋ノ木ドッケ方面



日向沢ノ峰南峰からの眺め - 富士山を少しアップで

日向沢ノ峰からは踊平へ下ります。



振り返って見た三ツドッケと蕎麦粒山



そして、正面には川苔山



踊平に到着です。

ここは四辻になっていますが、真っ直ぐに川苔山に向かいます。(写真では右奥から手前に歩いてきました)



川苔山への道も新緑が綺麗です。



木々の間から見える山々を眺めながらの登りです。



まだ、かすかに見えていた富士山方面



石尾根 - 六石山~鷹巣山



そして、ここにきて山桜が目を楽しませてくれます。



新緑の川苔山が近づくに従い出会う人の数が増えてきました。

そして、到着した川苔山の山頂一帯では大勢の人が休んでいました。

川苔山も約30年ぶりで、これが三度目です。

山頂の様子も、山頂からの眺めも私の記憶とあまり違っていませんでした。



川苔山頂からの眺め - 石尾根~雲取山方面

一つ私の記憶と違っていたのは、山頂の東下にあった茶屋が見当たらないことでした。

下る時に確認したのですが、そこには小屋の残骸と思われる朽ちた丸太と錆びたトタンがありました。

茶屋は廃業したようです。

さて、川苔山山頂からは鳩ノ巣駅に下りるだけです。






最初は新緑の中の道でしたが、しばらくすると薄暗い植林の中の道となります。

もう少し明るい道だった記憶があるのですが、30年も経過すれば木も生長しますので、記憶通りのはずもありません。

最後、人家の裏手から急な坂を下って踏み切りを渡るのですが、ここは記憶通りでした。(家は改築されていると思いますが)

鳩ノ巣駅からの電車は予想外に空いていました。
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