- 榛名湖の畔から榛名富士 -
榛名山は基本的に様子がわかっているので、適当にコースを設定してのんびり歩こうと思って出かけました。
しかし、実際に歩いてみると思ったより時間がかかってしまいました。
家に帰ってから詳しく調べてみると、累積標高差が1000mちょっとありました。これはちょっと予想外でした。
そして、様子がわかっているつもりでいましたが、新たな発見もありました。自然は奥が深いです。
伊香保温泉街の石段の上にある伊香保神社の境内からつつじケ丘に向かいます。
ようやく芽吹いた伊香保森林公園の中を通って登って行きます。
オンマ谷が近づくと、正面に相馬山が姿を現します。
この付近の木々はまだ冬の姿です。
オンマ谷には下らずに、二ツ岳への道に入ります。
左手に相馬山を見ながらの登りです。
この日は寒気の影響で雲が流れてきて陽の光をしばしば遮り、山の表情が激しく変化します。
二ツ岳はその名が示すように、雄岳と雌岳からなります。
最近は雌岳はパスして、雄岳にしか上がりません。
雄岳からの眺め - 榛名富士方面
雄岳、榛名富士、浅間山は一直線上にあるので、榛名富士の背後に浅間山が見えていたのですが、写真ではハッキリしません。
雄岳からの眺め - 相馬山
雄岳からの眺め - 榛名の山々(クリックで拡大)
榛名山とは複式火山全体の名称で、榛名山という峰はありません。
鳥の囀りを聴きながら二ツ岳を下って行きます。
この付近ではしばしば野鳥観察の人に出会います。
結局、オンマ谷には足を踏み入れずにヤセオネ峠に向かいます。
相馬山もパスして、スルス峠に向かいます。
スルス峠付近から相馬山
スルス峠付近からスルス岩
そして、スルス峠からは沼ノ原へ ・・・。
沼ノ原では春の花を期待していたのですが、まだ何も見られませんでした。
沼ノ原から相馬山
沼ノ原からスルス岩
尚、スルス岩は見た目には上がれそうもありませんが、意外と簡単に上に立てます。
榛名富士を見ながら、その登り口に向かいます。
九十九折の道を登って行きます。
上部まで来ると榛名湖が見渡せます(葉が出た後はダメだと思います)。
榛名富士の山頂には浅間神社が鎮座します。そして、手前に写っているのが三角点です。
榛名山は今は観光の山というイメージが強いですが、かつては信仰の山でした。
榛名富士からの眺め - 二ツ岳(雄岳・雌岳)・水沢山と相馬山
榛名富士からの眺め - 相馬山
榛名富士からの眺め - 三ツ峰山
榛名富士からの眺め - スルス岩・松之沢峠付近
榛名富士からの眺め - スルス岩
同じ道を下って、後は榛名湖の畔を湖畔(地名)まで歩きます。
鬢櫛山・烏帽子ケ岳と ・・・
榛名富士を眺めながら ・・・。