- オンマ谷への道から相馬山 -
新緑の中を気持ちよく歩きたい、山頂では爽快な展望を得たい、そしてスミレにも出会いたい、という欲張った思いを持って出かけました。
欲張った思いはほぼ満たされましたが、少しだけ心残りが ・・・。
歩程 【 水沢観音~水沢山~オンマ谷~ヤセオネ峠~スルス峠~沼ノ原~榛名湖 】
水沢山の麓にある坂東札所十六番水沢寺 - 水沢観音から歩き始めます。
水沢は「観音さま」よりも「うどん」の方が有名かもしれません。
道は急ですが、新緑の中を気持ちよく登って行きます。
登るにつれて新緑の緑は次第に薄くなり ・・・
東の肩まで上がれば、石仏たちが姿を現します。
東の肩では北側を除いて展望が広がります。
東の肩からの眺め (クリックで拡大) - 子持山・赤城山
東の肩から山頂までは細い尾根の道となります。
木々の間から時折眺めが広がります。
南側の山麓の眺め
反対側には上越国境・上信国境の山々です。
着いた山頂は広くはありませんが、展望は素晴らしいです。
榛名山の峰々 - 相馬山、二ツ岳、・・・など
山頂からの眺め - 草津の山々・岩菅山周辺
山頂からの眺め - 小野子三山 / 谷川連峰
山頂からの眺め - 子持山 / 武尊山
山頂からの展望 (クリックで拡大)
南側には関東平野と関東山地も望めるのですが、元々逆光の上、この日は霞んでいました。
山頂から通信施設のある西の肩までは ・・・
東側と同じく細い尾根の道です。
通信施設の手前から滑りやすい道を下り ・・・
伊香保森林公園の中へと入っていきます。
タチツボスミレがあちこちに咲いていますが、綺麗な株が多いです。
桜が咲き、明るく開けた場所で昼食にしました。
他に誰もいませんでしたので、鳥の囀りと新緑を独り占めです。
正面に相馬山を見ながら、オンマ谷に向かいます。
オンマ谷は爆裂火口跡で、大きな岩が累々としている場所もありますが ・・・
マユミの林が広がっている場所もあります。
オンマ谷からは、新緑の中をヤセオネ峠に登って行きます。
ヤセオネ峠からスルス峠に寄り道して、その後沼ノ原の散策です。
沼ノ原周辺は今が桜の季節でした。
沼ノ原から相馬山
沼ノ原からスルス岩
沼ノ原から榛名冨士
最後は榛名湖の周辺を散策して、歩き終わりです。
以下は、咲いていた花たちですが、今年はやはり咲き具合が遅いようです。
【 タチツボスミレ 】
見慣れたタチツボスミレですが、目を引くような綺麗な株が多かったです。
【 オトメスミレ 】
ここでもオトメスミレに出会いました。
【 アケボノスミレ 】
【 ヒナスミレ 】
二株だけまだ咲いていました。
【 サクラスミレ 】
少し残念だったのは、このサクラスミレがまだほとんど咲いていなかったことです。
【 エイザンスミレ 】
今回タチツボスミレに次いで多かったのがエイザンスミレでした。
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【 ミョウジンスミレ 】
付近に咲いていた数株のスミレ(マンジュリカ)は中心部が白くならずに、逆に色が濃くなっていました。
このようなスミレはミョウジンスミレ(通称)と呼ばれます。箱根の明神ケ岳で見つかったことによる名前だそうです。オトメスミレと同じ名前のつけかたです。
【 フモトスミレ 】
【 シロバナエンレイソウ 】
【 ヒゲネワチガイソウ 】