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水沢山~榛名湖

2010年05月11日 | 山歩 - 北関東



- オンマ谷への道から相馬山 -

新緑の中を気持ちよく歩きたい、山頂では爽快な展望を得たい、そしてスミレにも出会いたい、という欲張った思いを持って出かけました。

欲張った思いはほぼ満たされましたが、少しだけ心残りが ・・・。

歩程 【 水沢観音~水沢山~オンマ谷~ヤセオネ峠~スルス峠~沼ノ原~榛名湖 】

水沢山の麓にある坂東札所十六番水沢寺 - 水沢観音から歩き始めます。

水沢は「観音さま」よりも「うどん」の方が有名かもしれません。



道は急ですが、新緑の中を気持ちよく登って行きます。

登るにつれて新緑の緑は次第に薄くなり ・・・



東の肩まで上がれば、石仏たちが姿を現します。



東の肩では北側を除いて展望が広がります。



東の肩からの眺め (クリックで拡大) - 子持山・赤城山

東の肩から山頂までは細い尾根の道となります。

木々の間から時折眺めが広がります。



南側の山麓の眺め



反対側には上越国境・上信国境の山々です。

着いた山頂は広くはありませんが、展望は素晴らしいです。



榛名山の峰々 - 相馬山、二ツ岳、・・・など



山頂からの眺め - 草津の山々・岩菅山周辺



山頂からの眺め - 小野子三山 / 谷川連峰



山頂からの眺め - 子持山 / 武尊山



山頂からの展望 (クリックで拡大)

南側には関東平野と関東山地も望めるのですが、元々逆光の上、この日は霞んでいました。

山頂から通信施設のある西の肩までは ・・・



東側と同じく細い尾根の道です。

通信施設の手前から滑りやすい道を下り ・・・



伊香保森林公園の中へと入っていきます。



タチツボスミレがあちこちに咲いていますが、綺麗な株が多いです。



桜が咲き、明るく開けた場所で昼食にしました。

他に誰もいませんでしたので、鳥の囀りと新緑を独り占めです。



正面に相馬山を見ながら、オンマ谷に向かいます。

オンマ谷は爆裂火口跡で、大きな岩が累々としている場所もありますが ・・・



マユミの林が広がっている場所もあります。



オンマ谷からは、新緑の中をヤセオネ峠に登って行きます。

ヤセオネ峠からスルス峠に寄り道して、その後沼ノ原の散策です。



沼ノ原周辺は今が桜の季節でした。



沼ノ原から相馬山



沼ノ原からスルス岩



沼ノ原から榛名冨士



最後は榛名湖の周辺を散策して、歩き終わりです。


以下は、咲いていた花たちですが、今年はやはり咲き具合が遅いようです。

【 タチツボスミレ 】

見慣れたタチツボスミレですが、目を引くような綺麗な株が多かったです。




【 オトメスミレ 】

ここでもオトメスミレに出会いました。




【 アケボノスミレ 】




【 ヒナスミレ 】

二株だけまだ咲いていました。




【 サクラスミレ 】

少し残念だったのは、このサクラスミレがまだほとんど咲いていなかったことです。




【 エイザンスミレ 】

今回タチツボスミレに次いで多かったのがエイザンスミレでした。










.





【 ミョウジンスミレ 】

付近に咲いていた数株のスミレ(マンジュリカ)は中心部が白くならずに、逆に色が濃くなっていました。

このようなスミレはミョウジンスミレ(通称)と呼ばれます。箱根の明神ケ岳で見つかったことによる名前だそうです。オトメスミレと同じ名前のつけかたです。







【 フモトスミレ 】




【 シロバナエンレイソウ 】




【 ヒゲネワチガイソウ 】



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大持山~武甲山

2010年05月08日 | 山歩 - 秩父



- 咲き始めたアカヤシオと武甲山 -

ここ数年連休の時に歩いている大持山・武甲山へ、今年も出かけました。

いつもの年ならこの時期アカヤシオが楽しめるのですが ・・・。

そして、連休を過ぎると秋になるまで秩父の里山へ出かけることはありません。

歩程 【 生川~妻坂峠~大持山~小持山~武甲山~浦山口駅 】

武甲山の登山口である生川の一ノ鳥居から妻坂峠に向かいます。



沢を離れると、新緑の中の道となります。

妻坂峠まで上がると、今春の湿った雪のためでしょうか、倒木が目立ちました。

妻坂峠からは大持山に向かいます。



バイケイソウが姿を現し、気持ちのいい道となります。



ここの登りはいつも新緑が綺麗なのですが ・・・



今年は進み具合が大分遅いです。

到着した大持山頂は、稜線の一番高い場所という感じです。



大持山からの眺め - 大平山方面

いつもの年なら大持山から小持山への稜線ではアカヤシオが見られるのですが ・・・



今年はようやく咲き始めた状態でした。



途中の岩頭からの眺め



小持山手前の岩頭から振り返って見た大持山方面の眺め



同じ場所から武甲山

着いた小持山頂には数人の人が休んでいました。



前の写真とあまり変わりばえしませんが、小持山から眺めた武甲山



小持山からは、武甲山との鞍部であるシラジクボまで下りとなります。



下るにつれて武甲山が次第に高く見えるようになります。

シラジクボま下ると、そこから登りとなります。

武甲山は小持山より少し高いので、「下った分+ちょっと」を登り返すことになります。



道の左側はカラマツの新緑が綺麗でした。



しばらく登るとカラマツの下にバイケイソウが広がります。

武甲山の山頂部に到着ですが、思ったより人が少なかったです。



山頂部の展望台からの眺め



人気の羊山の芝桜をアップで撮ってみました。

通路に人が溢れているのがわかります。

武甲山からは秩父鉄道の浦山口駅に向かいます。

長者屋敷尾根からのジグザグ道を下り ・・・

.

橋立川のほとりで少し涼みます。

暑い日でしたので涼しい水辺は気持ちいいです。



新緑を見ながら橋立川沿いに少し下ると林道に出ます。






後は、新緑の林道を辿るだけです。



【 咲いていた花たち 】



ミツバコンロンソウ



マルバコンロンソウ



トウゴクサバノオ






ニリンソウ

花弁に淡い紅紫の斑の入った花が目につきました。



タチツボスミレ



フモトスミレ



シロバナナガバノスミレサイシン

紫色のナガバノスミレサイシンも数株咲いていましたが、皆萎れていました。

やはり、ここでも白花が多かったです。



エイザンスミレ






マルバスミレ



カタクリ - ポツリ、ポツリと咲いていましたが、標高1000m以上では新鮮でちょうど見頃でした。



ハシリドコロ
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蓑山

2010年05月06日 | 山歩 - 秩父



- ヤマツツジ -

この日、朝食を食べた後のんびりしていたのですが、あまりにも天気がいいので、連休の混雑を覚悟で急遽出かけることにしました。

場所は蓑山です。ヤマツツジにはまだ早いかもしれませんが、里桜が咲いているはずですから ・・・。

秩父鉄道が一年で一番混雑するのは夜祭の時ですが、次が羊山の芝桜の期間です。

駅員の表現を借りれば、「一年で一番の稼ぎ時」というわけです。

しかし、この日は意外にも混雑というほどではありませんでした。

その電車を和銅黒谷駅で降りて歩き始めます。時刻は11時を少し過ぎています。家を出たのが遅いですから ・・・。



青空の下、新緑の中を登って行きます。



一箇所だけ展望の開ける場所があり、両神山などが望めます。

ここも前面の藪が大分成長してきたので、いずれ眺めが悪くなってしまうと思います。



山頂部まで登ってくると、桜が迎えてくれます。



山頂から武甲山と奥秩父の山々



山頂からの展望 (クリックで拡大) - 武甲山~奥秩父の山々~両神山~城峯山



ソメイヨシノはとっくに終わっていますが、里桜は見頃でした。









右側は大きな枝垂れ桜です。種類はわかりません。(木札があったかもしれませんが ・・・)



里桜や展望台付近は賑やかですが、静かな場所もあります。

そんな場所でお昼を食べて、山頂部を少し散策します。



新緑の中、スミレ探索です。

蓑山には縦横に道がついていますが、メインのコース以外に道標はありません。また、一部荒れている場所もあります。

時期が少し遅いですから、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、アカネスミレ、アケボノスミレしか見つかりませんでした。

しかも、アケボノスミレの多くは萎れかけていました。

【 アカネスミレ 】







【 アケボノスミレ 】







スミレ以外では ・・・



フデリンドウ



キジムシロ



ミツバツチグリ



ジュウニヒトエ



イカリソウ



ニリンソウ

蓑山の山頂部では、里桜についでヤマツツジが咲きますので、そちらの様子も見に行きます。



ヤマツツジは咲き始めの状態でした。



満開になると斜面が赤くなるはずですが、今の時期は新緑とあいまって、これはこれで綺麗だと思います。






下から眺めたヤマツツジの咲く斜面



下りは新緑の中を親鼻駅に向かいます。



まだ気持ちよく歩けますが、直ぐに葉で覆われてしまうでしょう。



下ってきた新緑の山肌を眺めながら、駅に向かいます。
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スミレ - 秩父 その七

2010年05月05日 | 風香 - 山の花



- アケボノスミレ -

秩父のスミレの「その七」です。

この日は実に多くのスミレを見ることができました。

細かく分けると11種類で、花の数はもちろん数えられません。

まずはスミレ以外から ・・・。



センボンヤリ



ヒトリシズカ



ジュウニヒトエ


ここからスミレです。

【 マルバスミレ 】














【 タチツボスミレ 】








【 オトメスミレ 】

最近よくこのオトメスミレに出会います。





【 フモトスミレ 】





























【 アケボノスミレ 】























【 ナガバノアケボノスミレ 】

現地でぱっと見た時は、白花のアケボノスミレだと思ったのですが、直ぐに葉が長めで、展開も早めなのに気がつきました。

結局、出した結論はナガバノアケボノスミレです。






薄っすらとピンク色が少し残っています。








【 アカネスミレ 】








【 エイザンスミレ 】








【 スミレ(マンジュリカ) 】





【 ツボスミレ 】








他にニオイタチツボスミレも咲いていました。
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雑草色々

2010年05月03日 | 風香 - 季節の花



丸墓山の桜も緑の葉が茂り、周辺のナノハナだけが目立ちます。

そして、公園のあちこちに雑草たちが花を咲かせています。






「雑草の花畑」 - タンポポ、オヘビイチゴ、ヘビイチゴ、オオジシバリ、カタバミ、カキドオシ、ムラサキサギゴケ、ツボスミレ、などが咲き群がっています。


【 タンポポ 】




【 ヘビイチゴ 】




【 オヘビイチゴ 】

名前に反して、ヘビイチゴの仲間ではなく、キジムシロの仲間です。









5枚の小葉が特長です。(茎の上部では1~3小葉もあります)


【 オオジシバリ 】







【 カタバミ 】







【 ムラサキサギゴケ 】




以下は、他の場所に咲く「雑草」たちです。

【 ミミナグサ 】

オランダミミナグサとの違いは ・・・

・・・ 茎が暗紫色になることが多い、花柄が長い、花を疎らに咲かせる。






白い花は綺麗です。




【 ツルニチニチソウ 】




【 ハルジオン 】


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