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秩父 早春の花歩き

2008年03月17日 | 散歩 - 秩父



- フクジュソウ / アズマイチゲ / セツブンソウ / ザゼンソウ -

早春の花を一日で観て回りました。最初の写真に掲げたように、フクジュソウ、アズマイチゲ、セツブンソウ、ザゼンソウです。

行程 【 武州中川駅~国見の広場~憩いの広場~寺沢(山翠荘)~弟富士山~武州日野駅 】

秩父鉄道の武州中川駅から歩き始めます。



まず、若御子神社に向かい、そこから遊歩道に入ります。



若御子神社から少し登ると直ぐにフクジュソウが現れました。



数は少ないですが、綺麗な花を咲かせていました。

最初は植林の中を行きますが、途中から自然林の中の道になります。遊歩道として過剰な程整備されています。

着いた国見の広場は名の通り展望が開けますが、誰もいませんでした。



国見の広場から熊倉山方面の眺め



国見の広場から武甲山

国見の広場から少し下ると若御子峠です。ここから若御子山への道がありますが、今日は若御子山は寄りません。

尚、若御子山への道は途中から岩場のある急な道になり、踏み跡もハッキリしません。その上若御子山頂は平凡で展望もありません。

若御子峠から少し下ると憩いの広場です。



ここはフクジュソウも咲き、両神山も望める、明るく開けた場所です。



ここも誰もいませんでした。



ここで少しのんびりしました。

憩いの広場からは一旦里まで下りて、日野の寺沢に向かいます。

途中の指導標に「陽野」という文字がありました。昔は「日野」ではなく「陽野」と表記されていたのではないでしょうか。



寺沢へ向かう里道 - 今は自動車道路ができて歩く人も少なくなった昔の道だと思います。



寺沢の奥に山翠荘という宿があり、そこの敷地内にザゼンソウが自生しています。(入園料=300円)



今年は開花がたいへん遅かったそうで、花の数も少ないです。

その為でしょうか、最初は誰もいなくて独りで観て回っていました。しばらくして、数人の人がやって来る程度でした。



花も例年よりだいぶ小さめです。

ザゼンソウは決して可愛いという感じの花ではありませんが、今年のこの小ささが意外にも可愛らしさを感じさせてくれました。

次に向かうのは弟富士山です。富士山と名がついていますが、小さな里山です。



そして、山頂に鎮座するのは当然浅間神社です。

要するに、本物の富士山に登拝する代わりの山ということだと思います。



山頂から北に少し下った所に虚空蔵尊が祀られている大きな岩があります。

頭に乗っかった岩が今にも落ちそうな感じです。道はこの真下を通っています。



大岩からの眺め - 右奥に武甲山

弟富士山の北西斜面から麓にかけてはカタクリが群生しています。もちろん、未だ花は咲いていません。

麓まで下りて、山裾に沿って進んでいくと、数は多くありませんが、アズマイチゲとセツブンソウを見ることができます。



アズマイチゲ - まだまだ花の数は少なかったです。



セツブンソウ



最後は秩父鉄道の踏み切りを渡って、武州日野駅に到着です。

山を歩いたというより里を歩いたという印象の方が強いですが、歩行距離10kmちょっと、おおよその累積標高差は登り620m、下り610mほどになります。
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春来たり

2008年03月15日 | 風香 - 季節の風景



- 移築民家の庭のナノハナ -

寒かった冬も終わり、ようやく春がやってきたようです。

さきたま古墳公園でも梅が咲いていました。また、オオイヌノフグリなどの野草の花も咲いてきています。

さきたま古墳公園の近くに成就院というお寺があります。ここには小さいですが三重塔があります。埼玉県にある三つの三重塔の一つです。他は、安楽寺(吉見町)と西福寺(川口市)にあります。



さきたま古墳公園 丸墓山古墳



さきたま古墳公園 奥に稲荷山古墳



さきたま古墳公園 丸墓山近くの沼の辺



さきたま古墳公園 移築民家の庭の梅



さきたま古墳公園 中の山古墳付近の梅



さきたま古墳公園 鉄砲山古墳付近の梅



ハコベ

コハコベなのか、ミドリハコベなのかはわかりません。それは、資料によって互いの特徴が逆になっている場合があるからです。「ミドリハコベを(コ)ハコベとした図鑑もあります」などという注意書きのある資料もあります。

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他にホトケノザとオオイヌノフグリがたくさん咲き出していました。

オオイヌノフグリが群生して咲いているのを見ると、春が来たという気持ちになります。何処にでも咲くありふれた花ですが、色合いのいい綺麗な花だと思います。



成就院 三重塔 - 高さは11mちょっとです。



早咲きの桜と三重塔

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分山沼

2008年03月13日 | 風香 - 季節の風景
武蔵丘陵森林公園内にある分山沼です。

この分山沼を横切るように野草コースが設定されていますが、まだ花の姿はわずかしか見られませんでした。












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深高山~石尊山

2008年03月10日 | 山歩 - 北関東



- 深高山頂から行道山・大岩山方面 -

3月に入り普通なら春を告げる花々の開花の便りが届く頃なのですが、今年は寒さの影響なのでしょうか、花の開花が遅れているようです。幾つか花を見に行く計画もあったのですが、開花の情報がないので見送ることにしました。

しかし、この時期天気がいいとやはり外を歩きたくなります。どこにしようかと迷ったあげく、久しぶりに足利の深高山・石尊山に出かけることにしました。

コース 【 岩切~猪子峠~深高山~石尊山~石尊不動尊~鶏足寺~JR小俣駅 】

東武足利市駅から小俣行きの足利市営バス「やまなみ号」に乗り、それを終点で下ります。ここから歩くわけですが、ここは仙人ケ岳への(生不動尊経由の)登山口でもあります。

まずは、猪子峠に向かいます。猪子峠は四辻になっていて、右が深高山で、左は(犬返し経由)仙人ケ岳です。



最初は植林の中の道ですが、やがて自然林に変わります。

深高山までは一部急な坂や岩場があります。



深高山頂 - 山頂には数人のグループがいるだけでした。

山頂からは南側に展望が広がります。最初の写真がそれです。



深高山から石尊山へは、明るい気持ちのいい尾根道を行きます。



小さな登り・下りが幾つかありますが苦になりません。



葉の落ちた明るい時期にしか歩いたことがありませんが、葉が出てしまうと少し鬱陶しいかもしれません。



途中木々の間から頭を出した男体山を見ることができます。

石尊山頂は何の特徴もなく、標識がなければ知らずに通り過ぎてしまうような所です。展望もありません。



見晴台 - ここは明るい広場になっています。誰もいませんでした。

休息するなら石尊山頂よりも見晴台の方がいいです。三角点を無視して、ここを石尊山の山頂というべきだと思います。



見晴台のすぐ下に石尊神社奥宮があります。

奥宮の前は断崖になっており、その先は採石場になっています。



奥宮にかかっているのは - 右は天狗ですが、左は河童でしょうか?



奥宮近くの岩の上からの眺め (クリックで拡大)



その直ぐ下からの赤城山



奥宮からはしばらく松の生えた岩の道となります。



最後は植林の中の道となり、



石尊不動尊に下り立ちます。

石尊不動尊の下には市営バスの停留所(石尊下)があるのですが、時間が全く合いません。足利市営バス利用の場合は、足利市のサイトでその時刻を確認しておいた方がいいです。

バスを待っている気はもちろんありません。鶏足寺に寄り道をして、JR小俣駅まで歩いてしまいます。



やはり、里は春です。道端に梅が綺麗です。



お地蔵様 - なんとなくほっとする風景です。



途中寄り道をした鶏足寺の参道 - 鶏足寺は千二百年ほど前に開山された古い寺です。

最後はJR小俣駅に到着です。



小俣駅の跨線橋から眺めた赤城山

小俣からJRを乗り継いで帰ると遠回りになるので、足利で東武線に乗り換えます。

JR足利駅と東武足利市駅は、渡良瀬川をはさんで1km以上離れています。

電車の時刻に合わせるために、鑁阿寺に寄っていきます。梅が咲いているはずです。



鑁阿寺 多宝塔 - やはり梅が咲いていました。

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椿 - 武蔵丘陵森林公園

2008年03月07日 | 風香 - 季節の花



- 舞 -

二週間ぶりに武蔵丘陵森林公園を訪れたわけですけれど、その目的は梅ではなく椿でした。季節も進み、花開いている花も増えただろうと思ったからです。

かなりの種類の椿が咲いていました。撮影した椿は五十種類近くありました。その内の幾つかをここでは紹介します。尚、椿の種類は、木の傍にあった 説明板 に従っています。

椿の図鑑も購入したのですが、その種類の多さ(多くの園芸種があるため)に驚いています。しかも、今回撮影した椿のかなりのものが、図鑑に掲載されていません。また、図鑑で見る限り「どこが違うのよ」という感じのものもあり、識別はたいへんだという感じです。それにスミレのように比較的容易にあちこちで見られるわけではありません。早くも挫折しそうですが、細かい部分は諦めて、まずは基本の花の姿を憶えていこうと思います。




谷風



縞千鳥



菊月



姫侘助



源氏唐子



東京初笑



白八朔



絞笑顔



天ケ下



紅妙蓮寺



紅観音



紅卜伴

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