- 武甲山 -
暖かな秋で紅葉も遅れていると思っていたら、急に寒い冬になってしまいました。これで平地の紅葉も一気に進むのでしょうか。
紅葉が平地に下りてくると、秩父の里山歩きの季節到来です。葉が落ちてから春のツツジの時期までが秩父の里山歩きに最適な季節だと思います。
今回は幾つかの目的をもって出かけました。足が少し鈍ってきたので軽く歩くこと、札所の紅葉を何箇所か見ること、愛用の味噌を購入すること、が目的です。
西武鉄道の芦ヶ久保駅から歩き始めます。駅前に道の駅もあるのですが、今日はさすがに混雑しています。
高度を次第に上げていくと、背後に武甲山が姿を現します。
山道に入るとしばらく薄暗い植林地の中を進みます。
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木漏れ日が黄葉に当たり、葉自身が光を放っているようで、たいへん綺麗でした。
植林地を抜けると、両神山・二子山を見渡すことができました。
この後は防火帯の中を真っ直ぐ登る道になりました。
山頂に到着です。周辺には木が生えていますが、実に立派な展望台があります。
この展望台からの眺めは素晴らしいです。
日光・上信越の山々、西上州から秩父・奥秩父の山々、そして奥多摩・丹沢の山々を見渡せます。そして、頭を出した八ヶ岳も見えます。
山頂から武甲山の眺め。後ろは奥秩父の山々。
山頂から両神山・二子山方面の眺め。
両神山の左には八ヶ岳も頭を見せます。
丸山から秩父方面へ下るには三つのコースがあります。札所二番へ下るコース、札所四番へ下るコース、日向山経由で札所六番に下るコースがあります。
今回は札所四番金昌寺へ下ります。
落葉の道を進んで行きます。
聞こえるのは風の音と落葉を踏みしめるカサコソという音だけです。
道は続くよ・・・
どこまでも・・・
誰もいない・・・
落葉の道が・・・
まだまだ続くよ・・・
一体どこまで・・・
・・・札所四番 金昌寺まで。
最後は秩父札所四番の金昌寺の裏手に下り立ちます。金昌寺は多くの石仏がありますが、紅葉はあまり目立ちませんでした。金昌寺からは、モミジの綺麗な札所一番四萬部寺(しまぶじ)に向かいました。