- 山頂直下から焼山 -
神奈川に住む友人と出かけたのは石砂山です。
ギフチョウで有名ですが、もちろん今は季節が違います。
雑木林の紅葉 - これが思いがけず見応えがありました。
篠原から歩き始めます。
橋を渡り、沢沿いに進むと左に登山口が現れます。
小さな橋を渡り、そこから山道に入ります。
最初は植林の中の道ですが、次第に広葉樹の雑木林に変わっていきます。
予報に反して雲が広がる天気ですが、これはこれでよかったのではと思いました。
紅葉に艶やかさを求めるのであれば、晴れた方が見ばえがします。
曇り空ではコントラストが弱くなり、少しくすんだ色合いになります。
油絵的な紅葉ではなく、水彩画や日本画的な落ち着いた雰囲気の紅葉といえると思います。
これはこれで悪くないです。
観る紅葉ではなく、味わう紅葉とでもいったらいいのでしょうか。
少し霧でも流れてくれたらもっといいのでしょうが、そう上手くはいきません。
山頂が近くなって道が急になるとそれに比例するように紅葉の魅力も増しました。
のんびり紅葉を楽しみながら登ってきたのに、1時間もかからずに山頂です。
木々のために展望がいいとは言い難いですが、南側が少し開けます。
山頂から焼山
木々の間から石老山
山頂の落葉
下りは菅井に向かいます。
こちら側も同じような状況の紅葉です。
鞍部から巻くようにして尾根に乗ると薄暗い植林の中の道となります。
しかし、それも長くは続かず再び雑木の道となりますが、それも長く続きません。
それを何回か繰り返してゆきます。
振り返って見た石砂山(右の峰)
そして、あっけなく菅井側の登り口に下り立ちました。
舗装された道を進みます。
紅葉が綺麗で ・・・
焼山も見えて ・・・
そして、このようなものもありました。
菅井からは本数の少ないバスを乗り継いで、藤野駅に戻りました。