- マキノスミレ -
シハイスミレの雰囲気の株もありましたが、全てマキノスミレとしておきました。
「しておきました」というのは、マキノスミレと決め付けたのではありません。
どちらともいえないようなものも「ここではマキノスミレとして扱いました」という意味です。
基本は目の前にある自然なのですが、しばしば観念が先走りし、自然をその観念に無理やり当てはめようとしがちです。
ヒカゲスミレの葉の半分がこげ茶色のものはタカオスミレなのか?
少しだけ色のついたものを白花と言っていいのか?
まず、どちらともいえないものが普通に存在するという認識が大切なのだろうと思います。
それを第三者との関係でどちらかに識別する必要がある場合、どちらに扱ってもかまわないと思います。
自然にはどちらかしか存在しないと考え、無理やり境界を設定しようとするのは所詮無理な話だと思います。
【 フモトスミレ 】
【 エイザンスミレ 】
【 ナガバノスミレサイシン 】
【 マキノスミレ 】