- 女体山から男体山 -
これも先週のことなのですが ・・・ 筑波山に出かけました。
筑波山は晴れた冬の日には家の近くからもその姿を確認できるのですが、歩いたのは初めてです。
直線距離ではさほど遠いというわけではないのですが、交通の便がよくありません。
東京には山はありませんが、首都圏の様々な山に行く場合実に交通の便がいいです。
鉄道も高速道路も東京を中心に放射状に延びているからです。
逆にその中心から外れた場所から同じく外れた場所に移動する場合、実に不便になることがあります。
最悪一度東京に出てから目的地に向かうという「V字」の行程になることがあります。
三角形の二辺の和は他の一辺より長いというのを実感することになります。
筑波山はそんな位置関係にあります。
歩程 【 筑波山神社~御幸ケ原~男体山~女体山~つつじケ丘~筑波山神社 】
初めて乗ったつくばEXの終点つくば駅から筑波山行きのシャトルバスに乗ります。
そのバスを筑波山神社で降りて、(バス停は少し離れているので)まずは神社に向かいます。
そして、境内の左側から山道に入ります。
神社から一時間ほどで御幸ケ原に出ました。
ケーブルの山上駅や茶店が並んでいます。
静かな山道を登ってきたので少々場違いな雰囲気です。
休まずにまず男体山に向かいます。
男体山山頂
薄雲が広がり眺めは残念な状態です。
男体山山頂から女体山
御幸ケ原に戻り、一休みです。
続いて女体山に向かいます。
雰囲気のある石像が並んでいました。
「ガマ石」
この後も登場しますが、「○○石」と名づけられた岩が幾つかあります。
その名前に「納得!」という場合と「んっ?」という場合がありますが、これは「納得!」。
女体山山頂
こちらの方が男体山より少し高く、三角点もこちらにあります。
展望もこちらの方がいいです。
女体山山頂から男体山
女体山山頂からつつじケ丘方面の眺め
女体山山頂から加波山・足尾山方面の眺め
薄雲が広がり展望はいまいちでしたが、あきらめてつつじケ丘に向かいます。
ここからしばらく「○○○」と名づけられた大岩が続いて現れます。
大仏岩
北斗岩
山頂部にはブナも生えていて、実に雰囲気のいい場所があります。
筑波山は観光地ではありますが、自然が十分に残されていると思いました。
裏面大黒
出船入船
陰陽石
母の胎内くぐり
高天原
弁慶七戻り
弁慶七戻り - 反対側から
確かによく落ちてこないという状態です。
筑波山神社へ真っ直ぐ下る道を見送って、つつじケ丘に向かいます。
つつじケ丘に着きましたが、観光地の賑やかさなので、そのまま筑波山神社への道に入ります。
しかし、この道は残念にも面白くありません。
最後は走るように下って、筑波山神社に戻ってきました。
思ったよりは簡単にアプローチできることはわかりましたが、それはつくばEXと直通のシャトルバスのおかげです。
昔のようJRをV字に乗り継いで、土浦駅から乗合いバスで行ったとしたら、もっと時間がかかったと思います。