goo

甲斐駒ケ岳 (2)

2010年08月18日 | 山歩 - 甲信越
甲斐駒ケ岳 (1) からの続き




最初からスカッと晴れているのとは違い、このように急にガスが晴れて視界が広がるというのは、また別の感動があります。



摩利支天は見えますが、その先は雲で ・・・。

雲は一時的に晴れましたが、いつまでも山頂に留まってはいられません。

ここから駒津峰まで戻ります。



山頂から少し下った黒戸尾根の分岐から青空の下の駒ケ岳



分岐の少し先のちょっとした峰には石碑や祠が祀られています。



その石碑のある場所からの駒ケ岳






登りではガスの中でしたが、今度は明るい陽射しの中を気持ちよく下って行きます。






振り返って見上げると、白い花崗岩と青空が綺麗です。



途中で気がついたのですが、花崗岩に真っ直ぐに線を引いたように他の岩石が混じっていました。



それが交叉している場所もありました。

この方面の知識のない私には何なのかはわかりませんですが、興味深い現象です。



これから戻る駒津峰の左奥には仙丈ケ岳が望めます。

山頂からここまでの間の花たちです。



タカネツメクサ

.

タカネツメクサ / タカネヒゴタイ



タカネヒゴタイ



岩陰に咲いていたハクサンイチゲ



オンタデ



ミヤマゼンコ



ミヤマミミナグサ (葉はほとんど見えていません)



駒津峰と六方石 - 左奥は仙丈ケ岳

潅木帯になると咲いている花の種類が変わります。

.

クチバシシオガマ・ウサギギク / ミヤマホツツジ

.

ミヤマアキノキリンソウ / タカネヒゴタイ

駒津峰まで戻ってきました。

駒津峰には雲がかかっていませんでしたが、周りの山は雲のためにスッキリとした姿を見ることはできません。



鳳凰三山・早川尾根方面



駒ケ岳・摩利支天



山頂の隅に咲いていたタカネコウリンカ

下りは、ここから双児山経由で北沢峠に戻ります。

道は山頂から少し北西の尾根を辿り、左に曲がって双児山に向かいます。

その短い尾根道からは鋸岳や駒ケ岳がスッキリと見えていました。



鋸岳



駒ケ岳



駒ケ岳

やがて、樹林の中の道となり展望はなくなります。



それでも、時折北岳方面が望まれます。



そして、足下にはゴゼンタチバナが ・・・。

少し登り返すと双児山です。



双児山から駒津峰



双児山からは、北沢峠を目指して下るだけです。

途中、セリバシオガマが咲いていましたが撮影は失敗していました。


北沢峠から駒ケ岳山頂までの登りが休憩を含んで3時間20分、同じく下りが3時間ちょっとでした。

帰りに駒津峰でのんびりしたこともあり、今回も下りに時間がかかっています。
goo | コメント ( 0 )