- 福徳寺 阿弥陀堂 -
小粒な山歩きはまだまだ続きます。今回は日和田山・物見山・ユガテと歩きました。
仕事が忙しいので気分転換に何処かへ軽く行きたいという友人と一緒に歩きました。日和田山を選んだのは、互いの家からほぼ等距離にあるというのが選択の理由です。
また、私個人としてはもう一度福徳寺に行きたいという気持ちがありました。もちろん、目的は阿弥陀堂です。
歩程 【 高麗駅~日和田山~物見山~北向地蔵~ユガテ~福徳寺~東吾野駅 】
方向は互いに逆になるのですが、友人とはJR八高線の東飯能駅で待ち合わせました。ここで西武秩父線に乗り換えて、隣の高麗駅で降りて、歩き始めます。
巾着田には寄らずに、日和田山に向かいます。
公園風に整備された所から山道に入ります。
直ぐに男坂と女坂に分かれますが、二人共「男の子」ですので、男坂を行きます。
しばらく行くと岩場が現れますが、これを登ると展望が開けます。
直ぐ上には金刀比羅神社があり、この日大きく展望が開けたのはここだけといっていいかもしれません。
岩場の上から眺めた巾着田 - 友人は野球場かと思ったと言っていました。
岩場の上からの眺め (クリックで拡大)
富士山をアップで撮影してみました。白い頭を出している姿をなんとか確認できると思いますが・・・。
さらに登って行くと、あっけなく日和田山頂に着いてしまいました。
日和田山頂
東側が望めるだけで、展望はよくありません。
ここから筑波山が望めるはずなのですが、この日はダメでした。「ある証拠の写真」を撮りたかったのですが、残念でした。
日和田山から高指山に向かいましたが、山頂部に通信施設があり、中には入れませんでした。
ここから少し自動車道路を歩きますが、道端には蝋梅が咲いていました。奥は奥多摩の山々です。
再び山道に入ると直ぐに物見山です。
物見山の三角点は少し奥にありますが、山頂部はちょっぴり雰囲気のいい所です。
物見山からは北向地蔵に向かいます。
北向地蔵
北向地蔵の由来
野州岩舟地蔵尊とは、栃木県岩舟町にある高勝寺のことです。
実際にお地蔵様の向いている方角は確認しませんでしたが、岩舟地蔵尊はこの場所からは北東の方角にあたります。
参考:岩舟山高勝寺に関する記事 → 太平山~馬不入山
北向地蔵からはユガテにやってきました。
ユガテの片隅に蝋梅が綺麗に咲いていました。
ユガテからは新しい道標に従い、古道飛脚道なるものを辿ることにしました。
古道飛脚道は普通の山道でしたが、直接福徳寺の裏に下りられるのがいいです。
福徳寺の阿弥陀堂は均整のとれた美しい堂です。
鎌倉時代に建立されたもので、重要文化財の指定を受けています。
福徳寺 阿弥陀堂
福徳寺 阿弥陀堂
福徳寺から東吾野駅は直ぐで、そこで歩き終わりです。
普段はあまり山歩きをしない友人も、「今日は楽だった」と言っていました。