- 半僧坊にて -
久しぶりに鎌倉の散策です。今回は六国見山を組み入れました。
時期的にさほど混雑しないだろうと予想していたのですが、場所によってはそうでもありませんでした。
今回は大船駅から歩き始めました。前夜頭に入れた地図の記憶に従って進みます。
まず、やってきたのが北条泰時創建の常楽寺です。
境内は小鳥たちが飛び交うだけでひっそりとしていました。
再び、記憶の地図を頼りに六国見山に向かいます。突き当たったT字路を左にとって、トンネルの手前の細道に入ります。
そうすると、こんな切通しの道になります。
一旦住宅街に出ますが、そこからは「勘」で六国見山への入り口を見つけました。
後はこんな道を辿るだけです。
山頂には直ぐに到着です。
山頂から富士山
鎌倉の街の先に、逆光に輝く相模湾も見ることができます。
「六国見山」という名前は、前に記事にしました「関八州見晴台」と同じ意味でつけられているようです。伊豆、相模、武蔵、安房、上総、下総の六つの国が見えるということなのですが、富士山が見えていますので駿河も見えています。もっとも昔の人達と現代の我々の「地理感覚」というのは大きく違っているはずですから、駿河も見えるのにといっても意味のないことかもしれません。
ここへは前に北鎌倉駅から登ったことがありますので、これから先の様子はよく知っています。
明月院の前を通って、建長寺に向かいます。
建長寺
前に見逃していた方丈の庭園に期待していたのですが、ちょっと期待外れという感じでした。
奥の半僧坊に寄りました。
半僧坊には天狗(最初の写真)や烏天狗の像が幾つかあります。
半僧坊の一角からも富士山が望めます。
建長寺までは予定が決まっていたのですが、その後は未定でした。どうしようかと考えて、長谷寺まで大きく移動することにしました。
長谷寺
長谷寺からは近くの光則寺へ寄りました。
光則寺門前では蝋梅が香を漂わせていました。
そして、最後が御霊神社です。